Takkさんの映画レビュー・感想・評価

Takk

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アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

4.0

犯罪が蔓延る街、かつてのニューヨーク。主演2人が魅せる渋くてイカれた男たちの運命が、時間を追うごとに交差する点に迫りゆく緊迫感に手に汗握る。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最初に言いたいのは批判じゃないし否定じゃないってこと。僕はこの映画を2回観て、ノベライズも読んで、観てからの2週間くらいは四六時中考えていた。

しかし最初に観た時も2回目に観た時も、一筋の涙も出なく
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.7

とにかくジュリア•ロバーツ。「ノッティングヒルの恋人」もよかったけど、この映画では、ただただ見惚れてしまった。ベストフレンドだったけどやっぱり恋愛でした!の手のひら返しは感覚的によくわかんないけど、と>>続きを読む

そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

4.2

原題は「He’s just not that into you.」男は好きなら自ら誘うから、そうじゃないなら気がないのよ、というメッセージ。いや、そうとも限らないし、なんとも思ってなくてもあとから好き>>続きを読む

カジノ(1995年製作の映画)

4.2

重厚なストーリー展開とマフィアの人間模様。「これぞ映画かあ」と思った。若かりしロバート•デ•ニーロがろくでもないんだけどかっこいい。でも、もっとろくでもないのはジョー•ペシ演じるニッキー。好景気に心躍>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

父としても夫としても自信がない。でも料理の腕はピカイチ。武骨で真っ直ぐ、妥協がないけど仲間に慕われる兄貴分。彼が全てを失ったかに見えた時、人生に光が差す。

マイアミのキューバサンドが食べたくなる、あ
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

4.5

一流同士が緊迫した時間の中で至高を目指す。人を頼れない孤高の男が本当の意味での強さを探す、胸が熱くなるストーリーです。すき。

亜人(2017年製作の映画)

3.0

アクションシーンはすごかったけど前情報がないなか気になる疑問が多すぎてついていけないまま終わった感じ。没入できなかった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.2

時代背景を知ってもなおトラヴィスの行動がよくわからなかった。少女役のジョディフォスターは危うさと可愛さが絶妙だった。古きニューヨークの街に孤独と退廃はよく似合う。

ナラタージュ(2017年製作の映画)

4.1

燻んでいるけどつよいブルー、イエロー、グリーン。学校の教室も廊下も先生の家も色が印象的。すごく好きな人と一緒になれるとは限らないわけで、先生はずるいけど大人の男も揺れるしぶれるし、それを見せまいとして>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェニファーローレンスが寝てて起こさないやつがいるのか。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.1

鬼神の如く強い。容赦ない。でも機械的じゃない。漂う哀愁と深い痛みに全編通じて人間くささを感じる。

スプリット(2017年製作の映画)

4.1

1人の人間が複数の人格を演じたら、大抵の場合は滑稽になると思う。でもどうしてだろう、ジェームズ マカヴォイがやると背筋がゾクッとする。同じ人間のはずなのに、だんだんと別人に見えてくるのだ。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.3

孤独と隣り合わせの日々。耳元でささやく声に恋しても、たとえそれがAIでもおかしくない。全編を通じて暖色系の色が印象的だった。あたたかい、はずなのにどこか寂しい。人肌ってやつが必要なんだろうか。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.7

ふだんの何気ない日常。つまらないと思った一日。時を止めて繰り返せば愛しい瞬間に巡り会う。僕はあのシーンが好きです。本当は決して巻き戻せない時間だからこそ、かけがえのない毎日なんだと気づかせてくれる、大>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

ストーリーも展開も面白いんだけど謎解き要素がイマイチだったかも。おいしいはずなんだけど麺が伸びちゃってるラーメンみたいな。

娼年(2018年製作の映画)

3.9

どエロかった。ほんとエロかった。松坂桃李の腰使いがすごかった。

悪人(2010年製作の映画)

4.0

誰が悪人なんだろう。瞼の裏に残るのは哀しい赤。信号機、ホテルのブランケット、光代が着るフリースの赤。痛みすら感じる孤独が折り重なって、人は人を殺め、同じ手で人をつよく抱きしめるのか。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

宇宙の話なんだが、家族の話でもあり、つまるところ人間の話である。説明不可能ないろんな事象を超えて、愛が通じたことに感動を覚えた。

オブリビオン(2013年製作の映画)

3.9

謎だらけの世界観なのに、序盤から引き込まれる。ぶっ飛びとんでも設定を感じさせないくらい、淡々と物語が進んでいく様は俳優陣さすが。飛行マシンの動きがなぜだかずいぶん印象的でした。

シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

普通だと思っていた人が狂っていく。全編を通じて、時代を超えた普遍的な恐さを感じる。てゆうかカメラワークと音響だけでも恐い。何かが見えてる子どもは恐い。いや、母親の表情が実は一番恐いかも。

スクランブル(2017年製作の映画)

2.9

美男美女とスーパークラシックカー、以上。辛口だけど、ほんとにそれ以外は見所がなかった。残念。

ディスタービア(2007年製作の映画)

2.8

危険をかえりみなさすぎて、とる行動がぜんぶ悪手。それゆえリアリティがなくてスリルを感じなかった。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.3

近づいたり離れたりの2人にドキドキ。ジェニファーローレンスとブラッドレイクーパーがさらに好きになる一作。

抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

4.2

素直になれないナタリーポートマンがso cute. もっと近くにいたいけど、傷つくのはこわい。でもやっぱり近くにいたい。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.1

光がとても綺麗。それが一番の印象。三部構成になっているストーリーがすこしわかりづらかったのと、青春期の片想いの表現に共鳴できなかった...

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.1

妻を交通事故で失ったものの、悲しいという感情がない主人公。涙がでない日々から、新たな人との出会いがさざ波のように感情を揺り動かしていく。単純に面白い映画じゃないけど、感情の機微が気になって最後まで観て>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.2

猟奇的で狂った人間模様に唖然とする。エンディングに向かって段々と理解できなくなって3.2

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

5.0

時が経ちすれちがい、見た目が変わり、大人の駆け引きを覚えたとして、いろんなもの脱ぎ捨ててしまえば恥ずかしいくらいありのままのいつかの2人がいる。そうか、そういうことか。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

好きとか愛してるとか、言葉にならない、しない、形にならない曖昧で抽象的なやりとりがウィーンの街にひたすらに優しく溶けてゆく。

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.5

全体的に好きな感じ、なんだけどカルヴァンの行動に共感できずモヤっとする。ルビー役のゾーイ カザンは本当に素敵。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.5

誰も自分のことなんて見ていない。そんな風に一度でも思ったあなたの心に暖かな陽だまりができるでしょう。

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.8

1人の人生は同時並行的に複数存在する。(するのか?)あの時もしああしていれば、と考えると不思議な感覚を味わう。

ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

4.4

当たり前だと思っていた前提がぶっ壊れた時、感じたことのない恐怖を感じる。

新宿スワン(2015年製作の映画)

3.8

痛快。何も考えずに観て楽しい。ひたすらアホで真っ直ぐな白鳥に知らず知らずと共感してしまう。

凶悪(2013年製作の映画)

3.9

まさに凶悪。全員ハイレベルな俳優陣の中でリリーフランキーの好演が印象に残る。善悪の境目どころじゃない、極悪非道の極みにあるドラマに目が離せない。

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