succiさんの映画レビュー・感想・評価

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レベッカ(1940年製作の映画)

3.9

若い頃に一度観て、久しぶりに視聴。
使用人のおばちゃんが曲者で
確かすごく怖かったんだよな〜という
のが昔の記憶。

歳をとって再視聴した感想は

ローレンス・オリヴィエって
こんなイケメンだったんだ
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狙撃者(1952年製作の映画)

3.9

女性を狙う連続狙撃事件。
それを追う警部と
殺人をやめたいのにやめられない
トラウマを抱えた男の話。
女性に冷たくされるたびに
殺したくなっちゃう人なんだけど
狙撃の腕と投球のコントロールが良くてビッ
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これ、罰してる側にも
ペナルティ感あるな。

被害者遺族の哀しみは
加害者がどう罰せられようと
癒えることはないんだろうなと
思った。

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

4.0

民族にとって、言葉って
本当に大事だね。

刑務所帰りで字も読めない男が
弾圧下で朝鮮語の辞書を作ろうと
活動する出版社で、
ひょんなことから働き始め
その活動にハマっていく。

いろいろ確執がありな
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君が描く光/ケチュンばあちゃん(2016年製作の映画)

4.0

幼い頃に失踪した孫娘が
12年ぶりに現れるが
彼女には秘密があって…。

ポスタービジュアルのような
明るい感じの話ではまったくない。
タイトルは「光」だけど
むしろ影にまつわる話。

ハルモニ役のユ
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

捜査してるというより
ずっと投げ飛ばしたり
ぶん殴ったりしてるだけで
みんな満足、マ・ドンソク!

ジュニョク、ソックに比べると
悪さが小粒。だが、青木崇高も
国村隼人も、カッコよく撮られてて
良かっ
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逃げきれた夢(2023年製作の映画)

3.2

舞台のような。
光石研ひとり芝居みたいな感じだった。
もちろん妻子や友人、教え子なんかも
出てくるけど、光石研の出ないシーンがない。
59歳とかだと若年性認知症って設定だと思うけど、本人割としっかりし
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.4

デビッドバーンの存在感が
40年前とは思えないくらいイマ。
あの頃もカッコいいとは思っていたけど
久しぶりに、改めてマジマジと観ると
こんなに時代を超越してたのかと
しみじみ。
ライブ自体もカッコいい
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偽りの隣人 ある諜報員の告白(2020年製作の映画)

3.8

チョン・ウぱいせんの映画が
アマプラのお勧めに上がって来たので視聴。

85年軍事政権下を想定したフィクション。
いわゆる体制側の耳野郎が
自宅軟禁している大統領候補を
盗聴しているうちに、その家族の
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

原作も何も知らずに
人に誘われて鑑賞。
2時間かけての壮大なオープニングだった。
この先が長そうだ。

主人公はそうでもなかったけど
登場人物のキャラづくりが
だいぶマンガっぽいな〜と思ったら
みなさ
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スマホを落としただけなのに(2022年製作の映画)

3.7

大昔に日本のオリジナル版を見たけど
こんなに怖い話だったっけ?

あのチャングレが、
こんなにグレちゃうなんて…
シワン、笑顔でひどいことするの
やめてくれます?怖すぎですわ。
最高ですわ。

最後に
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.9

人間って、こうなっちゃうよな。
でもこんな状況になったら
どうすればいいんだろう?って
考えながら観てたら、もうグッタリ。

イ・ビョンホン、凄まじい怪演。
パク・ソジュンは、この異常な状況に順応して
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僕らの青春白書(2014年製作の映画)

3.0

見終わった感じとしては
このメンツで青春モノなのに
キュンの要素はないし、
いろいろベタで、何じゃこりゃ?
なんすけど、イ・ジョンソクの
ヘタレっぷりはお腹いっぱい堪能。

ヨングァン、全くモテないの
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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.1

軍事境界線と6億当選宝くじ券をはさんで
北と南の軍人が右往左往するコメディ。
どちらの軍人も愛おしく描かれていて、
平和を願わざるを得ない。
困った顔のコ・ギョンピョ最高!
笑いが止まらなくなるとこも
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君の結婚式(2017年製作の映画)

3.8

青春。切ない。
好きで、お互い大事に思っていても 
うまくいかないことってあるよな。
タイミングもそうかもしれないし、
口に出してしまった言葉は元に戻せない。

最後、ウヨン(キム・ヨングァン)が
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ミッション:ポッシブル(2020年製作の映画)

3.5

スナック菓子みたいに
サクサク見れるアクションコメディ。
ベタたけどいちいち笑ってしまった。
アクションはキレてるし、
キャラはチャーミングだし、
ヨングァンの魅力を堪能。
お酒飲みながら観るのにいい
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.4

