HISSANIKSさんの映画レビュー・感想・評価

HISSANIKS

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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.8

設定からしてゴリゴリのB級映画と思い込んでたら、まさかの最後ええ感じでまとまるんか〜い!伏線回収とかもするんか〜い!w という思いの外見応えありな熊ムービー(粉まみれ)。でも熊に背中見せて走って逃げち>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

アイアンクロー!懐かしい〜アントニオ猪木やジャイアント馬場の現役時代のライバル的存在だったのは、プロレス漫画で見た記憶アリw その息子たちの生きた人生を描く、まさに「呪縛」の物語。。まあ呪いというより>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

やや複雑ながらも3時間ダレることなく見せる監督の手腕は流石で、迫力の音響含め見応え十分な今作。役者陣も皆スゴい面々!でもやはり日本人として見る視点はどうしても拭えず、色々とモヤモヤするのは仕方がないか>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.0

ムキムキマッチョなクリロナ仕様のクリスチャン・ベイルの身体の仕上がり具合!個人的に名刺の見せ合いが、いやどれも大して変わらん!と職業柄つっこんでしまう面白ポイントw 素っ裸チェインソー追いかけ回しとい>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

北欧ランボーお爺大暴れ!オモレー不死身ー!所々の「なんでやねん」感も逆にいい味w タランティーノ風味もあったりで、いい意味で裏切られた感じでアマプラにマジ感謝。終わり方もサラッと小粋でかなり好み!!

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

アシスタントを見た流れでこちらも鑑賞。ハリウッドの大物プロデューサーによる性被害を暴く内容が、まさに今世間を賑わせている某大物お笑い芸人の件とダブる…程度の差はあれ同じようなことがあったであろうことは>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

雪山の殺人!ファーゴ!!とサスペンス系を期待して見ると、実はなかなかの法廷もので長さも含めてやや退屈タイムありw 壊れた家族のバランスをつなぎとめる、健気な子供&犬(名演!!)本当に悪いのは誰なのか?>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

4.0

この職場のじんわりとした"イヤな感じ"。思い出すなー、最初の職場。味方のいないあの場所で働く苦痛が思い出されて、ゾッとしながら鑑賞。憧れて入った職場の働き始めて気づく、こんなはずじゃ無かった感。例のプ>>続きを読む

ハント(2022年製作の映画)

4.0

見るまで全然知らんかった!イ・ジョンジェ、監督も脚本もしてんるんかーい!ファン・ジョンミン!イ・ソンミン!!黒金星チームの脇役具合!!!w マジかー、ということで緊張感ありまくりのスパイアクションを、>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

3時間ひたすら、中年男性が虐げられる姿を見届けるという謎の映画体験!一体何を見せられてるのか…ずーっと頭の中に浮かぶクエスチョンマークw アリ・アスターマジでやり過ぎ!ホアキン・フェニックスずっとビビ>>続きを読む

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.6

我らが兄貴、マ・ドンソクを愛でる為だけの映画!マ・ドンソクの太腕を堪能する為だけの映画!w 内容はまあありがちなやつです。MAD MAX、北斗の拳的な世界観。ゾンビぽいのも出てきます。既視感ありまくり>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

ヨルゴス先生!最高です!!

変態性とエロス(解放)と素晴らしすぎる美術(セット)と衣装、そして絶妙な意地悪さを最高レベルの娯楽作に仕上げるまさに天才の仕事!!!エマ・ストーンも圧巻!!!

根底にあ
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

ヤバそうな奴を演じさせたらNo.1でお馴染み、バリー・コーガン!今回も最高の仕事しております。もうこれ当て書きでしょレベルで見てたら、まさかの最初ティモシー・シャラメにオファーしてた情報が。。いやいや>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

不器用に生きる人々への優しい眼差し、戦争への怒りと悲しみ、そして何より映画への深すぎる愛が詰まりまくってる!アキ・カウリスマキの新作が見れる喜び!!色彩!犬!音楽!全部最高!!!(引退撤回、大歓迎w)

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.0

「いい事ばかりはありゃしない」それでも人生は続くし、嫌なことは酒を飲んで忘れるしかない!(でもウォッカあんなに飲んだら、次の日地獄の目覚め確定w)不器用な2人の人生が、偶然にも旅路で重なる物語。ラスト>>続きを読む

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

4.5

ついに見てしまったツィゴイネルワイゼン!夢のような、幻のような、不可解でいてそれでも尚観る者を虜にさせる比類なき世界観。鈴木清順という底知れぬ天才の紡ぐ映像の前で、ただただ唖然とするのみ!!

