タキさんの映画レビュー・感想・評価

タキ

タキ

映画(426)
ドラマ(0)
アニメ(0)

獄門島(1977年製作の映画)

3.5

石坂さんの醸し出す金田一さんがやはり一番しっくり来ます。

今回も人の業をまざまざと感じさせられます。

新興宗教などの絡み方など、現在でも通づる物がありますね。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.8

前作からの続き

ボーダーラインの方が筋は好みでしたが、死の軽さ、無慈悲さを今回も感じさせられました。 

独特の重い重い空気感、鑑賞後も体に残る感覚。。

えっ?と思うこともありますが、まだ続くとの
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

スーパーヒーローはいない

テロの無慈悲さ、恐ろしさを最初から最後まで心臓の早まる鼓動で感じました。

神の名の元に繰り広げられるテロ行為が、よく描かれていました。

生き残った人々がいても最後まで何
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.7

不条理な世界でも生きて行く。
戦争という渦の中で、この様に生きられるだろうかと、考えさせられます。

こうの史代さんの絵と出てくる人達のとにかく優しい感覚が、死の生々しさを余計に際立たせている気が。
>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.2

菅田将暉の奇人天才数学者役が光ります。
太平洋戦争、私達が知る覚えておくべき悲惨な歴史。
戦争に向かっていく時代のうねりは変えられなかったが、その先を見据えていた人々は当時もきっといたのでしょう。
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.9

美しい映像美は劇場で観て良かったです。
「天気」に目を着けるのは、凄い。

ストーリーはわかりやすく、好きな女子のために頑張る男子に天空の城ラピュタのパズーを思い出させます。
10代ならトキメク作品か
>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.7

原作既読

良くできていたと思います。
山﨑賢人さんは信を上手く演じていたと思います。
吉沢亮さんは凛とした迫力もありこちらも良かったです。

長澤まさみさんは年齢を重ねて妖艶さ、色気がましてこちらも
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

劇画を真面目にやると、面白くバカバカしく(褒め言葉)になるのですね。

グローバルや世界に向けて発信することばかりが、良い訳ではないと再認識。

個人的に池袋や練馬に思い入れがあるので、とても面白く観
>>続きを読む

草迷宮(1979年製作の映画)

3.5

狂気、シュール、官能、私の持つボキャブラリーでは表現しきれませんでした。

三上博史のデビュー作。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.1

映画館で観て良かったです。
最後のライブエイドが最高潮の興奮を起こしてくれました。

突き抜ける才がある故の孤独や苦悩も感じる事ができ、鑑賞後にQueenの音楽を聞き直すと今までとは違う感覚を味わうこ
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

噂を聞いて行って来ました。

公開から大分経ってもほぼ満席。

前半を乗り切れば、大きな伏線の回収「あ〜、だからこんな感じになるのか〜」と思わず笑いが。

作り手の仕事にかける気持ち、エネルギーを感じ
>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.8

ソラリスの海で私にはどの様な事が起きるのか。

贅沢に使われるカット、間の間に観ているこちらに多くの事を問いかけてくる作品でした。

ソラリスの海のシーンが印象的で、人間の心に呼応するのか、飲み込むの
>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.1

いいですね

心が元気に、そして優しくなれます。

人生は思い通りにならなかったり、理不尽、不自由な事ばかりの様な気がしますが、その置かれた環境の中で自分のために、人のために出来る限りのことを懸命にや
>>続きを読む

エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)

3.1

シュワちゃんとサタンの一騎討ち

サタンは簡単に殺すのに、主人公だけは懐柔しようとしたり、わざわざ張り付けて生かしたり、そこをツッコんでは野暮というものなのでしょう(笑)

最後の教会の戦いはアメリカ
>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.9

新海監督作品、映像はやはりとても美しい。
パープルを効果的に使う色彩感覚は凄いですね。

内容は最後にMVになって終わって、びっくりしました。
言わんとしてることはわかりますが、全般的に心情を全て台詞
>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

優しい作品ですね。

新海監督の綺麗かつ優しい色使い。
自然と街並みと人物とが美しくきちんと共存している映像が、リアリティを呼び作品に入り込めました。

どんな自然にも人生にもおのおのの「色」がある。
>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.4

ブルース・リー先生を堪能する作品。

ツッコミ処は満載ですが、それは野暮というものですね。

鍛え上げられた肉体とアクション、リー先生の敵を倒した後の切なさ、憂い、怒り等を混ぜた表情を見るだけでも価値
>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.6

