ゆうさくんさんの映画レビュー・感想・評価

ゆうさくん

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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.4

年齢を超えた女の友情にBLをトッピングした物語
17歳の揺れ動く青春描写と75歳の終活的描写を交互に見せつつ、趣味を共有している間は2人が乙女になっている。その空気感が良い。

主演は演技力が抜群な芦
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

漫画がそのまま動いているかのような作画に一瞬で心奪われた。
かなり原作リスペクトを感じる作りで、声優は本職を〜〜って言ってる人がいるみたいだけど自分はドンピシャにのめり込めた。
漫画の巻末にある臭いイ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

これは面白かった。仕事への情熱をかける男の熱い話。
エアジョーダン誕生秘話を元にした実話らしいが、それを切り取るだけでこんなに面白くなるとは。
マイケルジョーダンを見せない事で画面に惹きつけられる演出
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

冗談みたいに人が死んでいく。秘密道具とか男子がときめく装備がたくさんあって、ワクワクするスパイ映画。 
コミカルな演出はくどさがなく終始小洒落ている。
往年のスパイ映画の皮肉を現代風に(と言っても20
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街の上で(2019年製作の映画)

3.7

何が面白いかわかんないんだけど面白い、目が離せなくなる不思議な作品。
ドタバタしそうでしない。コメディなんだけどヒューマンドラマ。それをふわっと下北沢の空気感で包んだような不思議な作品

青くん四千頭
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

最初の30分が苦痛で時間の経ち方がすごく遅く感じたが、後半の展開は好きだった。
ヘタレなマリオは見たくないし違和感があるのだ。
劇中ステージをジャンプで切り抜ける姿は感動すらする。

脚本家絶対日本人
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

大前提ひっくり返しちゃあかんでしょ

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.1

頭上に大量の「?」が浮かぶ展開。考えすぎたら良くないので雰囲気でやり過ごす。
こういうボーイミーツアニメに必須と言えるヒロインのキャラの掘り下げが疎かになっており視聴者に丸投げにしている。
そのせいか
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

収容所暮らしの中でも希望を捨てない山本の影響で周囲の人々も前を向いていく、という映画。
全体を通して良い出来だった。
内容が事実に基づくだけに腐しにくい雰囲気もある。

でも、なんというか感動の押し売
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.2

全体的に不気味だが慣れてくると愛着が湧いてくるプーさんたち。
陰鬱とした前半パートは見るのを放棄したいくらい酷いと思った。
後半にかけては見どころも多く、ディズニーの底力を感じる作品。プーさんの世界観
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

久しぶりに上質なロードムービーを観た。
後半1時間を永遠と観ていたい映画だった。
親子愛で泣きそうになったのはクレヨンしんちゃん以来。

後半1時間と言ったが前半にしっかり背景やつながりを描いているか
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.7

雰囲気がむちゃくちゃ良い。
登場人物を2人に絞ったことで、こういうアニメ映画にありがちなごちゃつきや不完全燃焼感が皆無でまとまりがある。
田舎の夏の画力(えぢから)と、凛とした美少女の組み合わせは最高
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

開始からタイトルコールまでの超序盤、「おかえりなさい」という気持ちで目頭が熱くなった。
宮崎駿はこの年になってまだ進化するのか…と嬉しくなるところと、耄碌したなあ…と悲しくなる所が2:8、いや1:9く
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RRR(2022年製作の映画)

4.7

ほんともうむちゃくちゃ面白かった。
3時間があっという間。
こういう手に汗握ってワクワクした気持ちで観れるのが『映画』なんだな。
童心に戻ったように夢中になった。

火と水の対比が見事でこれでもかと誇
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

無機質なAIシオンの突拍子のなさに振り回されるお話
全編通して不気味で薄気味悪い雰囲気がほんのり漂う。

さとみ視点で見ればハートフルなのだろうが、第三者から見れば独自進化して様々な媒体に干渉し対象を
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.5

面白いんだけどMAPPA制作のアニメは解釈が合わないことが多い。
五条とミゲルのバトルは映画でシーンが追加されていて、アニメ映えはするかもしれないけど無駄にドンパチしすぎ。
どうしても「あんなにボコっ
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.2

