おがけん0609さんの映画レビュー・感想・評価

おがけん0609

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恋愛の抜けたロマンス(2021年製作の映画)

3.1

「この恋に勝つ方法」、「恋愛するならこんな人」、「意外と知らない恋愛術」などなど...

誰しも一度はあるだろう。
星の数ほどある教えの中から、想いを巡らせた経験が。
皆、往々にして、用意された枠に
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招かれざる客(1967年製作の映画)

3.7

愛することを忘れてしまったすべての人に。。。

始まりは白人と黒人のカップルが出てくるあたり、これはきっと両親から相手が黒人だからという差別的な理由で反対され続ける話だとタイトルからも推測した。キャサ
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最も危険な遊戯(1978年製作の映画)

3.4

ハードボイルドには威勢がよくて、きれいなねぇちゃんがよく似合う。

遊戯シリーズ1作目。鳴海昌平はここから始まった。探偵物語よろしく、コミカルな松田優作は最初だけかと思ったら、ラストはまたも探偵物語調
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殺人遊戯(1978年製作の映画)

3.8

ハードボイルドには、威勢があって、きれいなねぇちゃんがよく似合う。

あの眼差しで松田優作に見つめられると、どんな女性もおちてしまうのだろう。

遊戯シリーズ2作目、村川透作品ではどうしても探偵物語o
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アディクション 人妻の魅惑に堕ちた男(2019年製作の映画)

3.1

堕ちているとき、それに気づくことはなく、ただ目の前にあるものに、すがりついていたくなるのだ。

一見、ダメな男がだんだん深みにハマっていくだけのように話が進んでいくのだが、それが異常な速さなのだと感じ
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八つ墓村(1977年製作の映画)

3.1

子供の頃に一度観たことを思い出した。当時は話の展開についていけず、とにかく山崎努の残虐シーンだけが鮮明に脳裏に残っていた。

可哀想なぐらい散々振り回されるショーケン。渥美清は金田一をやっても、やっぱ
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丑三つの村(1983年製作の映画)

2.4

どこで狂ってしまったのか。何が狂わせたのか。嫉妬、妬み、哀れみ、欲情、憤怒。欲望の赴くままにやつらを殺していった。
するといつの間にか、自分自身が解放されていた。

脚色はあるにせよ、これが実際にあっ
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東京夜曲(1997年製作の映画)

3.6

過去は変わらない。だから僕らはアルバムをめくることしかできないのだ。

「あの頃は〜」なんて過去を振り返ることがあるが、その過去からなかなか抜け出せないこともある。それでも現実はすすんでいくわけで。過
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宇宙からのツタンカーメン(1982年製作の映画)

2.9

多分君は、この時代でないと目を覚ませないことを知っていたんだね。人類の進化万歳。

色々言いたいことはあるが、それでも見てしまうB級感がたまらない映画だ。
思ってるより足の速いミイラ。恐怖に慄きながら
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モンスターズ/地球外生命体(2010年製作の映画)

3.1

どこか同じようなものをみたことがある気がして、それは日々報道されている現在のロシア・ウクライナで起こっているそれなのだと途中で気づいた。

大まかな話の流れはモンスターのいる危険地域からの脱出がメイン
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ミラクル/奇蹟(1989年製作の映画)

3.4

 ジャッキーとアニタが見たくなって視聴。
物語中盤のアニタの歌は中毒性あり。
この組み合わせはやっぱり観ていてサイコーだ。

 奇跡というタイトルの通り、かなり無理があるのでは思うところでも奇跡的に話
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ツイン・ドラゴン(1992年製作の映画)

3.3

 子どものころに見た記憶があり、再度拝見。
ジャッキー黄金期の映画である。

 本当にジャッキーに双子がいるのではと思ってしまうほど、撮影の仕方が素晴らしい。絶妙に影の存在を感じさせない。
ジャッキー
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少林寺木人拳(1977年製作の映画)

3.2

 初めに伝えておくが、あれは木人なのである。
めっちゃ、人が入ってる風に動く木人なのだっ。

 ひたすら喋らず武術を学んでいくジャッキー。
心の中に闇を抱えながら。黙々と。。
こうなると最早、少林寺拳
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少林寺(1982年製作の映画)

3.8

 アクション映画といえば、ジェット・リーの『少林寺』は外せない。
「ハー!ハーハッハー!」でお馴染みの掛け声、剣術・槍術・棒術といった様々な武術。
相手を倒すためではなく、自らを鍛錬し、自らを守るため
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パイレーツ(2014年製作の映画)

3.2

 韓国映画で海賊? と思う方もいるかもしれないが、侮るなかれ。
大海賊時代は韓国にもあったのだ。
 日本映画で海賊となると違う感じがするのに、韓国映画だと様になる。
日本はどちらかと言えば山賊文化であ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.3

チキン食べたーい!!

