少年ペペさんの映画レビュー・感想・評価

少年ペペ

少年ペペ

映画(141)
ドラマ(0)
アニメ(0)

正欲(2023年製作の映画)

4.1

八重子ちゃんと大也くんのシーンが大好き。心が震えた。
冒頭の部屋ごと水に浸っていく演出が素晴らしかった。水によって官能や没入や仄暗さが合わさっていて印象的。
影のあるガッキーや磯村くんの芝居が魅力的。
>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.2

スプラッターや思い切ったCGの衝撃はありながらも、大事なラストシーンはごりごりの肉弾戦だったり、シリアスな中にもユーモアやルリ子の可愛らしさが織り交ぜられていたりと、作品としてめちゃ贅沢。
てか緑川ル
>>続きを読む

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

5.0

最高。
森見ワールドとヨーロッパ企画の良さが相乗しまくり。楽しすぎてパンクしちゃう
明石さん素敵すぎ。小津もやはり最高。本田さんの未来人も素晴らしいもさもさっぷり。
ヨーロッパメンバーが似すぎ。
アジ
>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.8

岡田将生さんも清原果耶さんも素敵すぎる。
桜子がとことん嫌な女なのがいい。まさか水かけるなんてことができるとは。笑
嬉しい終わり方

ちょっと前に観た

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

5.0

最高。とにかく最高。ずっと観ていたい
『ドロステ〜』より人物に色味があって物語性が強く、ヨーロッパ企画の雰囲気でこれやられたら最高!って感じだったのに、後半からはやはりヨーロッパならでのタネ明かしがあ
>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.8

広瀬すずさんが大人な役柄やってるのレアだなと思ったけど、めちゃ魅力的でした
うでたまご食べたくなる
戸塚純貴さん最高

原作めちゃ好きだけど、あの世界観は漫画という表現方法ならではの強みが為せる技でも
>>続きを読む

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.3

幸せな時間だった
他人と触れ合うこと、人と繋がることの素晴らしさを感じられる
炊飯器と米買って帰るシーンとか、待ちに待った炊きたてのご飯の匂いを浴びるシーンとかの静かな高揚感がたまらない。一人で噛みし
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

ほぼ事前情報無しで観たのだけど、ここまでわくわくするとは思っていなかった。
大画面でジブリの冒険、世界観に浸れたのはめちゃ楽しかった
ヒロインが魅力的
インコがきも可愛い
「この声、誰だ……?」も楽し
>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

4.5

ファンサービスてんこ盛りでとにかく楽しい
そして、『ゆとり〜』でしか味わえない心に染み入ってくる温かさや切実さも、人物が増えたり立場が変わったりしていてパワーアップしていた
みんな外国語ばりばり使って
>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.2

ウタの歌良すぎる。シャンクス動きまくりの闘いまくりでありがとう!
本編の熱量に負けないクライマックス感があってあつすぎました。

犬王(2021年製作の映画)

4.1

映画でありつつショーでもある、みたいな感覚でした。作品の開放性のようなものがしっかりと伝わってきて巻き込まれた。有無を言わさない圧倒的な熱量を感じました。

町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.9

純粋で素敵な人ばかりだった。「思春期の足りなさ」と合わさることで「純粋な優しさ」や「想像力がない悪意」がいい具合に強調されて、それでいて自然だったと思います。
ピンチの時にはみんなが助けてくれたり風船
>>続きを読む

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

5.0

めちゃいい。すごく好き。
今、映画館で観ることにすごく意味がある映画だと思います。映画に限らず、「必要ではないのかもしれないけれど絶対になくてはならないもの」の力とありがたみ、そして自分がそういうもの
>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.9

中村倫也をなんと通常の7倍楽しめる作品。中村倫也さんすごく好きだからもうそれで満足ではある。
設定がめちゃ引き強いし展開が気になる分、後半のテンポの良さに物足りなさを感じそうになったけれど、最後まで観
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

落ち着いた音楽と道路をすーっと走る赤い車の引きの画が印象的。
そもそもの登場人物の性格だけでなく舞台や手話という要素もあって、かなり静けさが際立っていた。その中で交わされる核心的な言葉や視線、高まった
>>続きを読む

明日の食卓(2021年製作の映画)

3.9

大阪の石橋家がみていて一番辛くなったと同時に、力強くて素晴らしい家庭だと思った。あの家のパートだけ理不尽が外からやってきていたし、オカンもユウくんもそれぞれ不器用なところこそあれど互いを想っていて素敵>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.0

二宮くんが怒鳴り散らして聴取をするシーン圧倒的でした。吉高由里子が泣いて怖がるのも頷ける。怒りとか狂気はただでさえ目を引くけれど、二宮くんの表情や声音は特段冷ややかだったと思います。
そんで木村拓哉ま
>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.7

