ジョナサン・グレイザー監督の素晴らしいアートフィルム。やはり映像で思考しているクリエーターの映像はその力を存分に信じて発揮している。特に音の演出は強烈な効果を生んでいる。想像をかきた立てる仕掛け。そし>>続きを読む
黒人の歴史を再認識させられる。そして黒人が感じている白人への潜在的な恐怖もよく出ている。
ツイストが効きすぎていてちょっと引くとこあり
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監督の自転的映画とすれば高校からの10年間はとてもモラトリアムな時間だったのだろう。白濁たる水溜まりのような時間に赤い血のような一点の雫が落とされるような感覚はとても見事であった。
茫漠な人生の時間の>>続きを読む
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とてもストイックに面白くなるように練られて作られていると感じる。
家族というものの呪いに閉じ込められているエンバーと、家族の不定形で自由な(まさに水のような)関係を築いているウェイド。二人の物語のよう>>続きを読む
子供にインタビューをしているのに甥っ子の世話を任された時何も子供のとこを理解していなかったおじさんの話。
会話が重要なんだ。コミュニケーションが大切なんだという啓蒙的にも読み解ける。
白黒の映像が美し>>続きを読む