tayuさんの映画レビュー・感想・評価

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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

楽しい。
ヒンドゥーの独特な死生観が実にロマンチックに描かれていて良い。
かと思えば戦闘シーンは大迫力。
物語にメリハリがあって最後まで飽きずに観られる。
しかし、笑いながら女の体に勝手に刺青を入れる
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.5

まさに魅る映画。
前作同様、手品の域を超えてもはや魔法のオンパレード。
野暮ったいことは考えず観れば映像美を楽しめる。
ただ、結末に至るまでにもうちょい伏線や説明が欲しかった。
あの終わり方はちょっと
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

2.0

映像と音楽はとても良かった。
でもお話は正直微妙。
テーマはありきたりだからか、盛り上げた展開が全て不完全燃焼に終わる。
どうにも安っぽい物語になってしまってとても残念。

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.5

他のMCU作品と比較すると少し物足りないが、エンドゲームを向かえるにあたり必要なお話。
若かりし日のニック・フューリーが観られる貴重な作品。

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

ただサイズを変えることが出来る能力というだけでここまで面白くなるのか。
量子云々のところは正直理解できないが、まあとにかく面白い。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

ずっと面白い。
グウィネスパルトローの演技に感動。
シリーズを通して積み重ねたものが溢れて涙が出た。
いつまでも続編を作り続けてほしい。
いつまでも観ていたい。

残酷で異常(2014年製作の映画)

4.0

いけ好かない中年オヤジがループから抜け出すために悪戦苦闘するお話。
ループする度、事実が明らかになったりオヤジの心情が変化したりと前進する部分もあれば、逆に謎が深まったり後退する部分もあって、とても見
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.8

面白かった。
小汚い小屋に偶然集まった3人の噛み合わなそうでいて絶妙に成立しているやり取りがとても面白い。
散りばめられた伏線を整理しながらもう一度見返したくなる作品。
低予算であることが伺える演出や
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

漫画原作の実写化映画にはガッカリすることが多いが、この作品は話のまとまりが良く、キャラの再現も出来ていて、楽しく観ることができた。
訳分からん殺陣と英語歌詞の挿入歌には笑ったけど、まあ仕方がない。

テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.0

終始緊迫感を覚えながら話が進む。
こういうハラハラの引き伸ばし方はずるい。
疲れた。

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

1.0

各方面にいい格好しようとして内容スカスカでクソつまらなくなった典型。
問題提起するならそこに焦点を当てて構成するべきでは。
終盤Last christmasが流れた際、制作陣のドヤ顔が浮かんでイラつい
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

真新しさは無いものの、バトルシーンの迫力は健在。
中でも、登場人物たちの室内での攻防は一度始まると目が離せない。
空間にある設備や道具などの様々な要素を巧みに利用し、見応えのある場面を構成している点は
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

1.0

「"それ"が見えたら、終わらない」
究極の出オチ映画。
ペニーワイズの初登場は不気味で恐怖を感じる。
しかしそれも最初だけ。その後も度々登場するが、恐怖するのは登場人物だけ。観客を怖がらせようという気
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

主人公ショーンとそれを取り巻く友人知人たちは、日常に疲れくたびれており、各々がどことなく残念な雰囲気を纏っている。
ゾンビと大差ないその無気力さは皮肉なものにも思える。
ゾンビの出現によりお決まりの籠
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君の名は。(2016年製作の映画)

1.5

風景描写はとても美麗で、中でも星々の輝く夜空の映像は、媒体問わず観ればきっと驚かされることだろう。
しかし肝心のストーリーはとってもチープ。何度奇跡を起こせば気が済むのか。
物語の進行上、少々行き詰ま
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映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

4.0

言葉がなくても面白さは十分に伝わる。
観客に判断を委ねる、など卑怯な言い訳をすることなく、その物語を観客に対して伝えようとする真摯な姿勢に感動を覚える。
コミカルな調子で物語が進行しつつも、飽きさせな
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

物語のテンポ、演出、バトルシーン、どちらも素晴らしく、エンディングまで観ているものを飽きさせない出来。
エルガーの威風堂々が流れるシーンは、不謹慎ながらも笑いを誘う名場面。
描写が少々過激だが、英国の
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.5

窮乏に喘いだ少年が紆余曲折を経て人並みの幸せを手に入れるサクセスストーリー。偏見や人種差別といったテーマを織り交ぜつつ常に前向きに物語が展開する。
作中曲やミュージカルパートなど演出は素晴らしいが、物
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モンスター・ホテル2(2015年製作の映画)

3.6

人妻メイヴィス目当てに身始めると、パパと息子デニスが主役で絶望すること間違いないが、前作から引き続きのテーマから一歩踏み込んだ内容をしっかりと作り込んだ物語で描写している。
5歳のデニスが中心となり物
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

主人公アンドリューと鬼教官フィッチャーのやり取りは、まさに演奏に聴き惚れ惹きつけられるような感覚で、観ている側を追い込んでいく。
演奏シーンの緊迫感は圧巻。この迫力は、音で構成される音楽を、映画的な工
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.0

ストーリーは至ってシンプル。寓話的で小難しい理屈は一切なし。
しかしグラフィックは必見。ストップモーションアニメとは思えないほど繊細で絢爛。何だか分からんがとにかく凄いと感じるほど。
映像・音楽含め、
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

2.5

ラストライブシーンは迫力あり。映画館で観覧すれば興奮するだろう。
しかしそれまでの映画。
唐突な展開はフレディの半生を予習した人だけが理解でき、それ以外に対してはフレディやクイーンの紹介となるだけでス
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

5.0

老人が語る矛盾だらけの半生はどれも人間的で、すべてが真実であるかのように錯覚する。ラストを迎え全てを理解した時、この映画の構成の凄まじさに驚嘆することは間違いない。
評価は個人の好みに大きく影響される
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

ヒーローの定義とは何か。
そんな疑問を抱きつつ、物語が進むうちにそんな下らない疑問などどうでも良くなるほどお下劣な内容。
正義の人キャプテンアメリカに違和感を覚える方にはオススメ。

モンスター・ホテル(2012年製作の映画)

3.5

愛らしいメイヴィス目当てに見始めると、パパ主役で絶望すること間違いないが、物語の筋はしっかりと通った良作。
テーマや演出はありきたりだが、手を抜かず全てを丁寧に描いているため、最後まで安心して見ていら
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