makikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マリリン 7日間の恋(2011年製作の映画)

3.0

メンヘラマリリン。男ってしょうもないわね。でも女もしょうもないわね。
レトロなファッションのエマワトソンがビューティー。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.0

眠くなりそうなテンポなのに、なんだろう、悪くない。やり場のない深い哀しみ。人の温度や感情にわずかでも勝手に救われること。登場する人たちの繊細な心が痛々しい。
出演者みんなルックスが良いなーと思った。

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.0

登場人物の台詞の言葉ひとつひとつが選ばれていて、心に届く。豪華キャストだが、中でもおばあちゃんの孫に見せる顔、翔子に話しかける顔、昔を思い出す顔など、宮本信子の演技に魅せられる。

LIFE!(2013年製作の映画)

2.0

ライフ誌の標語がぐっとくる。それを映像化した作品。ただ、彼はいろんな経験をしてなにを得たのかな?広い世界と出会い、旅に目覚めて気が大きくなっただけに見えてしまった。
映像、とても綺麗だったけど、過剰な
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レンタネコ(2011年製作の映画)

2.0

ネコ借りたくなる!でも、やっぱりネコじゃ埋まらない穴ボコはあるのだね、と哀しくなってしまった。
メガホンを通して発せられるうたい文句が耳に残る。

グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

2.5

死へ近づくことへの恐れがどうとかウンヌンよりも、吉祥寺で暮らす小さな子どものような先生とネコに癒される。先生は話し方がぼんやりしていてチャーミング、先生自身がネコみたい。先生の描く漫画は絵も文章も繊細>>続きを読む

追憶(2017年製作の映画)

2.5

キャストが豪華で演技に見惚れる点は多々あるが、脚本としては篤の言動がピンと来ず。寡黙なのか無鉄砲なのか人物像が掴めなかった。最後、安藤サクラの表情がなんともいえず絶妙。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

ウディアレン作品としては、いつもより登場人物の言動の毒々しさが薄くロマンス多めだったと思う。会話はいつも通りセンスが光る。舞台は30年代のハリウッドで華やかで、障害があるがゆえに人生はラブソングのよう>>続きを読む

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.0

主人公が真っすぐ突き進み未来を切り開いてい姿にスカッとする。実は最初好みじゃなかったけど、気付いたら素直で優しい彼女の虜になっていて、やっぱり人間性って大事だなと思った。
見た目に気を使わない人ほど、
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

4.5

名作といわれる所以あり。人物に魅了され、ストーリーに魅了される。
トトの映画への純粋な情熱。それを一番側で感じていたからこそ、アルフレードは彼の背中を押した。才能とは情熱だから。その情熱とこの2人の関
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

4.5

圧倒的な美は圧倒的な情熱によって作られている。天才は情熱のかたまり。アンドリュー・ボルトンはもちろんメット・ガラを支えた全ての人がそうであり、最高に格好良くて惚れる。あんな働き方がしたい。まずはスタバ>>続きを読む

パッチギ!(2004年製作の映画)

4.0

相手を許せない人たちの気持ちと相手を愛しく思う人たちの気持ち。その狭間でまさに、かなしくてやりきりない。でもそれに立ち向かいそれぞれのやり方で戦う人たちの姿はかっこよくてそれが正しいのだと勇気をもらう>>続きを読む

ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

3.0

途中でチャーリーも指摘していたが、ストーリーが陳腐。演出も、最初にジュリエットの秘書たちと知り合いになっていくシーンなんてドキュメント番組かと思うような味のない演出。
でもまあ、普通にいい話。

花とアリス(2004年製作の映画)

2.5

鈴木杏演じる花のシュールな気持ち悪さ。石鹸まみれの手なんて本当にひいた。
2人の不鮮明で痛々しい思索、その隙間にふと見える女子のいじらしさ。

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

4.0

予告編を観て期待した通りの内容だった。劇中で引用される哲学者の言葉、"幸福がなくても欲求があれば生きられる、期待があれば生きられる"に共感した。人は自分の価値観で、自分のタイミングで勝手に幸福や孤独を>>続きを読む

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

1.5

登場人物たちの行動がチグハグだなーと思っていたら、伊坂幸太郎原作だと知って合点がいった。

ニューヨーク、アイラブユー(2008年製作の映画)

2.0

ニューヨークなのに、『パリ、ジュテーム』と全体的に同じような暗さ、重さの作品が多くニューヨークじゃなくてもいいんじゃないか…という印象を受けた。

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.5

おもしろかった。ルビーも山崎さんもヒミコも、登場人物たちがみんな自分の生き方に真っ直ぐ向き合っていて魅力的。メゾンドヒミコに住む人たちはみんな真っ直ぐで、サオリも真っ直ぐだから受け入れられたんだと思う>>続きを読む