まあ、怖がらせる怖がらせる。
でもほぼ伏線の回収はなくて
途中でこれ、ツィンピークス的なアレか?
と疑ってしまったほど。で、
ラストがこれかよ!?と。

ネトフリでこのラストってのも
皮肉が効いててい
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あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)

3.8

途中までは予想どおりの展開だけど
後半、チ、チャッカンマン!
な展開を迎え、涙腺崩壊するようにできている。
チンピラも優しい兄貴もシームレスに
演じるチョ・ジョンソクがいい!
(しかし、いろいろ展開早
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星明かりを見上げれば(2022年製作の映画)

3.9

ムショ帰りでちょっと粗野だが
心優しい葬儀屋の男と、
育ててくれた祖母を亡くし
死の意味もわからない、幼い女の子。
なりゆきで女の子を預かるハメになった男が、祖母に会いたがる気の強い女の子に手を焼きな
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

みんなただただ逃げてるだけで
人間がほとんど描かれてないので
さほど怖くもなく。
ダメな対策本部もパターンな感じだし。
これは、ゴジラが街を破壊する映像を
楽しめばいいってことなのかな?
でもリアルな
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.2

養子としてアメリカに渡り 
アメリカで育ったのに
法の不備から市民権が認められない人々。
有色人種ゆえに受ける差別。
と、同時に、血の繋がらない
親と子の関係がもうひとつの軸に
なっている。
自分を育
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.4

女を舐めてるヤクザもんに
強い女が復讐する物語。
チョン・ジョンソが、とにかく強ぇ。
「マイ・ネーム」のハン・ソヒと
闘わせてみたい。
だいぶ痛いシーンが多いけど
強いからスカッとはする。
「バレリー
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.8

石油が出るがゆえに豊かなネイティブ・アメリカンと、それを食い物にする白人たち。
次々起こる殺人は実に雑なんだけど、まったく捜査されない。いかにネイティブ・アメリカンたちの命が軽く扱われてきたことか…。
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.5

これはなかなかなスペクタクル。
どうせなら映画館の大画面で観たかったな。
現世であれだけ苦労して
地獄で裁かれるなんて割に合わない。
ラストはなんとなく想像してた通り。
ハ・ジョンウとチュ・ジフンの
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午後10時の殺意(1974年製作の映画)

3.6

まったく関係がないように見える被害者と夫の不倫。陪審員の妻はなぜ、夫を疑い始めるのか。疑念が確信に変わっていく過程がなるほど、と。そして最後の1分までどうなるのかドキドキ。70分と短いのに良くできてた>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

3.0

フランスの名優が演じていても
ゆるぎない邦画感w
圧倒的に音楽がヨーロッパを感じさせない。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.3

とにかく原作の小説が面白すぎて。
それ読んでから観たから
なるほどねー、としか。

ミラクル7号(2008年製作の映画)

3.6

久しぶりにこのキービジュアルを見て
公開当時、7号のぬいぐるみが
めちゃ欲しかったことを思い出した。 
母さん、あのぬいぐるみどこに
行ったんでしょうね…。

可愛いのよ、とにかく。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.9

こんな恐ろしく切なく
鮮やかに裏切る脚本は他にない。
すごすぎてこの秘密は守るしかない。

リアル(2016年製作の映画)

1.0

イ・ソンミンやソン・ドンイル、
キム・スヒョンらが揃っているのに
あまりに駄作の評判しか聞かないので
アマプラにアップされたのを機に視聴。
なるほど。
これはさっぱりわからん。
18禁だけどさほどエロ
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ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

3.3

冒頭、ミッドナイトランナーばりに、カン・ハヌルとパク・ソジュンが疾走する姿にだいぶ期待値が上がったけど、あとはだいたいお約束な感じで。
題材が題材だけに、そこまで笑える感じでもなく、ところどころホッコ
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

4.0

5人の殺人鬼に育てられた息子ファイ。
躊躇なく人をバッサバッサ殺す父親たちが、最後まで息子を守ろうとするのに対して、息子は母なるものを守ろうとする。
残虐な話なのに、互いの想いに泣けてしまった。
クセ
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

ひとことで変態って言われて想像するものを超えた変態性。これは常人には描けない世界、ある意味映画の醍醐味ですね。
ストーリーもサスペンスとして見せるし、主演女子2人の逞ましさが、美しい。

親子で、もし
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復讐の記憶(2022年製作の映画)

4.0

戦時の復讐と悔恨。
人生の終わりを目前にケリをつけるべく無茶な復讐に出る老人と、はからずも巻き込まれていくバイト仲間の若者。いやもう病気といいつつ爺さんが強くてビックリだし。物語はまさかな方向に展開し
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