しゃけさんの映画レビュー・感想・評価

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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

3.5

ムスティスラフ・チェルノフ監督

AP通信のカメラマンがマウリポリというウクライナの街で、ロシア侵攻を追い続けた映像。

街が破壊され、民間の子供から大人まで大きな被害が記録された恐ろしく残酷なドキュ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.7

松本壮史監督作品(2021年)

青春映画。時代劇マニアで映画サークルに所属している女子高生が文化祭での上演会に向け、映画制作に情熱をささげる青春物語。さらにここに恋愛もSFの要素もつめこまれている。
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.0

デビットリンチ監督作品(1976年)

彼の映画第1作目で、1人で製作・監督・脚本・編集・美術・特殊効果をやっているという。

本人いわく、この映画ほど自分のやりたいことが100%やりきれているものは
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

2023 山崎貴監督作品

ゴジラは1950年代に生まれ、いろんな形で様々な監督によって作られてきた。そしてハリウッドにも渡り世界中にも認められた怪獣ものコンテンツになった。
山崎貴監督は日本のCG映
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はなればなれに(1964年製作の映画)

4.0

1964年 ジャンリュクゴダール監督 長編初期作品
音楽はミシェルルグランという有名な作曲家が担当している。

物語の本筋は青年少女の青春犯罪ストーリとなっているが、
即効演出で、ダンスがはじまったり
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.0

1952年ジャックタチ監督作品
フランスのパントマイムのコメディアンだったタチの長編3作品目

映画は全編にわたってのどかな雰囲気のいい音楽で包まれ、
画はほとんどがロングショット、話はいくつものハプ
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田舎司祭の日記(1950年製作の映画)

4.3

1950年 ロベールブレッソン監督作品
監督時代初期 3作品目の作品
田舎に派遣された司祭が、村の住民に翻弄され日々の出来事を日記に記しながら、人生に悩み続ける。
ポールシュレーダーはこの映画に影響を
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ラルジャン(1983年製作の映画)

4.2

1983年 ロベール・ブレッソン監督作品
遺作となった作品
独特な映画制作理論を持っているブレッソン監督。
映画の中にでてくる役者さんには感情的な演技をさせず、
俳優さんもほとんど使わず、素人を起用
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.2

アンドレイ タルコフスキー監督作品

人類のために惑星ソラリスを調査しにいく学者のはなし
難解なSF映画

(1974年製作の映画)

4.0

アンドレイ タルコフスキー監督作品
自身の伝記的な映画、フェリー二やベルイマンなどの系譜

難解な演出

水の表現 空中浮遊

わらの犬(1971年製作の映画)

3.8

サムペキンパー監督作品

アメリカから、イギリスの田舎に出戻りしてきた夫婦が、田舎の閉鎖的な複雑な人間関係に巻き込まれ、ある夜悲劇がおきる。

サムペキンパーは暴力描写で有名な監督で、
長編映画では初
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大いなる幻影(1937年製作の映画)

4.0

ジャン・ルノワール監督作品
1937年公開 反戦映画の傑作として評された、
ある国では公開禁止になるほど、第二次世界大戦間近の世界に影響を与えるほどの力を持つ作品だったとのこと。

将校や、捕虜生活な
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2



クリスファーノーラン監督作品

人の夢の中に入りアイデアを盗んだり、潜在意識に入り、マインドコントロールする企業スパイの人間達の話。

ノーランは、特に映画の中で時間を自由な方法で表現し、演出させ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.1

クリスファーノーラン監督作品

第二次世界大戦 ドイツ軍に追い込まれたフランス・イギリス軍の撤退作成をモチーフにした戦争映画

ノーラン映画の特徴でもある、時間操作をたくみにつかった演出で、
特に今回
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テリーギリアム監督作品

テリーギリアムらしい舞台美術のタイムトトラベルもののSF映画。
フランス映画のラジュテが元ネタ。
12モンキーズ、動物愛護団体などの要素のセンスが良く、
ブラットピットのぶっ
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

実話がもととなった、スピルバーグのヒューマンドラマ作品。

ターミナルの中で、
運命の波にのみこまれ過酷な状況におかれても、ひとつの愛を突き通し強くいきていく主人公。

ターミナルはこの世界を象徴して
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お引越し(1993年製作の映画)

