samariさんの映画レビュー・感想・評価

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

衣装や美術の素晴らしさやファンタジックな世界に浸りつつ、この映画を観ていく中でそわそわしたり違和感を感じる部分があることで、自分もいかに慣習に縛られたり不都合なことから目を背けるようになってるのかとい>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

兎にも角にもバリーコーガンの演技力がえげつなすぎる。
美しくも狂った世界に狂おしいほど惹かれ、憎しみ、内部から侵食していく姿が最後なんだかダークヒーローにさえ思えてしまうよ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

こんなにも一日一日の繰り返しを食い入る様に観れるなんて。
平山の視点から世界を優しく見せてくれた。
みんな色んな人生の喜びも悲しみも抱きしめて、それでも選んで進んでいくそれぞれの世界。重なっては離れて
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

何の気なしに見てみたら意外に楽しめた、ストレンジャーシングス的エモ要素も最後垣間見えるSF(ホラーかと思いきや)もの。
もちろん人種差別への示唆や、不平等な社会構造を表したメッセージもたくさん込められ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

湿地の自然が繊細に描かれていたのと主人公の強く生きる姿が美しかった。
自然に善悪は無くてただ懸命なのかも、という言葉が最後余韻で残っていく。

HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

4.0

サクセスストーリーってやっぱり好きだし、新しいスポーツものの胸熱映画。
ボーがかわいい。NBA好きな人もニヤニヤするほどみんないる〜

クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.6

ジャマイカボブスレーチームオリンピック参加に伴って再鑑賞。
明朗快活、話の進み方自体はぽんぽん進んであっという間にオリンピックへ、なんだけど実際の出来事として(脚色はあるけど)新しいことに努力を惜しま
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

エール!のアイデンティティを残しつつ、それぞれの家族の視点や葛藤を浮き彫りにして音楽で包み込んで、全く新しいロッシ家の物語だった。
歌に対する気持ちを表す時の手話の雄弁さにも衝撃を受けたし、ジョニミッ
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

3.9

田舎だから、都会だから、という簡単な対比にしてはいけないのかもしれないけど人口数十人の村で心捧げる歌と、数百万人の大都市に投げかける歌の美しさの違いが際立った。子どもの目のうるうるキラキラが眩しい。ブ>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

新しい映像体験としてのノーラン先生ありがとう。の映画。音楽カッコいい。
彼が息子だったとか、エンドロール逆行しないかなとか陳腐な期待しました。

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.6

女性として自分を貫いたメアリーと、自分を封じて男性になることを選んだエリザベス、二人の取る選択は対照的な部分もあるのだけど、立場がなければ誰よりも通じ合う部分があった二人。
メアリーの周りの男たちに見
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

遅めにきたボヘラプ旋風。
音楽が素晴らしいのはもちろんだけど、平坦ではない道のりを経ての曲の歌詞やラストのライブシーンで涙腺崩壊。。

YUKIGUNI(2019年製作の映画)

4.0

バーで生きる男性のお話。
場所に詰まった人生模様を感じながら雪国が飲みたくなった。
バーは人なり。

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