韓国映画は食欲マシマシ映画といっても過言ではないと感じるのは私だけであろうか。

『バッドボーイズ』のウィルやマーティンみたいなドンパチ捜査官もカッコイイけど、チキン揚げてるサ
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.0

あの凄惨な事件を忘れてはならない。。
何があっても、必ず立ち上がる奇跡を私たちは信じて進まなくてはならない。。

ボストンマラソン開催中に起こった爆弾テロ。日常はほんの一瞬でその姿を変えた。

蔓延す
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.6

魔女・・・それは時に誰かに敬われ、誰かを魅了し、誰かから恐れられる。

何が本当で何が虚像だったのか。

変わらない日常がある時、侵食されて、、
いや、侵食させられて、、、

少女と狂気のバランスが変
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.9

耳から骨へ、鈍い音が響く。余計なリアルが鼓動を加速させた。

最初から最後まで、悪と悪(3割は正義)が混じり合い、あっという間に物語が進む。
あからさまな正義は、完全なる悪には通用せず、均衡を図るため
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栄光のランナー 1936ベルリン(2016年製作の映画)

3.9

どんなに世界が変わっても、誰かが誰かに感動する心まで変えることはできない。
現代を生きる我々には考えにくい、もしかしたらどこかでそんな考え方をしてしまっているのかもしれない。横にならうことを私たちはま
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.0

圧倒的な闇に対して、あまりに我々は武器を持ち得ない。
社会とは、国家とは、、、人間とは。。
人は自分以外の誰かに対してここまでできるのかと、期待が消失に変わった。
他の種にはない醜さが知らぬ間に背中を
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.8

本家よりコメディ要素強し!
ジャッキーが昔、同じように実写化したシティーハンターがあったが、あれはやっぱりジャッキーだった。
フランスだからなのか、シティーハンターの世界観がバッチリハマっている。これ
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.3

出会いとは混じり合いの中から生まれるものだ。
たくさんの香りのその中で、それは素敵な
調合でめぐり逢い、心地良く微香するのであった。
言葉とは裏腹に、それはあなたの本当を見つけてくれる。
誰かが誰かの
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.2

噛み合わせが悪い、違うそうじゃない、気持ち悪い。話が思うように進んでいかない感覚があった。
人が人を裁くって何なのか。
誰しも明確な答えを求めがちだが、答えなんてそもそもあるのか。
分からないから、誰
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.4

何かはわからない・・・ただ、それから目を離すことができない・・・。
未知に対して、人は嫌悪も示すが同時に好奇も抱いてしまいがちだ。タバコやアルコールに代表される、一種の薬物的な魅力が未知にはある。
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.2

ゲームが原作の今作。トムホは何でもできちゃうんだなと思わされる。スパイダー仕込のアクションは勿論のこと、今作はトムのセクシーな面がたくさん出てくる。そして何より、ガムが食べたくなる笑。
ゲームの情報が
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

「♪オバケなんか怖くないさ♪」
オバケのイメージを変えたあの名作の続編。あのゴーストも、あのゴーストも出てくる出てくる。時代は変わっても、ゴーストを捕まえるのはお馴染み、ガジェット感満載プロトンパック
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シティーコップ 余命30日?!のヒーロー(2020年製作の映画)

3.1

おバカフランス映画は総じて、なんやかんや主人公より周りを固める脇役たちがおバカなのがおもしろい。イケメンどころをキャストに揃えているのに、かっこよく決まったなって思うシーンも絶対それだけで終わらず、最>>続きを読む

激突!殺人拳(1974年製作の映画)

3.5

千葉真一といえば、関根さんがモノマネしている人という印象が強いが、本作を観ればいかに関根勤の千葉真一モノマネが秀逸であったかが伺える。
めちゃめちゃ似てる笑。
観た後、あなたも口から息を吐きたくなるこ
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昆虫大戦争(1968年製作の映画)

2.1

他の昆虫もっと出てきてほしいかな。
思わぬ社会的なテーマに利用される昆虫。爆弾や差別や暴力、戦争が生み出した様々なウイルス。
そんなウイルスを撒き散らす戦争という答えを導きだした人間というバグ、それこ
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大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス(1967年製作の映画)

2.4

平成版ではなく、昭和版のガメラ対ギャオスをよくよく観ると、平成版がいかに昭和版に沿ったカットになっていることが分かる。あっ、観たことあるこのシーンというように探しながらどちらとも観るのも楽しいのではな>>続きを読む

亡国のイージス(2005年製作の映画)

3.4

『沈黙の戦艦』の無双セガールのように、敵をボコボコにしていく主人公もいいし、『バトルシップ』の宇宙人と何故か戦えちゃう主人公もいいけど、ゴジラやガメラといった怪獣映画のように日本の海上自衛隊全面協力戦>>続きを読む

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.8

ただ、どうしようもなくて。どうしようもなく不甲斐なくて。
ぼくらはソレを、、抱えてる。
小説から入って、それから映像を観たのだけども。原作をもとにした描きかたが非常に複写的だった。小説を読んでいたから
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.9

想えば、ジュラシックパークに初めて興味を持ったのは、電気屋さんのTVコーナーでジュラシックパークのラスト、音楽とともに海を渡る翼竜の群れがスローで流れるシーンを観た時だと思う。それを鮮明に覚えている。>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.3

一途だっていい・・きっと・・・君が見つけてくれる。
始まりから終わりまで自分の中の感情がコロコロ変わる。ただ、それが心地良くて感動してしまった。何度も観たくなる映画とはこういうものであると思う。
まる
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ちりも積もればロマンス(2011年製作の映画)

2.5

「あぁ、頑張って働かないと。。。」
こんな気持ちで仕事してる皆様。
この映画を観たらそんなこと考えるまえに動き出したくなる。
『働かざる者食うべからず』
一生懸命働いて、たくさん食べて、ついでに恋もし
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