現実が辛く悲しく残酷になればなるほど
幻想への想いが強くなっていたと思う。
生きている事がハッピーエンドでもないし
死ぬ事がバッドエンドでもない。
渚に振り回される迅くんも結婚したのに
ゲイと打ち明けられる玲奈さんも可哀想だし不憫だ。
だけれど、迅くんにかけられたおじいちゃんやおばあちゃんの言葉が暖かくて、優しかった。
現実はこんなに甘くないかも>>続きを読む
救いに思えてそれは決して望んでたものではなくて。救いとは何か。
今捥がきながら生きてる人に見てほしい。
本を読む事が禁止されている世界の中で
思考と記憶を管理されている事にすら気が付かない怖さと、今の社会において絶え間なく普及され続ける娯楽をただ貪り消費する自分に少しリンクする部分を感じた。
もう一度見>>続きを読む
家族との本心と対話について問われているような気がした。ワガママに思える甥っ子の行動や、微妙な距離感の妹だったり、表面上だけでは読み取りづらい中にある本心が少しずつ溶け出していく様子に目が離せなかった。>>続きを読む