修正主義西部劇というのを初めて観たかも。白人とチカーノの抗争に「まれびと」としてのアウトローが政治的妥当性で事態を捌く。アウトローカントリーの世界は最高なので風景を観てるだけで楽しい。
ラロ・シフリン>>続きを読む
現世と異界をいかにつなぐかが映画=物語を紡ぐ人の感性でありスピリッツだと思うけどそこはまったく描いてなかったびっくり作品。勉強不足と敢えて言いたい気持ちに。
ゾンビフォークロアに新たな設定を付与するアイデアはすばらしいが舞台環境がこぢんまりしてしまったのは残念だったかも。たのしい作品だけど、鑑賞中に「ゴダールが死んだのに、こんな映画を観ていていいのだろうか>>続きを読む
現代テクニクスを使った前人未到のカメラワークとアクションにも思えるが、徐々に制作側のコントロールフリークぶりだけが鼻についてくるというチームラボみたいな作品。
プロットを進めることだけにエナジーを使っていてムード=演出がまったくない真面目マン映画。ブートシリーズって感じなので、それでいい。
素敵なロングショットなんかはあったけど人物造形がなんせウシー。映画に成るって難しい。ドアーズがかっこよくてよかった。
西成はもう手持ちで撮るような街ではなくなっていることを理解している作品だと思ったけど、それなら手持ちで撮るべき街ってどこなんだろうかという疑問がフツフツと。
時代のヤッピー属性にカウンターを打ち込むカントリーマン賞賛映画。ブルース・スプリングスティーンのお客さんたちというか現代解釈的には後のトランプ支持層を救済するようなオルタナ作品。
『レザボア・ドッグス』と同年公開と考えると映画であったのはこちらの作品ということがわかる。