水饅頭こわいさんの映画レビュー・感想・評価

水饅頭こわい

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ホテル・アルテミス ~犯罪者専門闇病院~(2018年製作の映画)

3.4

以前ラスト20分を偶然見て面白いと思っていたら、本日CSの映画CHで最初から見れました。
設定は最高に良いです。
医療技術の進んだ2026年、犯罪者限定の会員制病院「ホテル・アルテミス」を仕切るのは、
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.9

TVシリーズの「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は京アニ作品の中でもベスト3に入るほど好きである。
今作はまさしく外伝というタイトルが相応しい話だった。普通に前後編としてシリーズで放映されても違和感
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.5

戦車映画というジャンルがあるならば間違いなくベストな作品である。リアル・ガルパンと言って過言ではないくらい素晴らしい戦闘シーンでした。
ほんとにロシア映画なのか?
オープニングの戦闘からフルスロットル
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.1

KKK対黒人警察官の図式が面白そうだなと隣県まで見に行った。我が県では上映しない程度の知名度な作品だった。
黒人警官が電話で話して、白人警官(ユダヤ人)が直接会うというある意味バディものである。
KK
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.7

個人的には「地獄の黙示録」と「2001年宇宙の旅」を合わせたような内容で面白くないはずはないと思うとだが。それにしても評価が低い。海外での評価されてたが日本での異常に評価が低い。yahooでは2点代だ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

一応タランティーノ長編作品は全て見てる。彼本人や他大勢の人が最高傑作と評されているが「パルプフィクション」を超えているとは思えない。期待し過ぎたのもあるかも。
ラストはにタランティーノらしからぬどんで
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.6

ノーラン監督史上一番地味?作品だが、一番臨場感と熱量が伝わってくるのが本作。
CGやVFXを使わず実写のみの映像。迫り来るドイツ大軍を一切見せず、台詞も必要最小限で殆どなく、効果音に近いBGMがメイン
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

アメリカの大学生が図書館にある高価な本を盗み出して売るという実話の映画化。
犯罪の動機、意気込み、プラン、チームワークなど全てにおいてグダグダでスカスカ。誰がみても成功するはずもない無謀な計画は何故か
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冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

4.3

テレビ2シーズンの後日譚にて最終章でもある。
テレビシリーズで最初はタイトルを見て、オタク丸出し二次元キモキャラアニメかと思ってたが、全くその通りだった。
しかし、初回坂の上に佇む冴えない彼女を見て不
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

「ダビンチ・コード」シリーズの三作目「インフェルノ」の出版秘話を元にしたミステリィ。
出版社は秘密漏洩防止のため9カ国の翻訳家をとあるフランスの洋館地下に閉じ込め、一日20ページづつ渡して翻訳させるこ
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.5

レビューは多くの方がしてるので思い出話的独り言を。

今は亡き今敏氏の遺作となったのが本作品。アニメ界宮崎駿の後継者(世界的に評価され、あの容姿で若い女性ファンも多い)、漫画界大友克洋の後継者(あの緻
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ハンター(2011年製作の映画)

4.0

絶滅したと言われるタスマニアタイガーを巡る、現地の開拓派と他から来た環境保護派との争いに軍事産業関係の企業が絡む社会派サスペンス。
軍事産業企業に雇われたハンターである主人公は、人との接触を避けて孤独
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

大河ドラマ「宇宙大戦争」の完結編です。
一応映画好きだから一作目からリアルタイムでシリーズを見ている。思えば70年代後半の映画雑誌には近々公開予定の作品として二番手三番手扱いで「宇宙大戦争」と紹介され
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

ふと思ったんだけど、エヴァとガンダムの流れ似てない?
双方テレビシリーズで突然大ブレーク、最初の映画化とゼータで病み始め、新映画化と逆襲、新ゼータで丸くなる。流れが似てるなぁと。
誰しも歳を取れば丸く
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

Netflix配信のみと諦めていたが、まさかの我が県での1館1日1上映に歓喜した。
40年代から現代までの裏社会をマフィアの殺し屋フランク"アイリッシュマン"の視点で描いている。突然激昂する短気な一面
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

40年後の"続編という名の完結編⁈"
モダン・ホラー映画の代名詞と言えばキューブリックの「シャイニング」と言われるほど当時は衝撃的だった。
オープニングのコロラド山間部を走る車の空撮。ホテル内のやけに
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.0

カンヌ映画祭から追い出された映画!絶賛と批判、賛否両論!
アメリカでは大幅カットで上映!
と中々の宣伝文句。
しかし何と日本ではノーカット版の上映らしい。意外とゆるい映倫に感謝した。
実は上映時間の2
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

ハリウッド映画なんだけど、東宝怪獣映画っぽいかな。
監督のゴジラ愛というより東宝怪獣映画愛が最初から最後までてんこ盛りです。良く言えばリスペクト、悪く言えばパクリでしょうか。
ゴジラは少しポッチャリ、
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