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.0

仕事に熱い男の話。岡田くんおじさんにしか見えません。敬服。岡田准一演じる鐡蔵は情に厚くて度胸ありで格好いい。あとは染谷将太が良すぎた…調子いいけど誰よりも芯があって、実際に会社にいたらモテモテでしょう>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

前半は音楽も映像も展開もガチャガチャしているという印象。それが気付けば魅入っていた。同じメロディラインが繰り返されるうちに親和して飲み込まれていく不思議な作品。ストーリーとしては、最後爽やかに絶望した>>続きを読む

さくらん(2007年製作の映画)

1.5

蜷川実花ワールドは綺麗だったけど、映画としてはかなり微妙。美しい映像のカットをみせたいのか間が長かったりしてテンポが悪く気持ち悪い。ストーリー展開も垂れ流しのだらだら感。菅野美穂や木村佳乃も体をはって>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

2.5

CMみて期待しすぎてました。
ブラピは良かった。初期のえもいわれぬ表情や振る舞いはデキるやつだと思わされたし、後半も本気の葛藤が滲み出てて素晴らしかった。
ただマリアンヌが…綺麗だしポーカーフェイスも
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ステイ・フレンズ(2011年製作の映画)

3.5

テンポが良く、ラブコメとしてきちんと楽しめた。男女の友情は、①気が合う②性的な魅力を感じる、の2つがお互いに揃ったとき、恋人になる可能性が限りなく高いと思う。2人のうち、どちらかが①②揃っててどちらか>>続きを読む

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

4.0

フライヤーみて観ようかな、と思った人は観た方がいい。主人公イケメンです。周りの女性たちは、顔のつくりが綺麗というのではなく、西洋画から抜け出してきたような優美さ。
芸術家にありがちな女性関係奔放ストー
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.5

あの人以外は本物じゃないと感じたり、あの人のいない世界に虚無感を感じたり、純愛映画と呼ぶにふさわしい作品。
アリーとロンがホテルで話すところ、すでに3人は傷ついていて、大事なのは最後の選択ではないのだ
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E.T.(1982年製作の映画)

3.0

自転車のシーン素敵ね!わくわくして夢があって、ディズニーらしい。
徐々に心をかよわせていく様子が、怯える→手伝う→信頼する→守る→愛すると丁寧に描かれていた。3兄弟も三銃士みたいで可愛かった。

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.0

世の中の人が星野源に抱く星野源像って雨雫健太郎だな、と思う。ただ、箱入りのくせに結構堂々としてて、そこは星野源自身が出すぎちゃってないかな〜と思った。
前半おキレイぶってただけに、終盤の変態かよ!とい
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

2.5

期待しすぎたのかな…世界観や演出は素敵だけど、それはつまりハリーポッターがすごいということな気がする。
登場人物たちの関係が希薄に感じた。個のキャラクターは濃いけどお互い絡み合っていないような。心の闇
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四月は君の嘘(2016年製作の映画)

2.5

眼鏡で弱々しい山崎賢人かわゆす。完全に板谷由夏の目線でみてた。
CMでは泣けたけど2時間みたら泣けなかった。私が歳とっちゃったのかな…

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.0

懐かしい〜このワールドワイドな逃走のスリル!ボーンの圧倒的強さと純粋さゆえの不安定さ!
ボーンシリーズの良さは劣化してないと感じました。

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.0

群像劇としては良く出来ていた。登場人物たちの繋がりもあり、夫婦の話や誘拐の話などの個々のストーリーもかなりぐっとくるほどしっかりしていて面白かった。
一方メインのストーリーは…戸田恵梨香かわいい、でも
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

4.5

原題のままで良かったのにな。ともあれ、子供を産むって素敵なことだ。ブリジットおめでとう!
思い出の力って強い。セーターみたら泣けた。最低なときも最高のときも一緒に過ごした記憶が、相手への信頼や愛情を自
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.0

ジュリアロバーツ格好良い。
勧善懲悪ではなくハートフルで、TVshowを観ている人は応援したくなり、映画を観ている私たちも同様に引き込まれる構造になっている。そしてそれが、ジュリアロバーツ演じるパティ
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

2.0

とりとめもない感じ。(悪い意味でなく)馬鹿ばっかりで、お気楽なやまなしオチなし映画。

昔の映画界が舞台になっていて、『ヒューゴの不思議な発明』を思い出した。

恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

3.5

ウディアレンらしいまともなキチガイ感で面白かった。全員自分の思考や欲求に素直すぎ!
そしてお母さん…でも楽だ、まともじゃない人間でいる方が。まともだとストレスたまるよ社会って。実はわりと、しばしば。思
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

2.5

あんな最低なレイチェルマクアダムス見たことなくて新鮮。
ウディアレン作品だけど主人公はまとも。昔の人、というよりも芸術家は揺らがない自分の考えを持っていて魅力的。というよりも、そういった断片だけを後世
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