Blancheさんの映画レビュー・感想・評価

Blanche

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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

あの夏も僕にとって必要な過去だ
二度と忘れない

木村文乃さん美しかった

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

アニメはジブリくらいしか観なくてあまり詳しくないんだけど、そんな僕にも伝わる制作の裏側を描いた内容でとても面白かった

"描くことの壁は描くことでしか越えられない"

職種は違くともどの仕事にも通ずる
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街の上で(2019年製作の映画)

4.2

目の前で再生される留守電
持ってこられた衣装が同じ服だったり
知り合ったばかりの知らない知り合い
朝帰りの後の修羅場?とか
チーズケーキの唄が意外に良かったり
気まずいけど思わずクスッと笑ってしまうシ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

変わらないものってないから
別れ際、女の潔さと男の未練がましさがよく表れていた

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

個人的に原作に忠実な?ゼットン→ゾフィーの流れとメフィラスが良かった
配給元の意向か知らないが長澤まさみさん推しが過ぎたかなと

"まさか女性の匂いでプランクブレーン内を直接探索されるとは
ウルトラマ
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.6

「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」
「誰かがその人のことを想い続けてたら、死んだ人も生きてることになるんじゃないでしょうか」
初恋と手紙を巡る物語
広瀬すずさんが際立っていた

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

"本当に他人を見たいと望むなら、自分自身を深くまっすぐ見つめるしかないんです"

自分をコントロール出来ている(つもり)の家福と自分をコントロール出来ない高槻、そのどちらにも共感できる自分に気づかされ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.8

ここじゃ生きられない…けどここが好き
涙で救えるのは自分だけだ

相変わらずの置いてきぼり感で7割くらいしか理解できなかったけど、約2時間30分という長さを感じさせないのはスゴい

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.7

心の修理は車の修理と同じではなく再生のための破壊なのかなと

原題と邦題がずいぶんかけ離れているなと思っていたが劇中に登場するメモでちょっとだけ納得

ラストシーンはとしまえんの観覧車を思い出した
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

願いが叶えば叶うほど欲が出てくるなら、叶わなくていいかななんて思わされた

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

匂い…いや、臭いというべきか
臭いといえば普段は温厚で決して怒ることのない知的障害者の方が臭いと言われると激昂したのを思い出した

格差≒高低差

天気の子(2019年製作の映画)

3.0

"世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから"

100%の晴れ女、天気の巫女の代償
青臭いストーリー展開だが相変わらず描き込みはすごい、それにしても雨と新宿好きね

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.9

"何をするにしてもそれを愛せ"

昔観たような気がするけど、今観ると当時は感じられなかったイタリアの南北格差とか郷愁などが感じられてなかなか味わい深い

音楽も素晴らしい

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.1

ノスタルジーとシュールレアリスム
パリの美しい街並みと音楽に惹き込まれるあっという間の94分
予備知識があまりなくても楽しめた

「人生は不可解すぎる」
『そういう時代なの
スピードが速すぎる
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劇場(2020年製作の映画)

3.5

映画館と同時配信に釣られて観た。
変わらないことが良いところであり悪いところでもある。が、時は流れ季節は移ろいゆく。

クズ男過ぎて気分悪くて共感出来ずに評価は下げたものの役者の演技は良い。

最後の
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.6

"ただ雨が止むのを待ってるだけじゃつまらないでしょ?"

心に降る雨に傘をくれた君とというフレーズがぴったりの映画

僕もファミレスの店長になって小松菜奈ちゃんにワイシャツの匂いを嗅がれたい。

冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

3.0

あまりに強く惹かれ合うと上手くいかない、人はいちばん好きな人とは一緒にはなれない。

自分の居場所は誰かの胸の中にしかない。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.7

全編を通して繊細なギターの音色で繊細な映像と物語が彩られる。

"未来が過去を変えている"
過去は変えられないと僕も思い込んでいたけれど、未来が過去を変えているのかもしれない、そう思わされた。

蒔野
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(2017年製作の映画)

3.8

"映画ってさ誰かの人生と繋がることじゃない?"

視覚障害者の中森が美佐子に「顔を触らせてくれないか?」と言って触れるシーンはどんなラブシーンも比べ物にならないほど艶っぽかった。

中森がいちばん大切
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娼年(2018年製作の映画)

3.6

人は誰かに認めてもらいたい。
欲も傷の深さも人それぞれで他人には窺い知ることはできない。けれど本当にもっと分かりたいとか傷ついたことがあるなら分かり合えるのかもしれない。

領クンはずっとお母さんの帰
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パターソン(2016年製作の映画)

4.2

映画館で見逃して以来、ずっと観たかったパターソンをやっと連休中に

日常に追われる毎日でも何気ない日常の中に幸せは転がっている

Sometimes an empty page presents th
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.6

エヴァ好きの知人から薦められ観たものの初めて観たのにキャラとストーリーは何となく知っているというところがこの作品がいかに認知されているかの証なのかもしれない。
導入部は某ロボットアニメの主人公を彷彿と
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.5

「今夜だけあの頃に戻ってみない?」
『あの頃に戻ってみたら帰り道を見失った』

タイトル通り主要キャストは柄本佑と瀧内公美の二人のみで震災後の秋田を舞台に男と女、食と性、結婚と離婚、生と死のコントラス
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

二人でギリギリ飛び乗った電車、十和子の前に偶然立った見知らぬ男をホームに突き飛ばしたシーンで、十和子の言う男らしさを初めて陣治に見た。

二度の衝撃、二度泣いて、最後は涙が止まらなかった。

「これか
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

謎解きより過去の共演歴を含めたキャスティングで驚かせてくれるミステリー。小日向さんの演技が抜きん出ていた、長澤まさみさん素敵、キムタクはいつものキムタク。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

幸せになる秘訣を知ってるか?
愛する女に愛を伝え、嘘をつかずに生きることだ。
コメディタッチで終始明るいストーリー展開にも関わらずオブラディ・オブラダで泣いた"それでも人生は続いていく"
リリー・ジェ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

ホアキン・フェニックス笑いもさることながら煙草を美味そうに吸う演技凄いわ。そしてアーサーの笑いが僕には泣いているように見えた。