宮世さんの映画レビュー・感想・評価

宮世

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マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

3.7

軽〜〜い気持ちで観始めたら思いの外良かったヤツ!人違いのブラインドデートから始まる大人向けラブコメ。それはそれは息を吐くようにバンバン下ネタが飛び交うので好き嫌い別れそうだけど、全然ゲラゲラ笑えるしめ>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

ヘビーなトラウマを抱えた少年チャーリーが同じような他者と触れ合うことで過去を乗り越え成長していく物語。プロムやカースト、ドラッグに同性愛など、アメリカ青春映画あるあるが満載で一見煌びやかに見えるけれど>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.1

容姿に自信のない主人公が事故で頭を打ち、絶世の美女に生まれ変わったと思い込んでしまう話。"思い込んでしまう"とあるように主人公自身にしかその姿は見えず周りの人たちには(鑑賞者にも)今まで通りの彼女に見>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.8

基本はよくある"御曹司と庶民の娘の恋"を巡る話でラブコメとしての出来は普通(同じシンデレラストーリーの話で言ったら花男の方が個人的には好み)。ただ邦題にもある通り演出から衣装までクレイジーの名に恥じな>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.2

過去の選択に縛られ離婚の危機に陥った中年男が17歳に戻るという青春コメディ。戻るといっても体が戻るだけで時間軸は変わらないところがミソ。このありそうでない斬新な設定が予想の3億倍面白くて終始魅入ってし>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

4.3

これ好きだ〜…失恋した女性が休暇の間だけお互いの家を交換し新天地でドラマが起こるコメディ色強めのロマコメ。落ち込んだ時、気分が塞いだ時、ハッピーになりたい時......そんな恋や仕事に悩む大人にこそ観>>続きを読む

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.4

え〜〜超よかったんですけど〜〜!!!!最近観たラブコメの中でもずば抜けて面白い!チャラチャラナンパ師によるダメ中年改造映画と思いきやそれは単なるツカミ的なエピソードで、家族の愛と成長を描いたホロっと泣>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.4

富裕層が娯楽として行う"人間狩り"を題材にしたサバイバルアクション(コメディ)映画。序盤の主人公やヒロインっぽい登場人物が怒涛のテンポで鮮やかに景気よく死んでいき、いつまでたっても主人公が定まらない手>>続きを読む

(2020年製作の映画)

3.7

平成と共に歩む波乱万丈の人生と恋愛。漣や葵の度重なる不幸の連続は気の毒に思うし、その運命を受け入れつつ進む展開は好き。なんだけど、到底2時間では描き切れない内容ゆえに駆け足すぎて感情移入する間もなく、>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

いわゆる"ナメてた相手が殺人マシン"系の類だけど、ナメられた男の反撃がスタイリッシュな痛快アクションではなく、ゴツゴツと骨に響くような陰惨かつ血みどろなバイオレンスであったのが良かった。ハッチの暴力衝>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

音に反応し人類を襲う"何か"と戦う家族の物語。全体的にツッコミどころ満載ではあるけど、音に着目したスリルのある演出が良い。またその世界観を一切説明せずに、劇中の動きだけで理解させている点は秀逸だと思っ>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.1

気弱な女子高生が連続殺人鬼と魂が入れ替わってしまい元の身体を取り戻そうと奮闘する物語。家族愛やロマンス、青春コメディにホラーなど様々な要素がバランスよく盛り込まれている良作だった。加えて社会的性差別の>>続きを読む

映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

3.5

前作は比較的ギャンブルしてたけど、今作は「お前が勝ったらこいつが死ぬぞ」みたいな脅しや恐喝ばかりで本来の賭ケグルイのフェアなイカサマと違い興醒めした。やっぱりOPしか勝たん。にしても田中圭の使い方がこ>>続きを読む

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

3.2

なるほど......きっさんが「わかんなかった...😔」となる気持ち充分に理解した......世界観はめちゃくちゃ好みなんだけど、正直れんまるとエライザの顔面とキスシーンがハチャメチャに美しいくらいし>>続きを読む

ノンストップ(2019年製作の映画)

4.0

ハワイ旅行の飛行機でハイジャックに巻き込まれた平凡そうな夫婦が秘めた能力を覚醒させる...という痛快アクションコメディ。クセすごキャラの大渋滞に随所に散りばめられた笑い、乗務員の群像劇まで最高に面白い>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.1

殺人事件の容疑者となった一人息子の無実を信じて奔走する母親の姿を描いた作品。母が子を想う狂おしさと目まぐるしい展開に心が追い付かず、フリーズしながら観た。何と言っても冒頭。野原で踊るオカンが印象的だけ>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.7

それぞれ社会からはみ出した者たちが生きづらさを感じながらも、スタートアップ「始動」する道を模索していく姿に感動しつつ、ノリノリでTWICEを踊るマブリーであったり目を見開いて寝るマブリーであったりと何>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.6

私にはそこまでの経験値がなく共感しきれなかったのが正直なところですが、男女格差という社会問題、国や文化は違えど根底にある問題は日本でも韓国でも変わらず根深いのだろうなと。繊細にかつ淡々と描かれているか>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

偏差値3の頭よわよわ女なので1回観た程度じゃ意味がよく分からんかった......考察読んでやっとちゃんと理解してなるほどおもれ〜〜!!!!となってます。儀式的な得体の知れない気味悪さがなんとなくミッド>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.6

「私と別れられていいな。私は私と別れられない」
もうこの台詞が全てなんよ......私がずっと感じてることを2文で表現してくれた

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