nakaさんの映画レビュー・感想・評価

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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.6

ダースベイダーとの決着回なのに、中盤で小さいテディベアみたいな民族に捕まったときはもうこれはダメだと思ったので、クライマックスはしっかり決着付いて良かった。

ルークとダースベイダーの関係は意外とあっ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

「誰でも主役になれる」というテーマ自体は最近の作品では珍しくはないけど、今作は主人公ガイの心がピュアでゆっくり育っていくので、観てる側も置いてけぼりにされることがなかった。

ライアンレイノルズの素の
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.6

吹き替え版鑑賞。
ディズニー作品といえば、悪役の存在が重要だけど、マグニフィコ王は自分なりに国を想った結果がああなってしまった訳であんまり悪い奴には感じなかった。
福山雅治はいい声してることを再確認。
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正欲(2023年製作の映画)

4.2

原作の、常に多数派で居続けることが少数派であるって言葉がすごく印象的で心に残っている。
本当に「普通」ってなんだろうって考えさせられる。
今作ではマイノリティとして理解されない人や特殊性癖を理解できな
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

今作は妻への愛と、フランスのリーダーとして国を率いることの両方を実現しようとしてどちらも上手くいかない人間臭いナポレオンが見られる。
長い上映時間のほとんどが妻ジョゼフィーヌとのシーンなのであまりカリ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.3

AIに対する意見の違いによって人間同士で対立が起こるというのが新鮮だったかも。
この作品自体、ジョシュアを通じてAI側に比重を置いているのでどうしてもそっちに感情移入してしまう。愛を知ったAIが人間よ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

自分という芯がなく、大きな理由はなく金も愛もと欲張るアーネストが相当な滑稽だった。後半のディカプリオの表情がまあ情けなくて良かった。
フラフラ生きるアーネストも相当悪いけど、それを理解して優しい顔で嘘
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.9

ヨーダがジェダイマスターと判明するまでの展開とか、ダースベイダーの衝撃の真相とか、今後のあらゆる作品に影響を及ぼしたであろう出来事ばかりで良かった。

裏切りと友情の人間模様が4よりも複雑化して6でど
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.7

映像の古さは感じるけど今見てもなかなか面白い。
オビワンが真剣にフォースがいかにすごいかを説いてくる度に本気か?と疑いつつ、ライトセーバーで戦うところは興奮した。
まだ殺陣がワンパターンだけどこれから
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.2

ベイマックスがヒロの心の傷を癒すハートフルなストーリーと思っていたので、中盤からヒーロースーツ着だしてびっくり。むしろアメコミ感強い。

ベイマックスが窓挟まったり通路通れないところ可愛すぎた。一家に
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

キアヌの台詞が少なさすぎて吹き替えと字幕どっちでもいいなんて感想見たけどほんとそれ。隙があればアクションシーンってくらいキアヌが戦っている。約3時間の中で100人くらい殺してる無敵の男。

盲人ケイン
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

通報者からの情報や手がかりが少なく、非常にもどかしい仕事でクソって言いたくなる気持ちがよくわかる。

得られる情報が常にアスガーと同じレベルなので、観ている側も推理したり、緊急通報の緊迫感を体験するこ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

IMAXで大正解。まだモーター音が体に響いている気がする。

まず、こんな映画みたいな実話が存在してることに驚く。
ゲームオタクが?って思っていたけど、グランツーリスモというゲームが実際のレースのリア
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.2

ザックとタイラーの兄弟のような相棒のような関係が温かくてとても好き。2人の修行シーンとかすごく自然だったのでアドリブも多いのかな。

ザックの真っ直ぐなピュアさをあしらったりせず、真剣に受け止めるタイ
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.1

主役はおじさんなのにちょっと羨ましくなるくらいキラキラしている青春映画だった。

知らない世界に飛び込むとか、知らないことを勉強するとか、なかなかできないことをたくさんするおじさんコンビに心が動かされ
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.8

最初あんなにツンツンしていたのに、あっという間にラブラブになるのでちょっと笑った。
これ以上はお腹いっぱいってほど2人のイチャイチャを見せつけられるのに、後半で急に切なくなるので感情が忙しい。
王子が
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.7

一度でもアトラクションに乗ったことのある人だったら楽しめる仕様。随所でハッとする場面がいくつかあって発見するのが楽しい。

予告からコメディ強めかなと予想していたので、人間ドラマ要素に泣きそうになる場
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

ストーリーの方向性は元々知っていて、かなり期待していたけど思ったよりは刺さらなかった。
女性社会に生きるバービーと男性社会の魅力に取り憑かれたケンの対比が面白かった。
ケンは男性社会のテンプレとしてあ
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.4