小五郎冤罪からのドラマがコナンらしからぬ地味さで新鮮だった。
個人的にはとても良い。
後半にはちゃんとハチャメチャもある。
メリハリがあり良い作品。

からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

3.6

かけがえがねぇなァ〜〜ってめっちゃ思った。
TV版と変わらないくらい一瞬で時間が溶ける。
高木さんの歌声もたくさん聞ける。
控えめに言って最高。

名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)(2011年製作の映画)

1.7

自分が視聴したアニメ映画の中でぶっちぎりで脚本がうんち
今までのコナン映画はどんなにトンデモでも笑えたが、本作はコナンと灰原がストーリー進行の傀儡と化していて不快感。
登場人物のクズ度がぶっ飛びすぎて
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

2.9

ジンが終始かわいい。
今作もとびっきりの大惨事で笑えちゃう。

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

犯人が中盤以降に出てきたちょっとした人だった。トリック的なものもなく動機からの結び付けで暴かれた感が強い。
コナンにミステリー要素求めるのは違うかもしれないが黒の組織との二重構造にすると訳わからなくな
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

2.9

トンデモが他作品よりてんこ盛りの印象
西の高校生探偵メインだからか笑い要素が多めで吹き出しながら見れた。

どうしてもカルタ要素が取ってつけたようにしか思えない。(ちはやふるが流行ったから…?)
主題
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

2.5

大体20巻以降のコナンよく知らないからメインを貼るサブキャラほとんどわからずお話が入ってこなかった。
演出としては控えめだったと思う。

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

2.9

コナン映画の王道的展開。前半は通常回のようなゆるさも見られる。

大人になるとなんでコナンが当たり前のように捜査の中枢にいるのかとかご都合主義的すぎるところが気になってしまう。
こういう映画はカッコよ
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.4

なでしこの東京暮らしがいつも曇ってたのは山梨との対比の演出だろうか。
バイク譲り受けていたのは形見だと思っていたから「じじい生きとったんかワレ!」と嬉しくなった。
犬子の嘘やでが優しい嘘になっていたり
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

10年ぶりくらいのコナン映画。
はちゃめちゃに破壊されるシンガポールの街並み。ツッコミどころ満載の展開。そういうのも含めて楽しめるエンタメ映画に仕上がっていた。

大人になって園子のえろさに気付かされ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

泣いて笑って、見終わった後爽やかな気持ちになれる、これぞ映画といえる名作だった。
自分も頑張ろうって思える映画って名作だよなあ。

理不尽なことに振り回されたりその中でやりたい事との折り合いをつけたり
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.3

序盤唐突に始まった感が強い物語。綺麗な映像にテンプレのような女子高生。しっかり理解しないまま序盤の山場を迎えてタイトルがドーン。すずめの戸締り。あぁこういう物語なんだと。何となく理解する。
ストーリー
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

2.8

TVシリーズ1期2期、2年生編劇場版と一気見した直後に視聴。
アーティスティックに描かれていて本編のような熱い青春モノの側面はなかった印象。コレはスピンオフならではの差別化だろうか。
深い心情を表す繊
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.6

アニメ1期2期一気見からの視聴。物語の集大成としてとてもまとまりのある良い作品だった。
全編通して吹奏楽部のリアルな(っぽく思える)ところとファンタジーが融合していて、心が熱くなる展開だった。
TVシ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.3

男の教科書と呼ばれる本作だけど、暴力にまみれすぎててアラサーで初見は刺さらなかった。
もっと血の気の多い荒んだ時期に観たかった。
メタ的な表現も多く、好き嫌いも分かれるかもしれない。

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作は読んだことないけど10年以上前に妻夫木聡と池脇千鶴の邦画は鑑賞したことがあった。
だからかどうしても比べてしまう。
比べると演出が弱い!
愛情表現度も限りなくマイルド!
そして最終的にそう終わる
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.1

理屈で考えたらいかん映画。よくわからないことが積み重なって頭の中「?」だらけになるが雰囲気で押し切りましょう。

そこさえ乗り越えたらいい映画。
背景がとにかく綺麗。
トンデモ設定だけどキャラクターは
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.7

テレビ版の4年後を描く正統続編。
落ちぶれたムサニを立て直すべくプロデューサーに出世したみゃーもりが劇場版オリジナル映画で奔走する、というお話。

新人制作の宮森あおいとチュートリアル的にアニメ制作の
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