トリュフォーよりゴダールの方がロマンチスト
ひたすら主要キャラの3人の戯れが展開されていく。謎を残したまま終わるのがかなり良い。
小学生が見ても、大人が見ても、みんなは心の中で叫んでいるはず「トムクルーズ最高!」
畳み掛けるアクションの連続の美学よ!
あのダンスシーンのために全てがあるのだろうか。フランスの港町を撮らせたら右に出るものはいない。
最高の人間ドラマ。
宮崎駿の集大成と言っても過言ではないだろう。しかしテクニックばかりに目が生き、どこか鼻につく。セルフオマージュがたくさん盛り込まれ過去の作品の記憶が蘇る。独創的な迷路のような世界を描く才能は圧巻だが、>>続きを読む
一種のユスターシュの自伝なのだろう。
大人たちは口を揃えて孤独とは若気の至りだという。その死にたくなるような砂漠の中の一輪の花のような乾いたヒリヒリとする痛みを抱えている僕たちは何者かになることを強い>>続きを読む
ゲバラは幼い頃から喘息持ちだったため、必然的に読書家になったらしい。
サイレントで培った映画体験が後に生かされているんだな。映像で語ることに真摯に向き合っている。
映画を撮りたくなる映画。
フォードの捜索者のようにいなくなった人間を探す。モノクロの美しさに酔いしれる。
虚構と虚構がモンタージュされるとき、鏡に映るショットが連続するとき、不穏な音楽が何度も流れるとき、狂気の反復に内臓が破裂しそうだった。
お化けなんかよりこんな人間が怖いんだよ。監禁へと展開する構造、こんな脚本書いてみたい。