いまおかしんじの世界観を、普遍性のある城定監督の表現力によって一般的にも、魅力のある作品に仕立てられた奇跡の作品。役者全てが素晴らしいが、何しろ吹越満の見事さ。主役小出と片岡礼子の一騎打ちの説得力。そ>>続きを読む
成田凌が素晴らしい。全体的にコメディとして成立していて、気品さえ感じさせる。出演者全員と監督の意図が一致した、幸せな作品。
西部劇を見事に中国へ移植。劇画的でもある。自分も知らないうちに剣豪となった主人公は選ばれしもの、アーサー王伝説的な存在か。後に父親のような存在となることは確実。
迫力ある画が魅力。主人公の少年とヒロ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
父親と娘による家族再生の物語のヴァリエーション。もしくは擬似近親相姦によって、父親の死を受け入れる話。キッカケとなるアナルセックスだが、その映像に対する吉岡睦雄の余りにも真っ直ぐな受け入れ方、そして「>>続きを読む
坂本礼第二作で本人単独の脚本。映像美が感じられる映像が魅力だが、重苦しい。時代を映しだそうとしたのだろうが。微かに『お引越し』を思い出させるドキュメントシーンも活きているとは言いかねる。メールを待つ時>>続きを読む
坂本礼の処女作。物語自体は共同脚本の一人いまおかしんじ的テーマなのだが、映像美とタメ(間)は坂本のカラーが出ている。キャッチボール、試合のシーン。爽やか。大好きな作品。
立ち回りをワンカット(っぽく)撮っているところだけは評価出来る。劇画調。何しろ挿入されるロックのセンス、入れ方が酷い。
レビューを読んで、この作品を愛している方が多くて嬉しい。ヒロインのダサ可愛さがたまらん。そして、幕開きすぐの360度パンの自然さ。アンゲロプロスには、これは出来んゾ!
これほどまでに僕の人生を震わせた作品はない。全体的にはいまおかしんじらしい、だらっとした感じなのだが、冒頭のイカ、主人公ヒロイン、オジサンの数カットで主要登場人物を語りきっていること、途中の鏡に映るオ>>続きを読む