ふうさんの映画レビュー・感想・評価

ふう

ふう

映画(77)
ドラマ(0)
アニメ(0)

日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

ほっとする作品。ストーリーとしては平坦だけど、茶道の魅力、季節や心情にあわせた設え、掛軸、菓子、茶器などの文化が伝わってきた。意味をいちいち求めない、自然に体が動く、でも進化している。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.3

音楽と薄暗いニューヨークの街並みがよかった。主人公はなかなかヤバイやつですね。デートで映画館に行った辺りから、なんじゃこいつ?となって。認められたい気持ちが強いのか、フラれてからの行動はとても危うい。>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.4

恋愛映画苦手なので観ていませんでした。前半はやっぱり苦手だ…となりましたが、後半の家族の話に温まりました。それぞれキャラがたっていて素敵な家族。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

蒼井優の演じる聡子の、優雅に暮らすかわいらしい奥さまから夫への愛ゆえに狂気へ変わっていく様がよかった。表情のアップで無音のシーンが印象的。何だか不穏でぞっとする場面が多かった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

難しいと聞いていたので、頑張って理解していましたが、逆行が始まってからどんどん置いていかれました。ミッションは明確でも、斬新な設定で映像を脳が処理しきれない。。ダンケルクもそうだったけど、音楽が邪魔し>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

ジョン・ウィックさん強すぎる。銃撃のアクションが爽快。時々素殴りになるのはあれれ?だったけど。あと裏社会のホテルとかの設定がいい感じ。最初のビーグルがとてもかわいいので、犬派としては辛い。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

ずっと胸が苦しくなることが続く。奴隷を人間と思っていないような扱い。カンバーバッチのような親切な人にとっても奴隷は奴隷だったのだろう。法律は正義なのだろうか。ブラピの言葉が救い。ああいう考えの人が恐れ>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

ジム・キャリーの明るいキャラクターで掻き消されているがなかなかホラーな設定。プロデューサーもキャストも視聴者も狂気だよ。終わり方がその後を描くんじゃなくてあっさりしててよかった。

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.0

初めてちゃんと見た。ネタにされがちなシーンのイメージが強いけど、しっかりメッセージ性ありな映画。機械なのにだんだん人間味が出てくる感じと子どもとの交流って何だかハートフルだったな。

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.6

バレーボールに愛着が湧いてしまう映画。エリート社員で冷静に計算したり、日付や天気を読むような賢い主人公。それでも無茶したり、自暴自棄になったり、自殺を考えたりと無人島生活の過酷さが感じられる。唐突な四>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

ミステリーかと思ったら後半はただのホラーだった。そこそこ怖いけど演出はよくある感じ。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.4

光に過敏で…の辺りから何となく察しはつきながら見ていた。もう一回見返すと違う風に見れるやつ。銃をはずすとことか。最後の最後が曖昧なのでえ!ってなる。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

日本とは文化が違いますが、学校や家族との狭い関係の中で生きていたあの頃を思い出させる映画でした。曲がいい。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.5

始めは近未来設定がすっと入ってこなかったが、展開が進むうちに引き込まれていました。キャラが多くて複雑ですが、陰謀に巻き込まれた主人公がシステムの欠陥を暴くために頑張るお話。すっきり解決ではないのに後日>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.7

大どんでん返しがあるぞ!って知りながら見ていたのでなんとなく予想ができてしまったが、面白かったです。ハイスピード伏線回収よき。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.7

ラストでおぉとなりました。サスペンスとしても面白いし、ナチスという重いテーマを描く作品としても興味深いものでした。

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.2

ポップな画とハッピーなストーリー。人種差別がテーマだけどわかりやすいメッセージ中心で見やすい。ミュージカルの楽曲にはあまりはまらなかったかな…

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

ここ最近で一番どきどきさせられた。ワンカット風の撮影はもちろん、音楽もよく、どこから攻撃されるのか何が起こるのか目が離せないセット。途中の出会いやお花、歌など緩急もいい具合だと私は思いました。ダンケル>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

