ユーモアと多幸感があって
素晴らしい映画でした。
時々目に飛び込んでくる
シンプルで鮮やかな
スウェーデンデザインと
弧を描く宇宙が印象的。
シンプルに生きるって、
素敵やなぁ。本当に。
絶え>>続きを読む
初タルコフスキー監督作品。
宇宙感(宇宙観)を期待したものの、
精神世界の宇宙のほうで難しい映画でした。
ミニマルで美しい映像に惹きこまれ、時折流れるドローン的な環境音楽が不穏やけど心地よかった>>続きを読む
ストーリーには入り込めなかったけど、映像の浮遊感と木下美紗都さんの音楽がとても心地よかった。
恐怖分子。
いままでどの映画でも感じたことのないさらっとしたもやもや感。
現代の日常から生まれくる
光と闇。表と裏。
リアルな浮遊感を感じながら、
雲のように実体を掴めないまま
108分が過ぎて>>続きを読む
映画館で観逃して後悔したFRANK。
最初から最後まで好きな空気感やった◎
映像も音楽も詞もかっこいい。
不思議な日常。
シュールでお伽話のようなストーリー。
お面の向こう側には、アイデンティテ>>続きを読む
時折差し込まれる
空を流れる雲のはやさに吸い込まれた。
渋谷さんのピアノと電子音楽も映像とぴたりでとても心地よかった。
4つの物語を5つの窓で。
同じ場所を
異なる時間軸で4つの物語が風となって
交差しながら吹き抜けてく。
映像の空気感がとても心地よく、
切ない余韻を残していった。
蓮沼執太さんの音楽も素敵でした>>続きを読む
岩井監督の描く14歳は、
どうしてこんなに淡く光るんだろう。
所々でくすくす笑いがおきる、
たのしいアニメーション映画。
岩井監督の描く"止まってる"淡い光を観れたことに、すこし感動した。
印象派>>続きを読む
ユーモアもあって謎解きも重層的でおもしろい北欧ミステリー。シリーズ作品でぜひ観てみたい。
アイスランドの仄暗い空と湿った空気の街。
海でも山でもない、
ラストシーンが美しかった◎
トーキョーノーザ>>続きを読む
中国、都市生活の日常。
霞んだ空気にはさらっと毒素が入り混じってた。
程よい距離でピントが合わず、終始ぐらぐらと不安定な映像がすべてを語ってたように思えた。
救われたのは誰だったんだろう。
じわり>>続きを読む
ベトナム戦争の悲劇。
単純に戦場の惨劇を描くよりもリアリティがあった。脳内の平行世界と錯覚しながらもラストへの展開には息をのんで観入ってしまった。
映像でとらえられた光が、
また美しかった。
悪>>続きを読む
青はうちに秘められてこそ、輝く。
映像の青を目で追いながら、
"人生に偶然はない。"
って言葉が心に残った。
雪原と流氷漂う海。
窓の外と家のなか。
自由と退屈。
いくつもの境界線が印象的やった。
白に静かに響く、ジム・オルークの音楽が素晴らしい。久しぶりにサントラを聴いてみたくなった映画。
合わせ味噌の豚汁もまた、
味わい深く。
出汁がじわりと効いてくる3編の物語。
映画では特にマスターの人間味がより丁寧に描かれていて、それが隠し味と感じた。
いろいろ混ざり合って、
複雑だからこそ>>続きを読む
長過ぎたけど、
東京ガガガのスクランブル交差点が圧巻。
どこまで現実でどこから虚構なのか、交わる点がわからなくなった。
作為ある東京ドキュメンタリー。
ちょっと安っぽいけど、音楽の使い方と強度のある>>続きを読む
彩りのある無常。
色のついた墨汁で描かれたような、絵巻物の世界にひきこまれた。
"この先、これまで以上に感動することがあるだろうか。"
この言葉が響いた。
心と身体があるからこそ、
生きれば生きるほど、
埋まらない隙間。
でも、それでいいんだって思えた。
ちゃんと好きってなんだろう。
すべてが間違いで、
すべてが正解のような。
正しい嘘。
日常のひとつのシーン、
何気ないひとつの会話。
そのひとつひとつに、真理がつまってる気がして、じわり。
海>>続きを読む
鮮やかに、裏切られた。素晴らしい怪作。
デヴィッド・フィンチャー監督節炸裂のストーリー展開はさらりとしながらも強度があって惹きこまれた。いつもながら臨場感あるカメラワークと美しいカットに感嘆。
男>>続きを読む
またしても正面線対称の美。
双眼鏡からみる近くの世界。
近くがちゃんと見える魔法って素敵やなと思った。
日常と非日常を隔てる見えない壁は薄い。好奇心から非日常へ一歩踏みこむだけでまったくかわる数分後の世界。
音楽と映像のセンスにひきこまれる70分間。
"起こる可能性のあることは、いつか現実に起こる" (マーフィーの法則)
不変の時間を超えて、重力によって繋がれた未来の物語。
地球と遠くの彼方の星。
星と星の間を繋いだのは理論ではなく絆。
クリス>>続きを読む
D・リンチ映画のような不気味で奇妙な空気。何処にもない平行世界。レトロフューチャーな映像がかっこよかった。
陰と陽の連続性。
解はきっとそれぞれ、でも鍵を見つけたくなる映画。
色彩。正面と線対称が描く美しさ。
紙芝居をみてる感覚で、まるで絵画の世界に迷い込んだよう。
軽妙なテンポでページが進み、じわりと滲む人間模様。
何処か可笑しい、でも愛しい。
明るいサスペンス。
特にカメラワークがいまみても新鮮。丁寧に削ぎ落とされた映像デザインにひきこまれる。
光が輝いて見えるのは、ある一点に同じ深さの闇がかさなったとき。ラストシーンが痛く美しかった。
トム・アット・ザ・ファームを観て映像の切り取り方と光が気になり鑑賞。
強度のある物語、
色彩、光の残像と余韻。
特に台詞のないシーンの映像が好き。こちらは陽◎
閉塞感に息が詰まって仕方なかったけど、田舎生まれには脳裏をよぎる日常の不協和音。
ざわざわと、でもさらっとした余韻はヒッチコック作品をおもいだした。
映像と音楽にはいくつかオマージュを感じつつも、引き>>続きを読む