ながいさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ながい

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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.2

主演二人の熱演は素晴らしい。
ただ、現実と頭の中のできごと、自己と他者、理性と狂気の境界線が曖昧になっていって、、、という作品はたくさんあるし、その中でずば抜けていいかと言うとそこまでではないかな。ウ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.8

スパイダーマンファンで良かった。
あのシーンで本当に私まで救われた。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.3

いい子ちゃん達にロックを通して自己主張を説くストーリーが問答無用でたのしいしアガる!ドラムの子いいなあ。校長先生もいいキャラしてる。
今つくるとしたら、デューイ自身の「有害な男らしさ」やエゴからの脱却
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くれなずめ(2021年製作の映画)

2.8

評判良かったけど私には普通だった。「いつまでもガキでバカな俺たち(笑)」みたいな男同士のノリが鼻についた。6人がわちゃわちゃしてるのは楽しいけど、童貞いじりとかゆるマウントとか内向きのネタとか嫌な男ら>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

3.4

観たい観たいと思いつつ。やっと観れた。
絵も吹き替えもヘタウマ系かと思いきやゴリゴリに上手かった。森田いいキャラしてる〜!ライブシーンさいこ〜!
あとBGMのロックな音楽がどれもめちゃくちゃ良い。ゆる
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.4

すっごい良かった。というか好きになった。特に2本目と3本目が好き。自己と、他者と、演じることの話。
お芝居の芝居っぽさにおや?と思うところも正直あるんだけど、三本全部が劇中劇というかキャラクターが演技
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.6

良かった。
カンザスって言ってたから、華子が好きな映画はオズの魔法使いかな。No place like homeを示唆しつつ、オズでの冒険を経てドロシーはちゃんと成長してる。

あと特に構図が好きだな
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

完全敗北。
年末の末まで観ずにきたけど、いや観てよかった。途中まで微笑ましく「花束みたいな恋したいねえ〜」って眺めてたのに、ラストのファミレスのシーンでぼろぼろに泣いて、「私の過去のあの恋愛も花束みた
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ナショナル・シアター・ライヴ 2016「夜中に犬に起こった奇妙な事件」(2012年製作の映画)

3.3

良かったけど、前半ちょっと眠かった
期待値上げすぎたのは失敗。素晴らしい舞台なのに逆に損しちゃった。

エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

3.3

さいこーのクリスマスムービー
みんなで歌うところなんでか泣けてきちゃう

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.3

まあまあ
マーベルと相性悪い私にあまりハマらなかったので、マーベル好きな人には大ハマリするんじゃないだろうか

DC派だからジョーカー&ハーレイクインカップルと比べてしまった

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.0

うーーーん娯楽映画としてはたしかに楽しめちゃうけど、私はこれを消費する気にはなれないわ。ラスプーチンとかゲラゲラ笑ったし、WW1のシーンはジャンル映画的な面白さがあるけど、現実問題の負の遺産をここまで>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.3

IMAXで観るのが絶対いい、アクションのたのしい映画だった。
音が良い。アクションシーンに合わせる音楽やSEが情報量の多い映像にちゃんと合ってるし、いい意味で軽くしてくれる。
それにしても映像の情報量
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.5

いやーーーよかった
最初割とちゃちーなって思ってたけど、後半の追い上げが最高にぶち上がる。そうそうこういうのが見たかった!っていう。
終わり方もいい。まあまあ大惨事だけど大丈夫そ?ってきくのも野暮。
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.3

午前十時の映画祭。映画館で観れるのうれしい!演出と世界観が最高だった。
ナンセンスで不気味でハッピー!
しかしこの30年でストップモーションアニメってすごく進化したんだなとしみじみ感じた。

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.7

大好き。吹き替えも良かったけど、字幕観たら更に解像度上がった。最高。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.8

心が抉られた。これは、自分が殺される場面を何度も経験する映画だわ。そして殺された自分や同じ痛みを経験した仲間を弔う映画。性暴力や暴力サバイバーは本当に視聴注意。でも私は観て良かったと心の底から思う。作>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.8

私は大好きだった。神話的なキャラクターばかりで人間でないのに、その悩みや生きる上での喜びにはものすごく共感できるのがいい。ワンダーウーマンでも、しかしスパイダーマンでもないエターナルズという立ち位置が>>続きを読む

カラミティ(2020年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かった。

物語ることの力、抑圧と解放、すごく好きなテーマだ。物語ることで自分や周りを鼓舞して次の一歩を踏み出し続けてきたマーサジェーンが、エンディング曲では今度は物語られる対象になると
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.4

3時間なげ〜よと思って観に行けてなかったけど、やっぱり映画館で観て良かった。
イッセー尾形の演技がなんてったって恐ろしい。DVやパワハラでもこういう洗脳タイプの加害者いるわ…… 小野田さん達の孤独だけ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.3

ラストシーンは恥ずかしくなるくらい青くてダサい。だがそれがいいって感じ。
花鈴ちゃんがいい味出してる。こういうライバルキャラの描き方はブックスマートにも通ずるところだよね。ビート板ちゃんとダディボーイ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

単体映画とすると、ストーリーの中途半端さに戸惑うけど、原作小説の映画化としたら大成功だと思う。DUNEの世界観を吸えて良かった。
映像の美しさだけでも映画館で観る価値ある。原作者はヘリコプターで砂漠を
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

大好きなやつだった。特に素晴らしいのは2点で、女の子達のキュートさを存分に出してるのにいわゆる「(男性のための)百合」とか「(消費されるための)セクシー要素」がなくて嫌なストレス皆無な点とアクションシ>>続きを読む

パリのアメリカ人(2018年製作の映画)

4.8

松竹さんありがとう!!!!!!!ずっとミュオタだったけど、コロナ前に劇団四季版を観てマイベストが塗り替えられてしまった一作。
戦争の傷痕はまだ癒えていないけど、自分達はこれから幸せに生きてやるぞ!って
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

5.0

星5初めてつけるけど、ほんとに悪いところがひとつもなかった。リドリースコットよくぞやってくれた。
二人の男から見た物語と一つの真実。クソ男ばかりで胸糞悪いから全員ペストかかって死んだらええ。全人類観る
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

2.5

ノットフォーミーだった。壮年男の妄想を覗き見てるようで気持ち悪さが先に来てしまって無理。
マドレーヌと並んでてもパパ活にしか見えないし、マチルドとの交流を経ての家族愛も別になくただ自分の子種が世に残っ
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そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

4.2

面白かった〜!アガサ・クリスティのストーリーはもちろんのこと、映画として見せ方に工夫があって観ててワクワクした。本人達は至って真剣なのに疑心暗鬼になってお互いに覗き合ったり、二人きりになると口とは裏腹>>続きを読む