せいごさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz -特別篇-(1998年製作の映画)

3.6

この上ないハッピーエンドに違和感。他ガンダムシリーズと比べてあっさりしてる気がした。ガンダムはかっこいいのにコックピット内の描写がしょぼいのが残念だった。Last Impressionを聴くとGBAの>>続きを読む

情無用の戦士(1987年製作の映画)

2.8

北朝鮮でロケをしたのが、すごいなと思いました🙆🙆🙆

野火(2014年製作の映画)

4.2

「戦争の悲惨さ」「命の尊さ」といった言葉で語られるような、反戦、非戦の意を込めた映画が不純だと感じるほどの圧倒的な地獄をみせつけられた。観終わった後に思わず口をゆすいだ。

ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.2

お寺の中でも修行が特に厳しい永平寺をわざわざモデルにしているのに、作品中の仏教的な言動がお粗末過ぎて萎えた。味付けとしての曹洞宗。

旅の重さ(1972年製作の映画)

3.0

それっぽいことを言う映画、着眼点が鎌倉時代以前

悪魔の毒々モンスター3/毒々最後の誘惑(1989年製作の映画)

3.6

一応『悪魔の毒々モンスター』シリーズ最後の作品という位置づけだけど、有終の美を飾る気が全くなくて笑った。関根勉

先生を流産させる会(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『小さな悪の華』を思い出した。「なんかキモいから」という動機は思春期っぽくて、以後の展開に期待したが、結局弁の立つ大人に言いくるめられる感じのオチだったのには落胆した。全員間違っていないんだから全員死>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.6

映画が所詮まぼろしなら現実もまたまぼろしだろう。俺のニュー・シネマ・パラダイスはもののけ姫だった。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.6

映画というよりもフォレスト・ガンプの人生と自分の人生を比較して省みる映像だった。2時間ちょいの面白い授業を受けた気分。

復活の日(1980年製作の映画)

3.6

展開の雑さをスケールのデカさと俳優陣の名演で押し切った。深作欣二の十八番、パワータイプの映画。

ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.6

面白かった。最悪の結末が観たいと思ってしまう映画もあまりない。最悪の結末じゃなかったのが残念だった。

約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯(2012年製作の映画)

4.0

明らかに冤罪派の主張に寄ってはいるが、事件関係者の証言を元にした再現映像と実際の映像を効果的に交えていて、名張毒ぶどう酒事件がよく理解できる内容になっていた。奥西勝が本当に冤罪なのかどうかは知らないが>>続きを読む

菊豆(チュイトウ)(1990年製作の映画)

3.6

こういう昼ドラ的な愛憎の怖さがある映画はあまり観たことがなかったけど面白かった。血縁や因果に重きが置かれた物語の展開はとても中国的だなと感じた。「棺止め」という風習があることを初めて知った。染物屋とい>>続きを読む

大列車作戦(1964年製作の映画)

3.6

それが命をかけるほど大切なものであると思い込まされるのが戦争なんだなと思った。俺はどちらの行動原理も分からない。ドイツ人もフランス人も英語話すのが気になって仕方なかった。

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.6

主義主張もなく、観ている人をただただ楽しませにきている感じがとても良かった。この内容に100億も投じるんだからすごい。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

生まれた瞬間からあらゆる可能性を奪われたヴィンセントが、自らの意志と努力で宇宙という可能性を掴み取る結末はとても強いメッセージを持っていた。サスペンスの要素もエンターテインメントとして楽しめた。

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

各登場人物の内面描写が巧い。老夫婦を演じる笠智衆と東山千栄子の二人は特に、セリフ回しや表情ではなく、佇まいや物腰で内面を語ってる部分が大きくてすごい老人だなと思った。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

言語で捉えた瞬間、ズレた既知になってしまう未知を未知のまま表現しようとしているのだと解釈したけれど、解釈した瞬間に自分もこの映画もズレているのだろう。修行だと思ってあと100回くらい観たい。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.8

在ること自体は空だ。関係することとその関係の仕方によって、存在の在り方が初めて決定づけられる。俺にも人の姿をした宇宙人の知り合いがいる。幾何学的な研究所と大自然の映像の対比がいい具合に目にストレスだっ>>続きを読む

死刑弁護人(2012年製作の映画)

3.4

死んで罪を償うって意味分からんなと改めて思った。

資金源強奪(1975年製作の映画)

3.6

楽しかった。死んだ人間の数、不利益を被った人間の数で割ったら3億なんて大した金額じゃないけれど、人の価値なんてこんなものだよなと思える人たちしか出ていないのが良かった。

英霊たちの応援歌/最後の早慶戦(1979年製作の映画)

3.2

野球絡ませなくてもよかった。投球フォームは大学野球やっている人のそれじゃなかった。映画冒頭と終盤の「イヤー」つって写真出るところが怖かった。

許されざる者(1992年製作の映画)

3.4

ギリ飽きずに観られた、絶妙なつまらなさ。どうしてそのような決断や行動に至ったのか、動機付けの描写が圧倒的に少ないので、この人たちは何をやってるんだろうという気持ちになる。

地球へ・・・(1980年製作の映画)

3.6

帰れない地球に郷愁の念を抱く人類という設定はこの年代のSFアニメに多かったものだが、登場人物の一個人ではなく、人類という種そのものに主眼を置いた作品は珍しいように感じた。この壮大さが2時間弱で綺麗にま>>続きを読む

楽園追放 - Expelled from Paradise -(2014年製作の映画)

3.6

キャラデザや台詞、演出はニトロプラスの虚淵玄らしい薄ら寒いものだったけれど、世界観は面白かった。3DCGにも違和感を感じなかった。ロボット戦はめちゃくちゃハイスピードで新鮮だった。

吸血鬼ゴケミドロ(1968年製作の映画)

3.4

利己的な欲望に翻弄される人間を分かりやすく滑稽に描いていて面白かった。女性陣がみんな綺麗でエロくてよかった。大味で甚だしい色味や演出もよかった。ウケる。

機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光(1992年製作の映画)

3.4

アニメにおける嫌いな展開、嫌いな演出がふんだんに盛り込まれていた。戦闘シーン、コックピットの描写は良かった。

ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

3.8

暴対法と世論の板挟みの中で日陰者として生活する姿は、ヤクザ映画に見る豪胆なヤクザとは程遠いものだった。東海テレビの映像も面白くて、ヤクザの事務所の前を通学する小学生、組長と談笑しながら警察の無能さを訴>>続きを読む