錆梨さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

気のいい女たち(1960年製作の映画)

4.0

夜の街は輝いていて昼間の退屈さがうそのようだが、同時に恐ろしく危険でもある。格子の向こうの虎と、尾行する男のクロースアップがモンタージュで結びつく。

柔らかい肌(1963年製作の映画)

4.2

クライマックス、妻が銃に弾を込めてからは彼女が主人公になっている。弾丸のように突き進む後ろ姿はかのタクシードライバーよりも過激である。

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

4.7

あまりにも面白い。フィルム・ノワールを裸にしてしまった大傑作。