TomoyukiOeさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

映画をより楽しむためには多少の事前知識が必須だと思う。
世界大戦の終戦間際のアメリカ側の事情が良く分かるドキュメンタリーだった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

近代の宮崎駿の関わる作品から考えると想像通りの映画でした。
よく言えばこれぞジブリみたいな雰囲気も感じられ、悪く言えばこの前の風立ちぬをさらに抽象的にした感じに捉えられる近しいテーマにも感じられます。
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怪物(2023年製作の映画)

4.6

センシティブな問題の中でもさらに複雑な場合の事情を、とてもリアリティあるドラマの中に入れ込んだ社会啓発作品だと思った。
ただ伝えるだけではなく、何度も同じシーンを別角度から見ることで段々と真相に迫って
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

原作ファンもアニメファンも楽しめる最高の映画だった。声が当日違うけど、構成が上手でなかなか気にならないように作られていた。山王戦の映像をどうしても観たかった自分としては非常に満足した。花道の声だけもう>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.8

すごく感覚で大きなまとまりを掴む力を要する映画だと思った。
インターステラに結構似てて、掴みどころのない概念的な存在に対して人間が接触する話。
非常に面白くて自分的には大満足な映画。
これ系の映画の中
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.2

もっと庵野監督っぽさを求めていた自分がいたのが残念…!
シンエヴァのようなデザインの斬新さとか理解に苦しむ展開を見たかった。
しかしながら映画としてはとても楽しかったし、21世紀らしい禍威獣との情報戦
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

是非劇場で観てほしい映画。
ろう者の家族の中で一人だけ健聴な主人公が家族の理解を得ながら音楽の道を志すストーリー。
ラスト付近の演出が非常に画期的で素敵。
決してやり過ぎることなく、自然に楽しむことが
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.9

原作大好きでこっちも観ました。
小栗旬の演技はやっぱ良い。
原作と若干違うエンディングと、違うキャラが入っていましたが、これはこれという感じで楽しめました。
最後ゾッとするおまけ付きで新しいミュージア
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.8

2時間あっという間で最高の時間でした。
実話をもとにしているので過度過ぎる誇張はなく、現実的な範囲内で進む物語も魅力の一つです。
一個だけ難があるならば、邦題がこれじゃない感あります。
原題のunto
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ミスト(2007年製作の映画)

3.9

親切なWEBサイトに「元気の出る映画best10」として紹介されていたので視聴。
ありがたいことに想像以上にクソな気分になれました。
それだけはしないで欲しかったという結末なので是非いま沈んでいて気分
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

家族ものの映画という評価の人も多いと思うが、自分は民族の考え方の違いとか文化圏の違いの方が際立って見えました。
舞台や状況は映画ならではの特別なものだが、細かい事柄についていくつも共感できる部分があり
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

生きてるうちに終劇を迎えることができて良かった。
また近いうちに観に行きます。
感想を書けるほど理解しきれてないので…

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

5.0

綾野剛主演なので間違いないと思い観たのですが、それ以上に映画そのものの内容が素晴らし過ぎて圧巻でした。
極道の生きづらさというテーマに関しては素晴らしき世界と近しいものがあるのですが、こっちの方が救い
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.6

恋愛は難しいんだろうなぁって思った。
共感する部分もあるし、出来ない部分もあったけど、全部まとめてこれはこれで一例かなという感じで納得した。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

余りにも辛くて悲しい話。
誰が悪いわけでもないし、責められるいわれもない、ただ社会の溝に深く深く挟まってしまった人の人生のお話。
この人の幸せを上映中ずっと願ってしまった。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

全員演技は上手いしストーリーもポスターからは想像できないほど壮絶なのでとても満足。
上流階級の生活からたまに見え隠れする狂気が凄いいい味。

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.6

原作読んでから劇場へ。
映像化するにあたって特徴的な感情の変化やその経過がなかなか分かりづらくなってしまっている点がもったいない。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

評価分かれるかもな映画。
時系列が要所要所でバラバラになるので2回観せることを前提に作られた構成にも取れる。
仕掛けや映像や音楽はさすがのノーラン監督で申し分なし。
ただ個人的にはもっと人間の感情に寄
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.0

3作目の複雑な世界観を素晴らしい作画で再現していました!
原作には無かった戦闘シーンや演出もあり終始魅入ってしまい。
UBWのときのように2クールかけてアニメ化して欲しいなと思います!

もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

ジブリで一番好きな映画を劇場で観られる幸せを噛み締めました。
これまで何十回もディスクで観た映画も劇場で観ると全然違った発見があり、足を運んで本当によかったです。
ストーリーは言わずもがな、久石譲さん
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

馬のキャラがほんと好き
ここ最近のディズニー映画で一番好きかも

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

まるで熱の時に見る悪夢のようだった。
グロテスクなものが苦手な人は気をつけてください。
映画としての完成度はとてつもなく高いです。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.1

とても熱い話だった。特に作る側の仕事してる人は共感できる部分が多いかも。それにしても大企業ってのはいつの時代もあんな感じなのかと少々辟易するシーンも。
とにかく燃え上がりたいときにオススメ。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

最後そんな展開にまでする必要あったか感はあった。
貧困系の話にしては明るく見れてエンタメ的にとても楽しめた。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

観て本当に良かったなぁと思いました。
ほのぼの楽しめるシーンもあれば、戦慄する場面もあって、戦争映画なのかヒューマンドラマなのか、全部含めて好きな映画です。
戦争はできればしたくはないですね。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.8

2のために今更初鑑賞。
めっちゃ良かった。
特にCGと歌。
細かいギャグと演出。全部だね。
ストーリーも観やすいし。
素晴らしいの一言。

楽園(2019年製作の映画)

4.0

この世の不幸を固めたような映画なので観るのはちょっと覚悟がいるかも
移民や限界集落などたくさんの社会課題の中で起きるサスペンスは圧巻
観る価値があるしある種の傑作だと思う

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

決して悪い映画ではないのだが、自分の好みの展開ではなかった。
シネアドを観て期待し過ぎていたのかもしれない。
悪に徹するなら悪に、どっちかに振り切って欲しかった。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.8

こんな世の中だから誰がジョーカーになってもおかしくない
明日模倣犯が出ても驚かないくらいこの世界の不条理を綺麗に描いてるなと思った
画面いっぱいに映し出されるJOKERのタイトル
そして燃え上がるパト
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.6

とりあえず怖かった
別な作者の原作がある映画で解説を読まないと内容が理解しきれなかった
とりあえず怖かった

アス(2019年製作の映画)

4.1

正直怖いの苦手だけど、この映画は観て良かった。
演出一つ一つにちゃんと意味があって監督の訴えたいことがたくさん詰まった作品。
いろんな解釈ができるのがとても楽しい。
何も調べずに観た方が最後まで楽しめ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.8

スキキライ分かれるないようの映画でした
インターステラのような“何かある”展開を期待し過ぎると少し肩透かしかも
宇宙という孤独な空間への想像力が非常に繊細で、その機微を楽しむ映画です

累 かさね(2018年製作の映画)

3.7

狂気的で楽しかった。
終わり方も個人的には好き。
誰も良い人が出てこないのもリアル。

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