ふじおさんの映画レビュー・感想・評価

ふじお

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男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)

3.3

音楽などの臭さはだいぶ抑えられたと思う。

血まみれの銃撃戦が起こる終盤で、そこそこ面白くなった感。

コートの弾痕に手榴弾を掛けてる人なんて初めて見た。

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.0

2024.04.15 アマプラ
★3

『フェイス/オフ』と逆で、本作は前よりも楽しめなかった。

演出もセリフも音楽も臭く、ヒロインのウザさにもイライラするけど、ストーリー自体は悪くないという変な映
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.2

お互いの顔を入れ替えたことで、冷めた家族関係が良好になっていく皮肉なドラマが面白く、何年も前に観た時よりも良いアクション映画だと思えた。

視覚センスが爆発してる鏡のシーンが印象的。

ブロークン・アロー(1996年製作の映画)

3.1

ラストの吹っ飛ばされ方、『トゥルーライズ』などと並ぶ面白い死に方だと思う。

ただそれだけ

変な家(2024年製作の映画)

3.0

予想よりは悪くなかったけど、ツッコミどころはある。

エンディングは、映画全体の内容とあまり関係ない取って付けたような感じ。

あとちゃんとチェーンソー使えよ!!

リンカーン/秘密の書(2012年製作の映画)

2.0

リンカーンがヴァンパイアを殺しまくる楽しいバカ映画を期待してみたら、変に真面目に描いていて普通につまらない映画だった。

何もかもが唐突に起こる編集構成もクソ。

ヘカテ デジタルリマスター版(1982年製作の映画)

3.5

男が不倫に狂っていき、仕事すら手につかなくなるだけのストーリーではあるけど、ダメ人間が主人公だから中々面白い。

カタコンベ(2007年製作の映画)

1.9

叫びながら逃げ回るだけの主人公に訪れるクソみたいな真相

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

豪華キャストが演じる個性的なキャラクター、過去と現在を行ったり来たりする構成にタランティーノを思い出した。

ふざけてて楽しい。

テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

3.9

全然意味のわからないシーンはあっても、不条理劇として結構面白かった。

1人の男に狂わされる家族とその生気のなさは『聖なる鹿殺し』に影響を与えているかもしれない。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.5

イェーガーと怪獣の重量感のある殴り合いが素晴らしいのは当然として、怪獣に人生を狂わされたキャラクター達のドラマこそ評価されるべきだと思う。

X エックス(2022年製作の映画)

3.6

A24にしてはクセがなく観やすいと同時に、ストーリーの基本的な流れに新鮮味がないから少し物足りない。

ワニの登場や赤い照明から、『悪魔のいけにえ』よりも『悪魔の沼』の影響の方が強いと感じた。

1番
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悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.0

『サイコ』グロくて完成度が低い版

色んなキャラクターに話が行ったり来たりして、ストーリーの焦点が分かりずらいめちゃくちゃさ。

イカれた殺人鬼のおっさんとワニが面白いから悪い映画ではない。

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.3

楽しいけど、すぐに内容忘れそう。

派手さ重視のアクション、特に高層ビルであることを活かした縦構図のアクションが良かった。

トリプルX(2002年製作の映画)

3.0

楽しいけど、すぐに内容忘れそう。

監督ロブ・コーエン、主演ヴィン・ディーゼルの潜入捜査ものという点で、『ワイルド・スピード』1作目を思い出さずにはいられない。

ヴィン・ディーゼルが、自分が起こした
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リバティーン(2004年製作の映画)

3.6

「反抗は誰にでもできるし愉快なものだ
だが人間いつかは何かを肯定せねば」

「男は一生に3度恋をする
初恋の人、結婚相手、死の床の花嫁」

説明不足で分かりずらい部分、カットしなかった方が良かった未公
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ウルフクリーク 猟奇殺人谷(2005年製作の映画)

3.6

グロさよりも、ジメジメした空気感や汚さに力が入っており、中々良いホラー演出。

所々で広大な土地を活かした美しい画もある。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.9

男性恐怖で、男が全員同じ顔に見えるということかな。

緑の多用、リンゴ、タンポポの種は伏線として分かりやすいけど少ししつこさも感じた。

男たちのしつこさに主人公が呆れている所、タイトルが出るタイミン
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

奇妙な主人公とそれを演じるケイレブ・ランドリー・ジョーンズはあまり似合わないくらい、ストーリーはシンプルで奇妙さに欠けており少し物足りない。

ドラマからサイコスリラーになっていく後半は中々。

『ジ
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トランスポーター3 アンリミテッド(2008年製作の映画)