4.2

複雑な夫婦関係になってしまった両親をもつ
1人の女の子が成長していく物語

女の子がいろんものへとぶつかっていくシーンや、独り立ちをする心象的なシーン、役者さんの演技も含めて映像表現も素晴らしい作品
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

俳優のベンアフレック監督作品
まだ世界的には無名だったマイケルジョーダンが正式にナイキと契約するまでの話。
80年代のテイストがところどころにあり、なつかしさと郷愁をかんじたりもした。

役者さんの演
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

とにかく演技がいい

岸井ゆきのの体当りの演技がひかります。

違和感とかもなく、スッと物語になかに入りこむようなかんじはほんとにすごい

汚名(1946年製作の映画)

3.6

スパイで恋愛もの
もう一回きちんとかきます

救命艇(1944年製作の映画)

3.7

ワンシーン設定のドラマ。
舞台のようなかんじ
この作り方ロープでもやって
そちらのほぅ名作になってそう

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.6

スピルバーグのクライムコメティドラマ
天才詐欺師と、それを追うFBI捜査官が基本ラインになっていて、スピーディで良質なエンターテイメント作品に仕上がっている

各シーンごととにかく豪華だし、うまくかわ
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

3.8

スピルバーグの社会派ドラマで、戦争もの作品

とにかく音楽は印象に残った。
中国のロケで、植民地支配のセット作りがすごく、引き込まれるようなシーンがたくさんあった。
暗い時代の戦争というモチーフなのに
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カラーパープル(1985年製作の映画)

3.7

スピルバーグの社会派ドラマ作品。
原作はあり。
ウーピーゴールドバーグの演技がひかる。
当時の社会背景もあって家庭環境に恵まれずに虐げられ続けられる主人公だが、エピソードの中には、人間としての強さや人
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E.T.(1982年製作の映画)

4.0

言わずと知れたスピルバーグ監督の大ヒットSFファンタジー作品

スピルバーグ作品の良さは視点の表現かと思う。

この映画ではカメラワークを駆使して子供達の視点がうまく表現されている。特に映画の序盤は主
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.1

若い女の子の殺し屋のおはなし

現代の若者で、かなり強い殺し屋、、
演技も演出もクセになるような映画で、
個性ひかる作品でした

格闘シーンや、女の子2人の演技とてもいいです

マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.7

主人公の演技はとてもいいです。

映画としては、移民問題が描かれていて、
社会問題の勉強になるなという映画でした

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

LBGTがテーマで、差別やこさ

とにかく草彅剛や、服部樹咲の演技が光ります。

音楽もよかったです。

舞台セットや、映像も美しく、
どんどん輝いて成長していく一方で、
抗いながらもうまくいかず落ち
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激突!(1971年製作の映画)

4.2

スピルバーグ記念すべく興行映画1回目監督作品

追い越したトラックに無慈悲に追いかけられてしまう男の作品

恐怖をみごとに映像演出している、
カメラの視点や、見えそうでみえないトラックの運転手の異常行
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断崖(1941年製作の映画)

3.8

アルフレッドヒッチコック
アメリカでの初期作品

女性の抑圧された精神異常で、
徐々においこまれていくストーリー

毒がもられている疑いのある飲み物に、
ミルクに電球をいれ、暗闇の階段シーンでで光り輝
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

スピルバーグを愛する映画好きにはぜひみてもらいたいです。

スピルバーグが何故映画をつくり、
どのような考えが、彼の作品に反映されているのかがわかるようになってます

そのことがわかるか、わからないか
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マルコムX(1992年製作の映画)

3.6

スパイクリー監督作品

若し頃のマルコムなど、
どのような経緯でマルコムXが活動にいたったのかなど勉強になる作品

スパイクリーや、デンゼルワシントンのファッションなどみものでもある

スパイクリーは
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海外特派員(1940年製作の映画)

3.8

アルフレッドヒッチコック監督作品
アメリカに渡って2作目、場から場へと展開していくエンターテイメント色の強いサスペンス

風車小屋のハラハラドキドキの演出が記憶に残った。
第二次世界大戦勃発前の世界情
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疑惑の影(1942年製作の映画)

4.0

ヒッチコック アメリカ初期の頃の作品で日本で初めて劇場公開された作品

ロケ撮影で、リアルサスペンス
小道具をつかった演出などはサスペンスをもりあげる演出

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