日本公開が決まる前から噂になってたやつ。ついに行ってきた。
正直、きちんと評価するには自分があまりにも無知であると思う。ここに記録を残そうにも言語化できないのでいくつか考察を読んでしまった。
グロとか
>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.0

前半没入できなかったのでとにかく長いと思っていた。わざと演技下手な演出とかもあまり得意ではなく…
ただ狂いだしてからがよかった。親子、友情、恋愛と様々な愛があって、全部何だか歪でどうなるのかなと思った
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今日見終わったあとに作品賞受賞してました。韓国の社会情勢には疎いのですが、格差社会の闇を見た感じ。後半の展開でぐいぐい引き込まれる。地下の人々の怒り。面白要素もあり。

メカニック(2011年製作の映画)

3.5

ジェイソン・ステイサム初見。かわいい要素0のレオンみたいな感じ?だがまた違う。ラストがかっこいい。周到な準備が勝利を招く。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.1

合わなかった。いやーな感触が残る映画。田んぼ、煙突から出る煙、カイトの映像や音楽がきれいなのにひどいシーンが多い。こんな雰囲気の子達も居たけど、自分は中学生時代とても能天気だったなあと思い出したり。大>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.0

シャイニングをちゃんと思い出せないまま観ましたが、シャイニングってこんなんだったっけ?えぐみの強いハリー・ポッターのようなお話といった印象。ただシャイニングのカットが入るとあーあったあったこれ!と喜ん>>続きを読む

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.1

書き忘れ。原作はほぼ記憶にないのですが、古さも相まってチープな印象が残っています。今作はグロさが増し、メッセージ性も加わったのかな。チャッキーは不気味の谷ど真ん中なビジュアルで、主人公の人形への情に共>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

ん?短編?と思ってたらちゃんと全部繋がってる。何気ない会話が面白い。ハンバーガー食べたい。

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.3

映像の暗さとか女の子の美しさとかよかったのだけど途中で飽きてしまった…芸術って何だろう?

コドモのコドモ(2008年製作の映画)

2.1

ちょっと無理があるストーリー。ファンタジーとして見れば◯という意見もあるけど。子供の世界観の妄想みたいな描き方と若年での妊娠というテーマが合ってないような印象。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.4

久々に泣いた。差別や偏見に凝り固まっていると、人はこんなにもシンプルで簡単な答えに辿り着けない。手紙を読んだ彼らは何を思うのだろうか。
とはいえ私だって無意識に差別的な考えを持ってしまっていることがあ
>>続きを読む

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.3

内容全然知らずに見たので、えっこの人もこの人も出てる!ってなったり。サブカル感の強い設定に置いてかれそうになったり。
恋愛ものって主人公の女の子に共感できず、イライラしてしまうのですが、これはそんなこ
>>続きを読む

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.1

初めてちゃんと見ました。ごちゃごちゃエピソードが混ざって、でもきちんと回収されていく。夫婦愛…親子愛…とかのテーマもしっかりあるんだけど、面白いっていうより回収されていく様をなるほどねぇって見てしまっ>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.9

久しぶりに観ました。細かくは覚えてなかったけど見終わったあとよかったと感じた記憶があったので。今見てもやはり終わり方が好きだと感じました。友人はちょっと怖いといっていたけど私は面白いと思います。

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.1

ユリがなに考えてるかはわからなかったし、不倫は見ててよい気分にはならないのだけど最後までゆるっとみられる。えんちゃんと堂本のシーンがエモい。

ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.3

ホラーかと思ったら違った。設定面白い。悲しい。

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

子どもたちの無邪気なようでいて悲しみをたたえている様子。母を思う気持ち。兄弟で助け合いながらも荒廃していく生活。大人たちは優しいけど根本的に救えていない。誰も知らない。

愛、アムール(2012年製作の映画)

3.8

老夫婦の生活を丁寧に描いている。自宅での老老介護。献身的な夫の妻への愛がひしひしと伝わってくる。これは悲劇ではない。

>|