巨大ザメとサシで渡り合えるステイサムが堪能できる。
あまりにもステイサムに死にそうな感じがないので、ある意味ハラハラせず安心して観れた。
巨大ザメも美食家なのか、手当たり次第に襲うわけではなく、意外と
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.3

王騎と信の師弟関係が好きなので、趙戦を楽しみにしていたのに、まさか紫夏でめちゃくちゃ泣くとは。
原作読んだ時もこんな泣いた覚えがなかったのに、杏さんの強く凛とした紫夏で胸を掴まれた。

キングダムは信
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.4

イーサンハント以外では乗り越えられない特大ピンチが何度も襲い掛かり、観客が流石に無理でしょと思うところもイーサンハントの驚異的な身体能力でなんとか毎回乗り越える。もはやお祭り気分の今作。

事前に何度
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

鑑賞後2日経ったけど、映像の美しさ以外はあんまり印象が残っていなく、これがアオサギの言っていた「普通のやつは忘れちまうんだよ」なのか。

ポスター以外に情報がない状態で、映画を観たのが初めてですごくワ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

ターの自分に対する自信があるからこそのカリスマ的な振る舞いが美しい。冗談を言うようなユーモアもあって、一見穏やかだけど、音楽に対する意見が食い違えば人を切り捨てる。
ターの音楽に対する真摯な姿勢は視聴
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

あんなに溌剌として無鉄砲だったインディが、老いを感じさせる姿で1人寂しく生きているのがなんとも切なかった。
ダイヤルを巡る争いに巻き込まれたインディが、かつてのように駆け回りカーチェイスして、グーパン
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.8

難しいことを考える必要はなく、笑って観られる。あんまりコメディ観ないけどインディシリーズとは笑いのツボが合ってる気がする。

インディがだいぶおじいちゃんではあるけれど、アクションもしっかりこなし、年
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

この設定をアリにしてしまうキアヌとティルダスウィントンのビジュアルの完成度が高い。

タバコを吸いまくる退廃的なコンスタンティンの色気がすごかった。
悪魔祓いアイテムに、ショットガンやメリケンサックと
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.0

インディジョーンズシリーズの中で1番好きかも。

インディがパパのドジに振り回されてドタバタ。ちょっと天然なパパが1番最強。
あんまりコメディは見ないけど、今作のどうぞここで笑ってくださいってくらい丁
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怪物(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

つくづく自分が見えていない世界に対する想像力が低いことを思い知らされる。

視点が変わる3部構成で、登場人物の印象が各章で大きく変わる。
1章ではサイコな先生が、2章では生徒思いだったり、同じ出来事を
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.6

字幕版を鑑賞。

歌声が美しく透明感があって感動した。声を奪われるから仕方ないと思うけど後半の歌唱シーンが少ないことが残念。

今回も友人の付き添いで特にアニメ版のファンではない私でも外見のイメージの
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.8

リゾートのためにビデオカメラを買ったり、まめまめしく日焼け止めを塗ったり、護身術を教えたり、カラムのソフィへの優しさや愛情を感じるシーンがすごく愛おしかった。
最後空港で別れるところ、手を振ってるのか
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

同監督はグランドブダペストホテルしか観てないけれどかなり強烈な印象があって、今作の期待度はかなり高かった。

映像は前作同様独特のカメラワークに、美しい配色で期待通りだった。アシンメトリーの映像出てき
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

バディ9歳の等身大の一生懸命な日常がとても愛おしい。好きな女の子と結婚できるかな?って質問するところが素直すぎてキュンとなる。

バディの周囲の大人たちもバディを子供扱いすることなく、それぞれの考えを
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.8

運命的な出会いから別れまでを辿っていく話。
アレックス目線ということなのか、美しい景色も相まってダヴィドが美しかった。
ストーリーに特別な個性はないけど、耽美な雰囲気と80年代のノスタルジックさで見終
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.3

ネタバレは一切見ず、前情報なしでの鑑賞。

最近のコナン映画によくある最新技術もコナンと哀ちゃんの秘密の核心に迫るようなもので、映画だから本編に影響するような展開にはならないってわかっていてもハラハラ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

生の演奏を聴いているかのような美しい音に映画館で観れて本当に良かったと思った。

真摯に音楽に向き合う姿と人間的な成長にすごく感動した。努力する姿がとにかく美しい。玉田ファンのおじいちゃんに泣かされた
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

理解しようと思ってしまったのが良くなかったかも。肩の力抜いて観た方がいい作品だったな〜
マルチバースもの初めてだったけど、並行世界の表現が面白かった。指がソーセージの世界だけほんと意味わからなかった。
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