takasagoyaさんの映画レビュー・感想・評価

takasagoya

takasagoya

映画(125)
ドラマ(0)
アニメ(0)

銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

5.0

いまおかしんじの世界観を、普遍性のある城定監督の表現力によって一般的にも、魅力のある作品に仕立てられた奇跡の作品。役者全てが素晴らしいが、何しろ吹越満の見事さ。主役小出と片岡礼子の一騎打ちの説得力。そ>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.9

成田凌が素晴らしい。全体的にコメディとして成立していて、気品さえ感じさせる。出演者全員と監督の意図が一致した、幸せな作品。

双旗鎮刀客(1990年製作の映画)

3.5

西部劇を見事に中国へ移植。劇画的でもある。自分も知らないうちに剣豪となった主人公は選ばれしもの、アーサー王伝説的な存在か。後に父親のような存在となることは確実。
 迫力ある画が魅力。主人公の少年とヒロ
>>続きを読む

いくつになってもやりたい不倫(2009年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

父親と娘による家族再生の物語のヴァリエーション。もしくは擬似近親相姦によって、父親の死を受け入れる話。キッカケとなるアナルセックスだが、その映像に対する吉岡睦雄の余りにも真っ直ぐな受け入れ方、そして「>>続きを読む

連鎖自殺 メル友(2001年製作の映画)

3.0

坂本礼第二作で本人単独の脚本。映像美が感じられる映像が魅力だが、重苦しい。時代を映しだそうとしたのだろうが。微かに『お引越し』を思い出させるドキュメントシーンも活きているとは言いかねる。メールを待つ時>>続きを読む

セックス・フレンド 濡れざかり/セックス・フレンド 発情(1999年製作の映画)

4.5

坂本礼の処女作。物語自体は共同脚本の一人いまおかしんじ的テーマなのだが、映像美とタメ(間)は坂本のカラーが出ている。キャッチボール、試合のシーン。爽やか。大好きな作品。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

1.0

立ち回りをワンカット(っぽく)撮っているところだけは評価出来る。劇画調。何しろ挿入されるロックのセンス、入れ方が酷い。

恋する。/愛欲みだれ妻(1999年製作の映画)

4.9

レビューを読んで、この作品を愛している方が多くて嬉しい。ヒロインのダサ可愛さがたまらん。そして、幕開きすぐの360度パンの自然さ。アンゲロプロスには、これは出来んゾ!

絶倫絶女 おじさん天国(2006年製作の映画)

5.0

これほどまでに僕の人生を震わせた作品はない。全体的にはいまおかしんじらしい、だらっとした感じなのだが、冒頭のイカ、主人公ヒロイン、オジサンの数カットで主要登場人物を語りきっていること、途中の鏡に映るオ>>続きを読む

>|