TT3さんの映画レビュー・感想・評価

TT3

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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.0

飛行機視聴。
続編のいやらしさを前半で感じ、うつらうつら観てたが、後半のご当地対決あたりから面白くなり、tower決戦辺りでは爆笑してた。
関西事情の理解次第で、面白さは変わるかな。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.8

欧州に向かう飛行機内で鑑賞。
わかってながら、人前で号泣(笑)
この手の話は、どういう脚本でも泣いてしまう。主役の2人がとてもよかった。

ソラリス(2002年製作の映画)

3.5

タルコフスキー観たのが、ビデオで何十年も前。朧げながら探したアマプラで観たらリメイク版だった。

メタバース世界の参考になるかなと思ってみたが、少し方向が違ってた。

(1954年製作の映画)

3.5

AIでは作れないだろうなぁ、この主人公。

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.0

途中までprimeオリジナルドラマかと思っていたぐらい、カットがチープ。なんとなく犯人が序盤から想像できるようなキャスティングと演技だけど、確信に至らないのと、間接的な人間模様もあって、ストーリーはそ>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.8

この構造で600mは無い。
と思ったら、あるっぽい(驚)

ある男(2022年製作の映画)

3.1

若い時に読んだ三浦綾子の『氷点』を思い出した。殺人犯の子として生まれた自体が罪である(『原罪』と言ってたと思う)というテーマの小説だったかな。

加えてこの映画は、『名前』というペルソナサインで成り立
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.5

小学校の頃、TVのロードショーで何回か観て、オーケストラのシーンがずっと気になってた。マーラーでもブルックナーでもなくて何だろと、何十年もわからなかったが、今じゃ簡単にネットで調べる事ができて、クラシ>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

後を引く素晴らしさ。とても満足した。生まれる前から今まで最も有名な邦画と知ってながら、今まで観なかったが、全く興味が湧かなかったから仕方ない。遅ればせながら観て良かった。

3時間越えなんてなんのその
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パラドクス(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャンルとしては好みではないが、引き込まれた。それでも意味がわからないので、巻き戻して観て何となく勝手に解釈してみる。

以下ネタバレ

教師?→ロベルト→ダニエル→オリバー→エスカレーター婆さんへ繋
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雨月物語(1953年製作の映画)

3.9

素晴らしい。いくら名作でも古臭いだろうと期待せず観たが、引き込まれた。
妖艶な映像。白黒時代ならではの表現センスが凄い。京マチコのなんとも言えない怖さ。今の日本人には作れない和の魂を感じました。

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.7

どうせしょうもない映画だろうなと観てたら、いやあ、エロかった。エロとは禁欲を犯す事、理想と現実と欲望の葛藤を精神で解放することなんだなぁと改めて実感。だからウブで真面目な青春時代の興奮体験はいつまで経>>続きを読む

ソワレ(2020年製作の映画)

3.5

心に残るドラマ。途中辛いが何となく観入ってエンディングで救われた。エンドロールの音楽も何故かしんみり聴き通してしまった。

 過去を背負った独りと独りの逃避行。若さや未熟は極限に追い込まれた必死の行動
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

いつを思い出してるのか、よくわからなかった。伊藤沙莉がとても良い!

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

しんどい映画。
倍賞千恵子がいい。
しんどいとしか言えない。

弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.6

『漫画じゃないんだから』なんて言葉が昔からあるけど、漫画のような奇跡で泣けた。アニメや、不祥事俳優で観るのを拒むのも、勿体ない。

誰にも陰キャラ要素はあると思う。それに打ち勝ってきた大人が笑う事じゃ
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峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

2.5

若い頃、司馬遼太郎を読んで感動して泣いた記憶があり、楽しみにして観たが、何の感動もなかった。
あまりにも昔に読んだので期待しすぎだったのか、脚本がダメなのかわからない。

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

今まで見た全ての映画の中で、最も嫌いな映画。胸糞悪くて声も出ない。最後の最後まで期待させた事と役者の演技だけが評価。裏切られて終わり。金払ってたら詐欺で訴えるレベル。

一言で言うと、人間が描けていな
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肉弾(1968年製作の映画)

3.8

『大誘拐』から岡本喜八、北林八栄で鑑賞。この時代からお婆さんの北林さん。笠智衆さんも常にお爺さん。

反戦映画なんだけど、昨今の揚げ足取りだけのヒステリックな反戦や大衆反戦と違い、人の本能や人間の幸福
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

難しい入りだけど、頑張って観た。歴史的背景を調べながら観たので、たまに一時停止とかして邪道な鑑賞だったけど、満足しきった。皆さんのレビューの通り凄い世界だった。

喜びや悲しみや哀れみで泣く事は多いが
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.2

ちょっとチープな始まり方だったので流し見してたが、後半から面白くなった。色々なレビューがあるし、深く考えれば解釈色々あるんだろうけど、個人的にはモヤモヤ感じなくて、スカッとした。
利権や差別が根底にあ
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アオラレ(2020年製作の映画)

1.5

個人的に最初から最後まで胸糞悪いだけの作品だった。スマホのパスワードは安易なものじゃダメだな。。。

さがす(2022年製作の映画)

4.0

見終わったあとの余韻が凄い。久々によく出来た映画に出会った。序盤タラタラしているが、途中からヤバい。

人間心理のダイバシティ。凹にうまく凸が入りルービックキューブが息もつかせず完成してゆく。シーンや
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KIMI サイバー・トラップ(2022年製作の映画)

2.5

飛行機の中で鑑賞。暇つぶしになった。コロナ、アレクサ(KIMI)、ネット犯罪、企業の裏など。
上質な火曜サスペンス。

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.5

戦争映画であり、ホロコースト映画であるが、少し違う。レビュー書く気が失せてしまった。とても悲しい映画。

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.3

くだらないのがツボにハマって、声を抑えるのが大変だった。世代ギャグが多いので万人受けはどうなのか。個人的には爆笑しっぱなし。

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.9

大日本帝国時代を『洗脳』と簡単に片付ける人達。ゴミは分別、無駄な電気は消しましょう、マスクはマナーなど、それは洗脳ではないのかな。

情報統制すらわからない時代。疑わず正しいと思い行動することを、違う
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.2

設定自体がアメリカ黒人の無意識のDNAに刺さるのかも。心の奥に何かの不安を抱えてて、時にこういう恐怖の想像をするのかもしれない。あくまで想像。面白かったけど、2回は観ない。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

鼻につく村上春樹作品は昔から嫌いでノルウェイの森以降一切見てなかったが、この映画はとても良かった。特に後半に向けて良くなる。

弱さを持つが決して表に出さない男の半生を綴る映画。景色の美しさ、淡々と一
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空白(2021年製作の映画)

3.8

人の話はちゃんと聞く事やデータに基づいて考えることが、どんだけ大切かを説いた映画かな。

アクシデントは起きるべくして起きる。真実を客観的に把握できない関係者は個人の感情を優先に行動する。煽り立てるマ
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

4.0

辛いが現実。紛争は報道などで知ってはいたが、これ程惨いジェノサイドがあったと全く知らなかった。若かった上、平和だったせいで関心を持たなかった自分がいる。

社会や人間の悪は理屈で説明できない。暴力から
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

設定とか純粋な恋とか、とても懐かしく感じたし、ほのぼの感に感謝。楽しく観れました。

『よいお年を』の東京の空はもっと澄んでます。春の霞のような映像に冷める。そういうディテールが勿体ないかな。

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