内容はよくあるロックスターの半生映画。
しかし、各楽曲の発案エピソードのBGMで流れるのは圧倒的であり高揚感を覚える良質なロック!ただそれだけで気持ちイイ!
ファンでなくても知ってる曲はあるので、是非
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

何の予備知識無しに長年の感で、我が街のシネコンで数ヶ月遅れの上映を見た時は思わず"今年一番や!"と叫びたくなった。
ワイオミング州の極寒の居留地で地元のハンターが若い女性の死体を発見する。FBI女性捜
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.2

我が街のシネコンは新作もあるが1スクリーン数ヶ月遅れで上映する作品がたまにある。そこにはヒットはしないが良い映画の確率が高い。地味だが飛び切り光るものがある映画、これはそんな映画の一つがこれ。
バルカ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

原作漫画をリアルタイムで読んでいた。あの傑作「童夢」の次回作という事で漫画ファンやSFファンの期待を超えていく素晴らしい作品だと思った。
連載途中に突然アニメ化の話が、それも大友克洋氏本人が監督するの
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Away(2019年製作の映画)

3.3

ラトビアの青年が一人で何年もかけてコツコツと妄想的な映像美を創造した様な優しいタッチのアニメーション映画。
飛行機事故で助かったが、突然怪しげな黒い怪物に追われ、島の反対側の港まで自身が憧れる背景の中
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.9

揺れるアメリカを貧富二極化させるだの、トランプが全米上映延期させただのと何かと話題?で、お下劣な人間狩り映画が題材イメージ劣悪だった。しかし怖いもの見たさで見たかったが、B級で日本での上映館も少なく田>>続きを読む

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.0

昔レンタルで見たとき凄く衝撃的で、何故かグッと刺さった映画だった。10年ほどして息子に面白い映画ある?と聞かれて、これを紹介したら、凄く面白かったそうだ。紹介してはみたものの内容も曖昧な感じでいつかま>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.8

ルパン3世劇場版一作目は映画館で見たのだが、個人的にイマイチだったので二作目である本作品を見にいく気はなかった。友人が凄く良かったと言っていたのにも関わらず、結局スルーしてしまった。数年後テレビの放映>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.4

私の中では前作がここ数年のNo. 1映画でした。まさかその続編が作られているとは知らなかったので、密かに狂喜乱舞しましたよ。田舎ゆえに上映館一ヶ所で公開して直ぐに見に行きました。
最近CSでも放送して
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.2

初見はCSの映画chだが、途中からだった。最初の15分以降しか見れず、次回の放映予定が無いためネットでDVDを買って無事最初から見ました。
何故かと言うと女性AIロボットのデザインが素晴らしかったから
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

人気が出る前に見たのであまり上映してる映画館が無くて苦労した記憶がある。その後有名になって近所の映画館でも上映してたな。
この監督の過去の作品に韓国サスペンス映画を見る切っ掛けになった「殺人の追憶」の
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.5

ここ数年一番観てる映画。
初見はCSの映画chでそれも途中から(FBI女性捜査官がCIAに会う場面)だった。これを2回繰り返してその後やっとオープニングから観れた。最近までに10回は観てる。
全編通し
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.3

一応、"邦画はアニメ"と思っている程度のオッさんのアニメファンである。
ジャンプはH×H連載時だけ買っているが、鬼滅の刃の記憶が全然無い。アニメも第一話の前半を見て切ってしまった。うちの子供達も同様に
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

前作「ブレードランナー」は日本公開時は大こけして全く客が入らなかった。レビューも平均的だったと記憶してる。私は大好きで二回ほど映画館へ行ったが客は少なかった。日本でビデオ化はされず、字幕の無い輸入盤し>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

4.0

如何にも賛否両論ありそうな映画。
やさぐれ刑事の愛娘は果たして天使か悪魔かって話なんだけど、悪魔にしか見えないが。
兎に角小松菜奈が凄過ぎた。
彼女にしか出来ない役だった
それに尽きる。

告白(2010年製作の映画)

4.5

基本的に邦画は避けて生きてきたと言っていいほど、殆ど洋画に偏って観てきた。邦画はアニメと怪獣映画ばかり。
何年か前、これをテレビで見たときは本当にビックリしたし、面白い!と感激した。
松たか子を始めキ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

4.5

子供の頃見たときは「ウエスタン」と邦題が付いていた。ハーモニカを使用したテーマ曲が印象的でずっと頭の中に残っていた。チャールズ・ブロンソンがヘンリー・フォンダに復讐する話とだけしか記憶がなかったが、数>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

外国の映画界は若くてもスピルバーグなど才能があればドンドン監督として後押しされていた。
それに比べて日本映画界は長い下積みが必要で、映像の才能ある若者は漫画やアニメに流れていった。だから邦画は実写より
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