たぬきんぐさんの映画レビュー・感想・評価

たぬきんぐ

たぬきんぐ

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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

やな感じの人達だらけで共感ゼロのスタート。
くちゃくちゃ食べる音、韓国語の音まで嫌いになりそうな前半。

話が進むに連れて少しずつそれぞれの背景が見えてきて知らず知らず共感してしまう私。

刺さるセリ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.3

一言で言えば「カンヌ向き」と言った印象。

エンドクレジットに日本語と共に英語表記を載せるタイプの映画は外国映画賞に想いを向けてる作品が多いように思う。(個人的見解)

映像や音楽は、とても映画的。
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.1

本をきっかけに友達になる2人の女性の友情物語。

本の中身について語り合う場面で
「頑張れ!頑張れ!って思うのよね〜」と作品の中の主人公について熱く語る2人。

後半、私も映画の主人公うららに対して「
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

日曜の昼イチ上映回だったからか、私を含め、昔、子どもだった大人達でほぼ満席。

冒頭から、その時代を知る者達の心を揺さぶる演出。

そんなに詳しくないけど「あーこんな感じだったなー」と懐かしくなるザラ
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大河への道(2022年製作の映画)

4.2

コミカルとシリアスのバランスも良く、ドキドキハラハラもあり、現代劇パートと時代劇パートもダブルキャストでの対比の効果もあり更に観やすくなってます。
そして、クライマックスのお殿様と対峙するシーンは是非
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

アニメに携わる人達の物語。

序盤の役割紹介やアニメが出来るまでの説明は早くて細かくは追いつかないですが、これだけの人が携わってこれだけの工程があるんだ〜と言う事はわかるので詳しくない私も置いてけぼり
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

映画化情報を知ってから原作を少し読み、良さそうだったので「これは先に映画を観たいな」と途中で読むのをやめて今回映画館へ。

風と光を感じるカメラワーク、しゃしゃり出ない音楽、編集の妙、もちろん主要キャ
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

映画化前より随分から浅田氏の事は認識していて映画化を楽しみにしてたのに上映時コロナ鬱で映画館に足が向かず今回Amazonプライム・ビデオにて鑑賞。

キャストが皆ピッタリで三重弁も上手かったです。
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とんび(2022年製作の映画)

3.0

原作本未読、ドラマ未鑑賞。

劇場予告を見て観に行きました。

父子家庭であることは予告で了解済み。

ジーンと来るところはいくつかあるものの少し勿体ないつくりな感じがしました。

脚本かなぁ。
構成
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.8

前作未鑑賞。

予告で観たスケール感を本編で何故か感じられなくて、思ったよりこじんまりしてたなぁ…って感じでした。

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

2.8

やはり前作を超えるのは難しいのかな、と言う印象。

高評価ほどの脚本とは思えない。

稲葉さんは見所でなのでしょうがキャラクターのイメージとは合ってない高音ボイスなので、もう少し低音の方が良かったかな
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

行間のあるセリフは文芸部と言う事で納得も出来るし、思わせぶりとも思える間合いは2人の女優さんの好演も相まって良い雰囲気。

フォーカスの当て方やアングルも好きな感じで「これは4点台か?」と観ていました
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ギャグなのかシリアスなのか、どちらに舵を切りたいのか…。

おそらく監督さんは「両方良い塩梅に仕上げといたよ」とニヤリとされてるような気はしますが、その自己満足は私には伝わりませんでした。

チャンネ
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ノイズ(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

私には演出が合わなかったです。

最初の事件から「いや、そんな!何故、自分もリスクあるやり方を?」と?マークが付き始めると色々気になり…後から家に帰って来たはずなのに車が奥に停まってる…とか、町民のセ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

聾唖の両親の持つ健聴者の子どもの事をコーダと言う事を初めて知りました。
私の知り合いにもコーダがいます。
その方のお母さんとお会いした時に、手話にも人柄が出る事を知り、わからないながらも、その優しい手
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前科者(2022年製作の映画)

4.0

私はあまり事前の情報収集はせずに鑑賞するタイプ。

たまたま、Amazonプライムでちょこっと観たのと劇場予告で興味を持って鑑賞。

脚本と編集が巧いと思いました。

途中「なんで?」と思う場面が後で
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.6

作品に対する興味に関わらず観ておきたい人がいます。

吉永小百合さんや生前の高倉健さんなど。

この方も、その1人。

齢90をこえ、それでも現役で頑張る姿を目に焼き付けに行きました。

ファーストカ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

久しぶりに泣きました。

途中中弛みしそうになりながらも後半にかけてグングンと加速したと感じました。

ファンにはたまらない号泣演出もあったと思います。
私の場合は勉強不足ですが、それでも落涙でした。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.3

評価の高さほどの満足感は私にはありませんでした。
コロナ禍の撮影で御苦労もあったと思いますが、何度も繰り返される映像は視点が変わってるとは言え尺の取り過ぎに思えてしまい見飽きてきます。
どんでん返しは
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

2.8

本編前に主演3名が出てきて「こちらをどうぞ」と前振り映像が少し流れる。
「あ、ドラマ観てない人にもわかりやすいようにしてるんやね。親切親切。」と好印象。

ところが本編が始まると、どうでも良いギャグや
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.3

題材がミュージカルに向いてないような気もするが舞台版はトニー賞など受賞してるようだし秀作ではある。
[ダンサーインザダーク]ほどの重さはない。
ただ一般的なミュージカルの王道のような耳に残るダンスミュ
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火花(2017年製作の映画)

2.5

原作既読。
原作も私には合わなくて、やはり映画も合わなかったです。
役者さん達は頑張ってたと思います。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.8

イヤなヤツ大集合で登場人物の誰にも感情移入出来ないまま観進めて…最後の最後にキチャナイ(役の)阿部サダヲに一気に感情移入してしまい嗚咽。

強烈なパンチをくらいました。

(2020年製作の映画)

3.2

公開当時劇場鑑賞したかったがプチコロナ鬱状態で行けず今回アマプラにて。
原作を読んでる途中です。
どちらが先かわかりませんがほぼ原作通りの進行。
ただ原作より駆け足で進む印象あり。

時折涙腺が緩みま
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.2

前半、全然感情移入出来ずでしたが、後半、不覚にも泣きはしました。

でも、やっぱり、後で考えるとちょっと無理があったかなぁ、と思ってしまいます。

石原さとみさんは綺麗だけどファッションショーみたいだ
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

5.0

劇場で予備知識なく予告を見た時に「なんか良さそう♫」と思いamazonプライムでドラマ版を鑑賞。
それがとっても面白かったので公開を楽しみにしてました。
期待通り幸せな気分になりました❣️
ゲイカップ
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

面白かった。
久しぶりにパンフレットを買ってじっくり読みました。
岡田君のこだわりや健闘ぶりがよりわかりもう一度観たくなってます。
新撰組メンバーは色んな俳優さんが演じて来られて好みはあると思いますが
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

最近、特に邦画に多く感じるのですが…予告に使うが為なのか、スクリーンの見栄え(光と影の演出)や少し無理な設定があるように思います。
今作で言えば非常に暗い警察内部や取り調べ室、逆に非常に明るく広い病院
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