2.4

ここまで出来に差があるシリーズ映画も珍しいのでは。

ごちゃごちゃした編集に加え、ウザくて全く魅力のないヒロイン。

終盤の列車内と車を使ったアクションは中々だけど、それ以外は2作目のような斬新さもア
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トランスポーター2(2005年製作の映画)

4.3

『ローガン』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『ミッション:インポッシブル3』『マトリックス リローデッド』『ダイ・ハード』など、様々なアクション映画を連想させ、それらを超えるバカさがすご>>続きを読む

スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

4.2

同監督コンビの前作『モーガン・ブラザーズ』から確実に進化している。

死に方のバリエーションの豊富さ、勢い任せな部分もあるけど二転三転する展開に全く飽きがこない。

過小評価されすぎ。

モーガン・ブラザーズ(2012年製作の映画)

2.7

R18にするほどのエログロやブラックコメディはなく、全てにおいて中途半端。

キャラクター同士の関係性の変化も唐突すぎて違和感あり。

トランスポーター(2002年製作の映画)

3.0

キャラクター紹介とカーチェイスから始まるオープニング、ドアスコープからこちらに向かってくるのが見える飛び蹴りステイサム、滑り防止のために使われる自転車のペダルなど、印象的なシーンは多いものの、それ以外>>続きを読む

死と処女(おとめ)(1995年製作の映画)

4.1

3人のみのキャラクター(デビュー作『水の中のナイフ』を連想)と銃だけで緊張感を持続させられるのがすごい。

常に疑心暗鬼になりながら観ていた。

テナント/恐怖を借りた男(1976年製作の映画)

3.8

逆『ローズマリーの赤ちゃん』

ポランスキー本人の気持ち悪さが、本作の不気味な面白さに繋がっているのがウザいけど、良い映画であることは否定できない。

うんこと女装が面白い。

ポランスキーの 欲望の館(1972年製作の映画)

1.5

クソなロマン・ポランスキー映画

特にこれといったストーリーがない中、ただ変人たちがふざけ倒しているだけで、コメディもエロも中途半端。

『マクベス』『チャイナタウン』の間にこんな映画を撮っていた事実
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複製された男(2013年製作の映画)

3.8

邦題がうんこ

コミュニケーション不全についての映画なのは理解できた。

度々登場するクモが何を表しているか理解できなかったからオープニングとエンディングも難解に感じたけど、電線や割れた車の窓ガラスを
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ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.8

最強ジェイソン・ステイサムの無双を見れるかと思ったら、ギャンブル依存症ジェイソン・ステイサムの苦悩がメインで、これは良い意味で期待を裏切られた。

地味で小規模なステイサム映画だけど、ダメな人生から脱
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ジャッカル(1997年製作の映画)

3.5

登場する度に見た目が変わるブルース・ウィリスと、自分が魅了されたスナイパーライフルの自動照準機能から逃げ回るジャック・ブラックが他の俳優を喰うくらい面白い。

終盤の銃撃事件、警官への変装、地下鉄での
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カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

2.9

カールじいさんの続編じゃなかったら、もっと記憶に残らない短編になっていたと思うくらい、内容が薄い。

マクベス(1971年製作の映画)

4.0

ロマン・ポランスキーが妻のシャロン・テートを殺されてから最初に撮った映画なだけあって、病んでいることが観ている側にも伝わってくるくらい暴力的で悪夢的。

血の量は監督作で1番かもしれない。

洞窟にい
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.5

サスペンス要素を取り除いた『コントラクト・キラー』といった印象で、無表情なキャラクター、失業者、恋愛描写、シュールな雰囲気など色々な部分が似ている。

というか他の映画のあらすじを読んだ感じ、アキ・カ
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YUMMY ヤミー(2019年製作の映画)

4.4

美を追求することに取り憑かれたバカかクソな人間たちがゾンビになっていく映画

いくらでも感動的に描けそうなところをそうしないところが、人間への皮肉たっぷりで最高。

チンコのシーンはニヤニヤしながら観
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バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)

3.1

主人公が反撃できないどうしようもなさは印象的でも、胸糞映画を作ることが最優先になっている感じが少しあざとくて苦手。

出来後をしっかり説明しないホラーあるあるな主人公のせいで、ラストが説得力に欠ける。
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壁女(2015年製作の映画)

2.8

『世にも奇妙な物語』とかオムニバスの一編にありそうな話

観終わった後の「結局何だったの」感が強いし特別良い映画だとは思わないけど、軽い気持ちで観る分には悪くないエログロホラー。

1番最初のシーンの
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