市子(2023年製作の映画)

5.0

杉咲花が凄すぎる!!(若葉竜也も最高!)生きることに、ただ平凡に生きることに対するあくなき執着。

当たり前にあるはずの穏やかな日々を重ねることさえ許されない宿命、そして絶望。確かにあったはずの幸せ、
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.0

久々の再鑑賞。いやーやっぱり最高!デヴィッド・リンチ先生、安定の謎展開!理解出来ない(させるつもりがない)絶妙なサジ加減がたまりません。眉なし謎の男の存在感!そしてパトリシア・アークエットのエロさ!w>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.3

87分という時間があまりに長く感じる。それは退屈だからとか、つまらないからとかではない。救いのない映像が続く、まるで自分がそこにいるかのような錯覚と共に感じる絶望感。ドラマチックさのかけらも無い、戦争>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.6

豪華キャストでそれなりには楽しめるけど、「北野武」作品としてのハードルをクリアしてるかと言われると、そこはまあ微妙かなと。。どうしても緩さが目に付く感じ。同じ素材であの頃の北野武が編集した、緊張感バリ>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

4.0

出る杭は打たれる。いかにも日本的な考え方で、嫌いな言葉。天才技術者の不当逮捕、失われた7年がいかに罪深いかなんて、多分日本の警察は一切感じていないはず。東出の映画での存在感はやっぱり良いし、ここ最近の>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

デヴィッド・フィンチャーの新作ということで期待して鑑賞。雰囲気もいい!音楽(The Smiths)もいい感じ!!でも何か物足りない…名誉挽回(復讐)であれこれ動くけど、そもそもお前の最初の"アレ"やん>>続きを読む

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

5.0

まともな奴がほとんど出てこない(褒めてますw)、最高ムービー!蛇皮ジャケットが似合いすぎなニコラス・ケイジ!リンチと言えばなローラ・ダーン!一番ヤバいその母親(実の母親らしい)!歯茎剥き出し笑顔のウィ>>続きを読む

オーディション(2000年製作の映画)

4.0

前半割と淡々と進むなーと思って見てたら、後半30分怒涛の展開!怖すぎ&痛すぎ!!石橋蓮司の快演!大杉漣のまさかの配役!!(後で知った)脇を固める皆さん何気に豪華ですごいけど、やっぱりキリキリ、キリキリ>>続きを読む

レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.8

ベニチオ・デル・トロが刑事役のミステリーなんて、そりゃ見るしかない!派手さはないが、全然見ていられるのはデル・トロ先生の渋味がデカいw 伏線回収の甘さはさておき、ちょっとした「セブン」感もあって結構好>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.8

久々に鑑賞して改めて実感!初期2作を除けば、純度100のぶっちぎり具合も含めタランティーノ最高傑作!!無駄がない(というか逆に無駄しか無い)助長さを感じさせない展開、バニシング・ポイント愛溢れまくりな>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.8

ウェス・アンダーソン x Netflix短編4作のうち、これがいちばん洒落てて良い感じ。色彩や壁紙、その他隅々まで行き届いたこれぞウェス・アンダーソンな世界観!セリフを追うより、映像美を楽しむ。程よい>>続きを読む

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

4.5

宗教、赦し。普遍的とも言えるテーマを描くこの映画は、分かりやすくもなければ派手さもない。神に救われた(つもりでいた、そう信じたかった)主人公は、信じた神に裏切られる。誰しもが赦されるという受け入れ難い>>続きを読む

シャブ極道(1996年製作の映画)

4.3

スイカにシャブかけて貪り食う若き役所広司の姿で、もう最高確定!!まるでトラヴィス(デニーロ)のごときイカれた真壁(役所広司)がバキバキに瞳孔開きまくりながら、己の仁義の為に暴走する。寄り道しながらも純>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

相変わらずの最高シャレオツ・クオリティーは流石のひと言!今回も超豪華キャスト!!ただ前作くらいから情報量多過ぎて、字幕追うのに必死になってる間に話が進むので、次作からウェス・アンダーソンの作品は日本語>>続きを読む

極道戦国志 不動(1996年製作の映画)

4.0

キルビルの女子高生殺し屋のルーツはコレ!という噂を聞きつけ、久々鑑賞。あの頃の三池崇史!ネジぶっ飛びまくりの三池ワールド全開!!タブーにつぐタブー!非常識につぐ非常識!!コンプラのカケラも感じない奇天>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.5

タランティーノ繋がりで久々鑑賞!デニス・ホッパー vs クリスト・ファーウォーケン!!(マジ最高)雑魚い扱いが過ぎるブラピ & 同じく出番少なすぎなサミュエル・L・ジャクソンw
ソニー千葉の映画を上映
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

5.0

久々鑑賞のレザボア・ドッグス!ライク・ア・ヴァージンのバカ話(最高)からのオープニング曲でいきなりヤラレる!!時系列ずらしの絶妙さ&冴えまくるセリフの数々!!!コレコレーと思いながら終始痺れまくりで鑑>>続きを読む

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

4.0

みんな大好きタランティーノの関係者が語る裏話。全部見てるはずのタランティーノ作品をもう一度見返したくなる、と言うか個人的には見直し確定! タランティーノ監督版の「トゥルー・ロマンス」見たかったなー「ジ>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

後半の柄本佑2号&森山未來登場してからのワクワク感は良いけど、前半がねーw エヴァ感強過ぎん?サソリオーグの長澤まさみの無駄使い感もスゴいけど、浜辺美波の綾波具合もうちょい減らして欲しいかも。ハチも要>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.3

ほ、ほ、惚れてまうやろー!あんな極限状態で「俺を信じろ!俺だけを見ろ」的なセリフと共に自らの危険も顧みず仲間の命を救うスーパータフガイ、トム・クルーズ!ちょっと老けたけどまだまだ甘いぜ!(顔)
バイク
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