アクションすごすぎ。何が起きてるのかもはや分からない。
やっぱり無敵キャラって爽快感あってあがる。
芸人さんがいっぱい出てた。佐藤二朗さんはどこでも佐藤二朗さん。

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.3

オンライン試写にて。
のんびり日常的なのにどこか特別な感じがする、そこがなんとも素敵な作品でした。
夏の綺麗な画も爽やかさを引き立てていました。プールや海の水の画や屋上から眺める広い青空が印象的。美波
>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.6

みつ子の痛々しさと真剣さにがっつり共鳴してしまった。廊下での切実な叫びは辛いけどどこか爽快で、ぼろぼろ泣いてしまいました。
好きな人だろうと一緒にいるときは「一人」ではないわけで、その事実の絶対性がは
>>続きを読む

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.3

孤独を表現するために大勢を用いていたのが効果的だったし、「大勢を用いる」といってもそのやり方がなんとも斬新でした。三人も自分がいたら喧しいし煩わしいだろうに。笑
でもすごく心強そうだったし、なんといっ
>>続きを読む

ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

3.8

たわいない雰囲気が漂ってはいたけれど本当に切実な気持ちが描かれ続けていたと思います。伝えたいんだろうなと思われる言葉がさりげなく、でも本心から発せられていた。過去が描かれていないあたりは割と攻めてるよ>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.1

まさにロマンス。
オードリー・ヘップバーンめちゃ綺麗だったし、なによりも「可愛らしさ」が感じられました。設定も目を引くけれど、彼女の仕草や表情も相まってラブロマンスのヒロインとして圧倒的だった。
王女
>>続きを読む

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

4.0

話のスケールはとてつもなく大きいのに描いているのはすごく個人的な感情や人との繋がりで、そのギャップが面白さの要因になっていると思います。ただ権力とかを危ぶむだけではなくて、しっかりとハートフルというか>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

逆行の映像凄すぎる。しかも他では観られないから独壇場。アクションもいい意味でめちゃくちゃだったし、やっぱり画としてとても面白い。爆発やカーチェイスの逆行は大興奮でした。飛行機もぶつけてたし。
途中から
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.7

物語のスケールと映像のクオリティが圧倒的。もう圧倒的すぎる。
風呂敷はとんでもなく大きく広げられているのにきちんと納得がいくところまで畳まれていたと思うし、伏線の拾い方も丁寧だなと感じました。むちゃく
>>続きを読む

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.3

終わりに対して潔く向き合う様が素敵でした。
松本穂香さん、言葉を発さずに頷いたりもじもじしたりするシーンが多かったけど心情がよく表れていて見入ってしまった。
光石さんのお芝居も最高。
ほかにも、静かな
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.6

面白すぎる。やってること面白すぎる。細かい設定といい主人公の背景といい完全に引き込まれました。
あと、お金とかCGとかバリバリに使った迫力のある映像ってやっぱりすごいんだなと感じました。見応えありまく
>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.7

見たくなかったり冗長に感じてしまったりする性描写が多かったかも。まあそりゃ見たくないものも見るんだけど、にしても多かったかなと。
タイトルの「そこ」っていうのが(映画で)どこを指すのか少し考えてしまい
>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

オープニングのモーニングお着替えやアン・ハサウェイの目まぐるしい衣装チェンジはテンポ良くて楽しかったし、画として美麗すぎる。
元の日常に戻ることをはっきりと「良いこと」としたり、彼氏が正しいみたいな描
>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.2

まずなにより4人ともお美しい。
そしておばさんとお母さんも素敵。葬式で大竹しのぶさんの声が聞こえてきたとき嬉しくなったし、6人が同じ画面にいるのがとても豪華でした。
姉妹のみんなの性格がそれぞれで、日
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.2

同じ境遇にあったはずなのに、自分は何も知らずに生きてきた……ということを知ってしまってからの重い罪悪感。こんな感情が描かれているなんて渋すぎるし面白すぎる。そもそも大事件に自分が関わっていたことが判明>>続きを読む

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.2

最高の夫婦。営む前の会話があんなに楽しいのだからもうあの二人にはずっと一緒にいてほしい。
翔子が抱える暗い感情が周囲との日常を通して際立っている様がよく描かれていました。そして、その隣でただ励ますだけ
>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.3

観るのしんどすぎる。
二人が叫びながら走り去っていくシーンとかすごく笑えたのに、もう別の映画じゃん。笑
ただ最後まで観たら残ったものが強烈すぎるというか。バイオレンスがかなり強めだったことの反動を上手
>>続きを読む

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.9

メーテルが美しい!あの包み込むような母性。5年前に観てたら惚れすぎて困ってたと思います。よかった今観て。
そんでもって話が面白い。とにかくロマンに溢れてました。SF感強めの世界観の中で「少年」みたいな
>>続きを読む

>|