たまごさんの映画レビュー・感想・評価

たまご

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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

この手の映画はごめんなさい、全然分からず苦手なんだけれど、最後にエリオと一緒に泣いていた。全然分からないのに。

美しい映像が、まるでエリオとオリヴァーそのもののようで、腫れ物に触るような気持ちで終始
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.8

久しぶりに映画館で大号泣した。これ、カニバリズムの映画なんですよ。なのに気づいたら泣いてた。あまりに綺麗で、孤独で、虚無だった。救いようがないのにこの世は美しい。

グロあるけどティミーの爽やかさが帳
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.2

現実と幻想との対比、映像と音楽の美しさに反した無常さに感情掻き乱され続けた118分。辛い。

とくに鑑賞後の余韻がすごい。みんなの考察ひたすら読み漁っちゃったよ。どれも正解で、どれも不正解なんだろうな
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

5.0

60年代ロンドン・キャバレー・ダンスホール、ひとつでもピンと来たら映画館にGOです!!!

音楽も映像も物語も期待値はるかに超えてきてサイコーだった!語彙力失う!

妖艶なアニャちゃんも良いんだけど、
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

世にも奇妙な見世物小屋で繰り広げられる人間の欲にまみれた世界がデル・トロの手にかかると全カットが絵画だった...🥀

思ったより近代的なサスペンス?で、でもまぁそのほうが中だるみしないし、まとまっては
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.6

とにかく苦しい苦しい120分、心がおしつぶされそうだった.....
ラストのカメラワーク、視点の展開のしかたが綺麗。

邦画、素晴らしいね。繊細で丁寧で・適度な余白が美しい、邦画の良さが最大限に生かさ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.6

誰にでもやってくる”老いによる忘却”をあまりに丁寧に描いた作品。「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンス主演だし、ある程度覚悟してたけど圧巻。一瞬たりとも目が離せなかった。

これなにが辛いって、悪者
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

5.0

おすすめの映画は?って聞かれたらまず薦めてる。全世代、どんな人にも響く名作、久しぶりに再鑑賞したけど、何度でも泣いちゃう。

映像のつくり、良い意味でニセモノ感が何とも気味悪くて狂気的で大好き。ラスト
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

シネクイントで観て絶賛してたやつ、久しぶりに再鑑賞。最高〜!

これね、何が素晴らしいって選曲。コミカルな映画の最後に、ボウイ様がベルリンの壁近くで録ったって言われてるヒーローズが流れるの。いっぱい余
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

完全一致の趣味なんて、有り得ない2人なのに、どうも共感してしまう。
でも、やっぱ有り得ないんだよね。だから、「これは映画だ」と時折ハッと我に返って感情移入し過ぎず、のめり込みすぎず、心地良い気分で最後
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

筒井康隆大先生のSF超大作がアニメになるとこんな感じ!ってかんじ。

なるほど映像化されるとこうなるのかぁ、と妙に納得してる自分が居ました。90分飽きることなくサクッと軽く観られる。

クルエラ(2021年製作の映画)

5.0

クルエラ、ヴィランの中で圧倒的に好きだ!!!デザイナーだったんだね、サイコー。

こんな「The・悪役」って感じなのに人間臭いところも大好き。というか、ヴィランなのに人畜無害じゃない?推せる。

作中
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

軽い気持ちで観はじめたのに、つい観入ってしまった。

サスペンスとしてのどんでん返しはどうか、というより、人間の狂気にゾッとした。というか、こういう夫婦のいざこざって普通にあるよね。だから余計に怖い。
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.0

格差社会のおはなし。
うん、なるほどね。奇抜なシチュエーションだから期待して食いついてみたものの、という印象。
もっとレイヤーのある内容かと思ったんだけどなぁ。何ならもういっそ、もっとグロに全振りしち
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ストックホルム・ペンシルベニア(2015年製作の映画)

3.3

シアーシャ・ローナン目当てで鑑賞。
こんなにも無表情が雄弁に語る女優さん、他に居ないと思う、大好き。

映画の内容は、何ひとつ共感出来なかった、というのが正直なところ。分からないのが正解なのかも。ただ
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ビバリウム(2019年製作の映画)

4.0

最高に気味悪くて爽快!
終始不快だった、最高。

ただ、なんだろう、人間も所詮"奴ら"と同じ気味悪さを持っているよね、と思ってむしろそっちにゾッとしてしまった。

つぐない(2007年製作の映画)

4.0

映像が終始綺麗で繊細、だけどブツ切り(褒めてる)で、フランスっぽいな〜と思ったらイギリス映画だったんだ。

小さい頃のシアーシャ・ローナンが可憐。良い意味で変わらなくて大好きな女優さん、このころから完
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

5.0

嘘で塗り固められた「東京」だった。
どんな階層にとってもそう、だから東京に居ると孤独を感じる。それは傍に誰かが居たとしても。

台詞に感情が込められていないのが尚良かった。そうそう、東京は無機質で、無
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.3

絶対に観たいと思ってたやつ、U-NEXTに来てた...!けど、産後観るのは辛い〜😂社会が全母親を殺してる。ホント、"妊婦体験"とかふざけてる場合じゃないんだよ、恥ずかしいよ、聞いてるか国会議員

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

4.0

5、6年前の大学生時代、深夜に思い立って観たのが懐かしくなってもう一度鑑賞。

ストーリー性がどうこうというよりアート性優位でどことなくミニシアターな雰囲気が好き。

あー沢尻エリカ、綺麗。お人形さん
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.5

映像がとにかく綺麗。音楽と相まって海に行きたくなる映画。あーいいな海。泳ぎたい!

ディズニーはやっぱり映画館で観たいのと、近年のディズニー作品にしてはメッセージ性があまり無い点でマイナス。

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.6


「ヘルタースケルター」然り、とりわけ女性が堕ちていく描写が美しい蜷川実花監督作品だけど、今作も二階堂ふみの演技が美と狂気を共存させていて圧巻。
映画の中にアートを落とし込む映像美はさすが。

ただ、
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ムーラン(2020年製作の映画)

4.0

ディズニーチャンネルにて。近年のディズニーは社会問題に真正面に切り込むなぁと眺めていたけど、今回も鋭かった。

映像も音楽も流石ディズニー、美しくて終始見入ってしまった。劇場で見たらもっと綺麗だろうな
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

5.0

公開時つわりで観れなかったやつ~!良すぎて今週2回観た!!😭

エル・ファニング×ティモシー・シャラメの時点で良さしかない。マジで絵画。会話だけで進む物語と流れてるジャズがお洒落だった.......多
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