ソラさんの映画レビュー・感想・評価

ソラ

ソラ

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.1

独特の雰囲気を持っていた。
物語の輪郭を説明し過ぎないので自分で推測しながら観る時間が大半を占める。
それが惹き込まれる要因にもなる。
終盤にかけて、全ての謎が解け始める感じが快感だし、内容が良いから
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クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

4.0

世界を揺るがすモンスターバンドの裏には
名プロデューサーが必ずいる。

ビートルズにはジョージマーティン
セックスピストルズにはマルコムマクラーレン
そして、
オアシスにはミスターブリッドポップ
アラ
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

5.0

嗚呼、、
ガンダムSEED20年の時を経ての放映本当にありがとう。

○シリーズ物としての所感

コードギアス的な敵キャラクター達と
コメディキャラへと成り果てたシン
ムウの冒頭のセリフの硬さ
カガリ
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.6

昭和の街並みはなぜこんなにも温かいんだろう。

死ぬほど憧れるのに
この先一度もこの目で見る事が出来ないのがとてもしんどい。

時を忘れて何かに熱中する姿勢の素晴らしさや
無駄かもしれない願いに1%の
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.3

ただただ同情し続ける2時間だった。

宿命からは逃れられないし
守りたくてした行動は結果的に失う事になったり
本当に悲運な男だった、、、

懺悔のシーンが個人的にはグッと来たなー
教会に見立てたカメラ
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.2

なりたい像と
結果的になってしまう像
は全然違う。
理想はあるのに実現出来ない男の様がリアルで良かった。

人を束ねたり、人がついていきたくなる人物像がはっきりして勉強になる。

パート2はサスペンス
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.6

2回目。
なんてフザけたレビューを書いていたのだろう。
書き直しです。

長いけど
前半はゴッドファーザーの名だたる所以。
後半は悪魔の誕生。
という二部作感覚で楽しめる。

4人の男がそれぞれキャラ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.2

よくある若気の至り的な青春ではなく、
思春期丸出しのリアルな青春がテーマ。

口が悪いのは自分の自信の無さから生まれる。
1人にはなりたくないし、
構って欲しいから思い通りにいかなければ拗ねる。
そん
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.3

「古い流れってのもそう悪くない。」

見返りを求めない武士道の生き様
カッコよかったです。

マフィア物なのに派手なアクションを使わない所に美学を感じつつ、
これだけ面白いと思って惹き込まれるのはさす
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.7

トイストーリーやバグズライフ
のような小さい生き物の魂が宿る系の作品は、大きい物をどれだけ脅威的に描けるかが大事だと思う。
物体の大きさは相対的なもので測る感じ。
その上でアリエッティは
視覚的な工夫
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.7

そのルール本当に必要か?

原因がどこにあるのか
見失っている内は何も解決しない。
規則を設ければ「やった気になれる」
でもそれはただのまやかし。
時にルールを破っても、破ったからこそ
解決する問題が
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

-

「わたし、田舎が好きなんです。」
都会生まれだけが持っている
田舎街への羨望の眼差し。
それは田舎での生活を知らないから生まれる気持ちなのかもしれない。
無論僕も例外ではない。

様々な事を自分の頭で
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

4.0

映画で使われる
「わからない」
という言い回しにグッとくる。

脚本家がいる以上
理由をつける事が出来るはずなのに
余白を残して映画を観る者に委ねる感じ。

観てるこっちはハッとする。
「今この人はど
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.8

タランティーノの創るラストシーンが好きだ。
あのカオスが2時間続く感じ。

戦闘シーンはお粗末だし、
日本のイメージどうなってんの!?
等、もちろんツッコミどころは満載なんだけど、

タランティーノは
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.6

こ、、こんなにずっと面白かったっけ、、

一貫したテーマは

死を恐れない強い意志、
そして破壊と再生

例えフィクションだったとしても
自分には出来ないという実感を得て涙する。

「生きてりゃ何とか
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.3

※美術の考え方について

所謂オーソドックスな方向性としては
台詞をより伝わりやすくする為に
美術を凝るという考え方。

しかし、
ウェスの作品はそうではない。

美術を魅せるために台詞を作ってる。
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

-

あれ?
今アニメーション映画を観てるよな、、?

と疑いたくなるほどの徹底したライティングに集中力を奪われる。

凝りすぎ!!!!

相変わらずずーっとおもしろいです。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

何を伝えたかったんだろうか。

かなり掘り下げないとこの映画を評価する事はしちゃいけないと思った。

とりあえず
おばぁのバリエーション良くそんなに考えつくなって思いました。

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

-

避けられない老いと
避けられないテクノロジーの発達

結末は想像と少し違ったけど
テーマはとっても好み。

ただ、作品を作る上で
"ありがちの良さ"ってあるとも思った。

若さとパワーで勝てないなら
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

4.4

「人に怒りをぶつけても良いのか」

大体の大人の答えは
"No"
だと思う。

だけど、
「なぜ人に怒りをぶつけてはいけないのか」
に対して答えられる人は少ないと思う。

理由がなく何かに対して答えを
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.4

時代背景の演出が凄く印象的でした。

着物と洋服が入り乱れ

道には馬も車も走る

横文字なのに逆読み

細部まで徹底的にやる感じ
やっぱりとても素敵だ。

なおこさんの件で一生泣いてしまう。

黒川
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

-

震えた。

体感時間はたったの20分。

成功の秘訣は
気持ちはホットに頭はクールに。

栗山監督は令和のリーダー
あんなおじさんになりたいと思いました。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

自分の人生を犠牲にして
一生かけて家族を守ると誓った娘の勇気と覚悟。

聴者の娘がいないと代々受け継いで来た信念が貫き通せなくなるにも関わらず、
送り出すと決めた家族側の勇気と覚悟。

どちらもおっき
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.7

これからビジネスを始めようとする人全てが観るべき映画。

「成功するにはリスクが必要だ。」

一貫してこのテーマで映画が進む。

やっぱりビジネスで成功する人ってこういうマインドだよねぇ
って思わされ
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.0

「生きる為に時間を使うという事。」
誰とも競わない、自分達だけの時間。
もしかしたら1番幸せを感じる瞬間なのかもしれない。

僕たちが普段何気なく食べている物は
何千年も昔から語り継がれて来た知恵の結
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カーズ2(2011年製作の映画)

3.4

スピンオフ感満載。。

この手の感じが見たいなら他を当たりたいと思ってしまった。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.3

生きる活力をくれる。

人間の本来の使命は
「明日を生きる為に今日を生きる」こと。

生活する為にガムシャラに働くキキを見てると改めて思わされる。

「上手くいかなかったら帰っておいで。」

こんな風
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.3

「after sun」

なるほどな、
終わった後の喪失感が凄い。

一つ一つのシーンが異様に長いから
本当に2人と共に休暇を過ごしてる気持ちになるし、
だからこそラストシーンのダメージがデカい。
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

-

全世界を巻き込んだ究極の身内ノリ。

この世のほとんどの人が輪に入れる身内ノリってそう多く無いと思う。

4DXで観たので
映画というよりは、アトラクションという感じだった。

良くなさそうなレビュー
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カーズ(2006年製作の映画)

-

題材良過ぎる。
人(車)として大事な事が詰まってる。

ここ3年で自分と見つめあって導き出した答えの全てが映画にパッケージされてた。

「あー、出した答えは間違いじゃなかったんだなー」
と思えてなんだ
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