どの場面を切り取ってもポスターとして成立する様な、バチバチに決まった構図と世界観のある画面が特徴的。この独特な世界が好みか否かで評価の分かれる作品。エンタメ性は薄く、また筋の通った物語性も無いままに、>>続きを読む
傷を負った若者が立ち直る迄の様を描く青春映画。水墨画を描くシーンを撮る際、変にCGを扱って外連味を出そうとする事なく、構図やスピード感で臨場感を演出する撮り方が見事。また役者の演技も水墨画素人から見れ>>続きを読む
全登場人物がアニメ的なキャラ付けがされており、コメディ場面は好みが少し分かれそう。日常から非日常への切り替えが抜群で要所要所グイッと作品に引き込まれる。またアクションシーンは邦画でもトップクラスに見惚>>続きを読む
仮面ライダー1号2号に関する予備知識無く観たが、余りノれ無かった。ライダーのデザインや変身シーン、最序盤のややグロテスクなバトルシーンなど映像面でおおっ!と思う箇所はいくつかあったが、難解な点も多くシ>>続きを読む
エンタメや創作に携わる人なら少なからず共感出来る一作。普段はうだつが上がらないが、才能ある主人公だったり、伝説の〇〇のような、ハッタリの効いたキャラが多く出てきたり…と比較的王道の作りをしている印象。>>続きを読む
ずっとクライマックスって言葉がここまで似合う作品は無い。そう思わせるパワーとカッコよさが詰まっている。振り切れ過ぎて笑ってしまう位のハッタリの強さ。アイデアや見せ方の多彩さ。上映時間はネックだが、物語>>続きを読む
演奏シーンのアニメ的な外連味ある映像とかっこいい音楽は見応え十分。ドラマパートはやや駆け足だったものの、期待していたものを、一段超えたクオリティで見られる喜びがすごかった。
原作未読でも楽しめるが、>>続きを読む
高所恐怖症の人には絶対オススメ出来ない映画。ユーチューバーが鉄塔に登ったら降りられなくなった…あらすじだけ読むと自業自得としか思えないが、鉄塔に登る動機をドラマパートで補強している為、納得は出来ずとも>>続きを読む
美食を求め、無人島にあるレストランへ足を運ぶセレブ達を待ち受ける恐怖体験。あらすじはありがちだが、キャラクターの力でぐいぐい引き込まれていく。デイミアン・チャゼルの映画:セッションが好きな人は、かなり>>続きを読む
新人と天才、対称的な二人のキャラクターで創作の苦悩や面白さを描いていく。どちらかを極端に否定・肯定する事のないバランス感覚が良い。
ただ監督二人とも何故このアニメを作るのか。その動機や目的・その作品>>続きを読む
登場人物は多いが、ルフィ、ウタ、シャンクスの三人の関係性に収束していくので原作の知識は最低限でも楽しめる作りになっている。また映画館の音響設備でadoの曲を聞けるだけでも観に行く価値はある。
製作陣>>続きを読む
前作未見でも楽しめる傑作。戦闘機で敵の施設を攻撃しに行く…戦争映画らしい物語ではあるが、ノリとしてはタイムアタックに挑戦するスポーツものと言われた方がしっくり来る。いい意味でアメリカ的なノリが随所で楽>>続きを読む
硬派な世界観で岡田准一のアクションが見れると思って観ると少し肩透かしを食らう。政治劇やキャラ描写に時間を多く割く分、アクションシーンは少ない。出てくる登場人物が多く、関係性も複雑。ヤクザ周りの設定も細>>続きを読む
三島由紀夫と東大全共闘の構成員の論戦は、内容が高度過ぎて理解出来なかった。だが過激な行動も辞さない、対立する主張を持った組織の集会に単身飛び込み、論理とユーモアを武器に自らの主張を説く三島由紀夫の姿に>>続きを読む
ポテチを食べながら、軽いノリで見るにはちょうどいいミステリー映画。ミステリーやサスペンスにありがちな陰気でシリアスな雰囲気は無く、寧ろそういった既存作品を少しイジっているような印象すら受ける。
物語>>続きを読む
人種差別問題に対して無知な為、メタファーを利用して何かを伝えたいんだろうとは思ったが、上手く受け取る事が出来なかった。全体的に説明セリフが少なく受け手に読解力を要する印象。
映像の面白さも有り、中盤>>続きを読む
大衆に寄せる意識が全く無い。逆に言えば好きな人にはコレ程たまらない映画はないという一作。
グロテスクながらどこか奇妙な可愛げのある世界観だったものの、どの描写も許容値を超えて不快な気分にさせる描かれ>>続きを読む
何も考えないで軽く楽しむ分には最適な映画。個性的なキャラクター同士の掛け合いはテンポがよくコミカル。そのタイプの自販機は日本には無いけどな…とか、日本の駅はそんなんじゃない…とか細かい事が気になる人に>>続きを読む
会社員×ループものという設定がまず面白い。同じ1週間をループし続けるからこそ業務効率が上がり仕事の質が上がる等、この設定ならではのアイデアが光る描写も多い。またコメディ描写もくどさが無く、テンポ良く飽>>続きを読む
バガボンド、リアルを経て、今の井上先生が再解釈して作られたスラムダンク。新規も見れるように一本の映画として成立させる為にはドラマパートが必要であり、5人の中で弱さの描きしろがあるリョータが主人公になる>>続きを読む
何故そのキャラがそういった行動を起こすのか、その心情に説得力を感じられず、展開優先の作劇が目立った。キャラに感情移入出来なかった為、楽しめなかった。
細かい事を気にしなければ、いい雰囲気の描写は多い>>続きを読む