人間の心理がよく描かれた作品だと思います。

サイコホラーと言われていますが、人間の持つ嫉妬、不安、疑心暗鬼など自らの感情が自らを追い詰め崩壊させて行く姿はとても興味深く見る事ができました。

ナタリ
>>続きを読む

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.6

面白いと感じましたが、受け止め方が難しい作品でした。

最終的には女性の友情を描きたかったのでしょう。
クレール役の女優さんはチャーミングで、とても上手かったです。
ヴァルジニアに久々会えた時の何とも
>>続きを読む

キラー・エリート(2011年製作の映画)

3.1

実話を元にしたと言われる作品。
スパイ、傭兵、殺し屋、国同士の陰謀などしっかり入っています。

追う者が追われる者になり、そして、、、

ジェイソン・ステイサムの男を感じて、ロバート・デ・ニーロの哀愁
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.4

素敵な映画でした。
映像と色彩の美しさ、劇場で鑑賞して良かった作品です。

学生時代に観たら、恋したくなるだろうな~と。
見終わった後、大人の私でも家族と出会えた事、繋がれたことを感謝しました。

>>続きを読む

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.4

とろけるゴジラ。
終盤~ラストシーンは圧巻でした。
ゴジラは夜戦う。
それが生の火薬、爆薬、炎の迫力、美しさをよく写し出していました。
あれを着ぐるみでやっていたのはスゴい。

ストーリーも映えある一
>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.9

テーマソングが流れるだけで、心が熱くなります。

内容も良くできていて、テンポもありとても楽しめました。

CGが30年前とは比べ物にならないので、クライマックスでのゴーストとの戦いは格好よく迫力充分
>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.2

ジブリの世界観で描かれる昭和の風景はとても良かったと思います。

昭和の青春ストーリーは、ほのぼのしてましたが、個人的に響く作品ではありませんでした。

ちょっとジブリに食傷気味な自分に気付いた感もあ
>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.9

おおお~!!とラストに感嘆しました。

それが結末かぁ、なるほどひねってあるな~と思わせてからのどんでん返し。

リアルとネットの世界でスリリングな展開が繰り広げられ、面白く観られました。

タイトル
>>続きを読む

草原の実験(2014年製作の映画)

3.3

台詞が一切ないロシア作品。
草原での映像の美しさ、そして主人公の少女の息を飲む美しさは観る価値があると思います。

こんな雰囲気があり美しい子が世の中に存在するのかと、見いってしまいました。

ストー
>>続きを読む

パラサイト(1998年製作の映画)

3.6

イライジャウッド、若々しいです。
ハイスクールを舞台に寄生虫を媒介して侵略を試みるエイリアンとの戦い。

寄生された人間が見た目ではわからないために起こる疑心暗鬼。

仲間さえも信用できず、かつその仲
>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.3

予想以上に良かった作品。

まさかゴジラがあんな風に、、、を鑑賞して欲しい。

いろいろなメッセージ、アンチテーゼを織り混ぜて大人が楽しめつつ考えさせられる内容になっています。(逆に子供には難しいかも
>>続きを読む

黄泉がえり(2002年製作の映画)

3.7

自分自身の期待値を越えて、かなり感動しました。

いろいろな人のエピソードが、またグッと来ました。
竹内結子さんはそんなに上手いとは感じないのですが、何故か心に響く切なさを感じてしまいます。
人生の中
>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

深く考えず、見たままを楽しく受け止められるド派手なスパイ映画でした。

どこの国にも属さない独立諜報機関、、「スプリガン」のような設定だと思ったら、原作はやはり漫画なんですね。

壮大かつメチャクチャ
>>続きを読む

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.2

おすすめと言うよりは、人間として観ておきたい作品でした。

戦争映画はいろいろ観て来ましたが、これと「赤い天使」は独自の視点で展開されるので、印象的でした。

戦争によって手足だけでなく触覚以外の五感
>>続きを読む

スケバン刑事(1987年製作の映画)

3.0

二代目と三代目が一緒に出てくる豪華版に当時は興奮したものです。
南野陽子はかわいいですね!

>|