日本人にはあまり共感できない。実際の事件を元に作られたことから、アメリカでは事の真相を知るために見た人が多いのではないだろうか。主人公の承認欲求の暴走が描かれているが、日常生活における捏造の苦悩などが>>続きを読む
2時間通して変わらず緊張感が漂っている。他人の罪は許すことができる、しかし、自分が関与したそういった罪を許すことができるのか。今まで許してきた罪がいきなり憎悪の対象となる。社会に対して、小さな罪に対し>>続きを読む
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私利私欲、正義感、圧倒的なクズ。三者の対立関係の中で一貫して描かれる正義。国家すらも殺害を認める中、殺さなかったことは単に正義ではない。これまで自分や仲間が歩いた道の肯定という意味合いが強い。人と歩ん>>続きを読む
捻じ曲がった環境、出自により、ルサンチマンとなった少年達の自己論理を肯定するための馬鹿しい理論。自己肯定の湾曲を過激に描く。
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少年を作り上げた家族の崩壊。理想からの転落。常に自らに気をかけながらも、弱さを見せない父に対するけなげな純粋さ。家族の理想を追っていただけなのに愚直な性格が邪魔する。いけないとわかっているのにただ真っ>>続きを読む