あまりこの後の奥行きを感じなかったけど、そこはディズニー映画ということで。
ファッショナブルかつ意志を持った強いキャラクターの勧善懲悪は、深く考えなくても面白いね。
ハリウッドって感じ。
色々広げすぎじゃ?と思ったけど上手いこと纏まった綺麗なエンタメ脚本だった。
コミカルなシュールと特有の映像遣いが奇妙にマッチしていて面白い。
ポップかつスモーキーな色彩で左右対称に切り抜かれた画角と大きく使われた空間の余白が美しい。
人間は小さな変化にも敏感で、まして未知の進化などに触れると容易く歯車が狂ってしまう。
変化とは無縁だった田舎町にも進化が訪れると、その分不安も大きい。弟や母親の不安もあるし・・・。
そんな状況にも>>続きを読む
最高だーーー。アホすぎる。
社会主義批判的な文言もちらほら見えたけど、考えたくもなくなった。
理性的で脈略のある(?)オフビート。
ギターの演奏シーンはもはや音楽と映像を合わせる気もないようで大好き。
ジムジャームッシュの"サムライ"観を魅せる映画。
ジムジャームッシュが好きすぎてどうもクリティカルな評価ができない。
エンタメお涙映画だと思って観てみたら、意外にも硬派なリアリズム。
時間の流れの表現がとても巧みで、同じ時間を共有しているようにも、突き放されているようにも感じる。
時代感の表現に当時の商業的な流行>>続きを読む
単調な表現になってしまうけど、どうにも悲しい。
根底にある深い愛、故の出会と離別、第三者の視点で見ると本当に痛ましい。
作品全体を通して流れ続ける生臭い愛情を象徴するように現れる赤色が美しかった。>>続きを読む
ウェンズデー観るために予習。
よくあるストーリーだけど世界観は好み。
ティムバートンには一歩及ばずという感じ。
コメディと思って観たけどなかなか笑えなかった。
人間の理性と狂気性に焦点を当てている、、?一見では作品全体のテーマを見つけられなかった。
本能の領域でスーパーエゴを越えた狂気行動はシラフで見ると少し戸>>続きを読む
ポーランドのエンタメが、映画も音楽も大資本に喰われているなぁ、と思ってしまった。
ハリウッドの王道に沿った脚本とポップソングに彩られた作品。
ポーランドらしさみたいなものもあまり感じられず、、。
内容はよくあるラブストーリーだけど、ミュージカル要素やショットがとても現代的でポップに仕上げられてる。
前作の『セッション』に続き、監督のジャズに対する素養や思想がふんだんに散りばめられてる。
ジャズ>>続きを読む
ショットの一枚一枚や音響の一つ一つが内容に寄り添っていて、作品が持つ静けさとその中にある優しさを際立たせてる。
本来私たちが知り得ない盲人世界に観客を惹き込む工夫がすごい。
このレビューはネタバレを含みます
死なんて自分はまだ実感がないけれど、人が死に直面してそれに納得していく様子が悲観的になることなく描かれていてよかった。
この世の真理が行き着く先は無(Nothing)であるとしても、それを前にして微笑>>続きを読む
時に、血族や異性関係を越えた愛情の方が、強く美しく感じる。
母親の存在、恋人の存在があってなお根底にあり続ける友好や愛情。そしてそれを繋ぎ続けた映画。
それらを再認識させられて、また友人やそれを繋ぐも>>続きを読む
トーキー転換期の映画業界の葛藤と発展を映した歴史物みたい。当時の映画制作の様子や、過剰報道がスターを狂わせる様がハリウッドで描かれるのはちょっと皮肉に感じられた。
長すぎるタップダンスが楽しい。曲も勿>>続きを読む
もはや、歴史上の大きな転換点としての傑作という感じ。
ショットが一枚一枚どこを切り取っても画になる。当時の時代感もマッチしてかっこいい。