すぎうらけいさんの映画レビュー・感想・評価

すぎうらけい

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罪の声(2020年製作の映画)

3.5

グリコ森永事件をモチーフにした作品。小栗旬が事件を追って行くが、、
ストーリーは意外にもヒューマンドラマに展開していく。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.5

🌟🌟🌟死んだ怪獣のあとの処理をめぐって、政府内の混乱をコミカルに描いた作品。首相のリーダーシップのなさ、縦割り行政を司る大臣たち、意思決定ができない内閣、シンゴジラと同じ系譜。

駅 STATION(1981年製作の映画)

4.7

高倉健は喋らない。
八代亜紀の船唄が、この映画の根底に流れ続けます。
大事なことは言葉では語られない。

人間の儚さと切なさを背負って生きる大人たちの姿をそのままに映す。

これは映画でしか伝えられな
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.2

かなり面白い!潜航するときに後方にバランスを取って立ち位置を維持する船員の姿など細部がリアルに描かれています。
またオペレーションの全体のなかでのミッションとしてストーリーが進み、これまでの潜水艦映画
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.4

キャスティングが変わって、あの魅力的な二人の人間力を失ったなかで、話は淡々と進んでいきます。知りすぎたロマ族のマルコは何を守りたかったのか。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.9

キューバ危機を回避するのに、こんな事実があったことを知って驚きました。
しかしスパイは捕まったら、エグいことになる。後半の牢獄パートにはカンバーバッチの身体を張った演技もあって、息をのむ。帰ってこれて
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

いやいやこれは、、ステイサム演じるエイチがいつ爆発するのかドキドキしながらラストまで一気に楽しめます。
エイチが最初は何者か描かれずに、徐々に息子を殺されたマフィアのボスだと言うことが明かされていく。
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

2.5

テンポ良いリズムでストーリーは進み、結局は、

楽しいことをやったもん勝ち

ってことなんだけど、色々人生描写が薄く、豪華な役者陣も勿体無い。
小説の方が楽しめるのかも。

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

マイケルジョーダンと契約するに、
弱小シューズメーカーのナイキが秘策を用意する。それがエアジョーダン。
このエアジョーダン誕生と契約へのプロセスのリアリティが細かく描かれることで、これからMBAでデビ
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オペレーション・クロマイト(2016年製作の映画)

3.5

仁川上陸作戦の成功が朝鮮戦争の成否を分けた、その作戦をアメリカ軍(国連軍)と、お膳立てした8人のスパイの実話ベースのフィクション。
北と南といっても、もともと親子だったり、友達だったり、理念という目に
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

ヤクザと警察の構図というより、より男の闘いにプロットが。後半は、韓流アクションの影響?

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

4.3

プロットも映像も、いまみても全く古くない、コッポラの名作。昔は怖いだけの映画だったけど、大人になって見直して、カーツ大佐の深い悩みにやっと共感。
コッポラがひどい苦労と、予算の三倍の30億ドル以上と二
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.9

映画リンカーン弁護士をNetflixリンカーン弁護士が面白くてdvdをTSUTAYAで借りて見ました。
プロットは違うけど、2つの作品の根底に通じているものがある。
依頼人の悪事を知ってしまった弁護士
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

いやいや、鐘の音が響いて始まるオープニングからして、
これはもう完全にヤバいヤツです。

前作をみた人もみてない人も、
十分にたのしめて、見終わったら、前作を必ずチェックしてしまう。
(TSUTAYA
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冬の華(1978年製作の映画)

3.5

好景気を迎える1970年代の横浜を舞台にした作品。
15年の刑期を終えて旭川刑務所から出所してきた高倉健さんの不器用な「あしなが伯父さん」の物語。

しかし、高倉健の足が長い!

そして、高校生役の池
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山口組三代目(1973年製作の映画)

3.5

田岡組長自身の原作を映画化。
あくまでもエンターテイメントとしての味付けが見事。
幼少期から成り上がるまでを高倉健が熱演。結構、しゃべる(笑)

眼下の敵(1957年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦の南大西洋、アメリカ駆逐艦とドイツUボートの4日間の戦い。
実体験に基づいたシナリオ、CG無しの本物の爆破シーン、スピード感ある展開といまみても古くない傑作。
船長同士の駆け引きとそこに
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

4.3

これは面白い。
どこまでが虚構でどこまでが現実か、みているものをグイグイと引き込んで行きます。
作品を見ながら頭の中で、時間軸を再構築させ、足りないピースを探していく、
テンポよいストーリーが心地よく
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夜叉(1985年製作の映画)

3.5

高倉健さんがヤクザの出自を隠して、敦賀で15年漁師をしていたのに、ミナミから田中裕子が蛍という飲み屋を始めることから、敦賀とミナミが交錯していく。

この作品は、わかりやすいのに複雑。
そして最後まで
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太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年製作の映画)

3.7

日本のダンケルク。実話。
北方アリューシャン列島に取り残されたキスカ島の守備兵5,200名の救出に
三船敏郎演ずる大村少将が駆逐艦6隻を率いて向かう。
アメリカ軍に包囲されたキスカ島に、慎重に近づき、
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トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)

3.1

後半1時間は、これでもか!っていう爆撃シーンの連続。前半、戦争を避けようと最後まで交渉していた政府、外務省、海軍、多くの努力も空しく開戦していく様は、なによりもリアル。
誰も戦争をしたくて始めるわけで
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

4.0

★★★★太平洋戦争の命運を分けたミッドウェイ海戦を、アメリカの視点で、最新の映像技術で見る。

という作品。

日本人によるミッドウェイを反省する評論、その中心人物にある南雲中将についても
前段のパー
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.0

カンザスのデータセンターからニューヨークまで、地下に穴を開けてリアル線で繋ぐプロジェクトに心血を注いだ男たちの話。
2011年の設定だけど、もう携帯あるし、普通、無線で繋ぐこと考えると思うよね。。
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