bourbonさんの映画レビュー・感想・評価

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1984(1984年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

オブライエン(ウィンストンに)「二重思考の原理に従えば、戦争は真実でなくても勝たなくても構わぬ。戦争の目的は勝つ事でなく、継続させる事だ。近代戦の本質は、人間労力の所産の破壊である。階級社会の成立は>>続きを読む

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「台本どおりできないなら名前をはずして」という原作者をスタジオから出し、大物俳優やスポンサーなどの顔色を窺い、どんどん改変されていく台本。
しかし、ディレクターの工藤は「原作(の本意)を変えないことは
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セルピコ(1973年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

セルピコ「自分の汚職を自分で裁けますか?」



上官「こんな捜査は無意味だ」

セルピコ「本当に汚職を追及する気などない。
警官をいけにえに総監は涼しい顔。汚職の事は承知のくせに証言は断る」

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シェフとギャルソン、リストランテの夜(1996年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンの解釈は観客に委ねられているようだが、私はこの兄弟はあの殴り合いのケンカをして、この店を続けていく腹が決まった二人の朝食シーンだと思った。

ゲストは来なかったが、パスカルが自分の店で働い
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綴方教室(1938年製作の映画)

5.0

機会があれば、「『綴方教室』の天才少女の真実と聖職者の欺瞞」として当時スキャンダラスな話題となったという、豊田正子著『芽ばえ』理論社 (1959年)を読んでみたい。

HK 変態仮面(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

さすが歌舞伎の国。
ヒーローの見得ポーズ、アクションが決まっていた。

ジャックと豆の木(1974年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最後、ジャックの真の勇気に涙が出ます。

ソフィーの選択(1982年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ソフィーの息子のその後が気になる...

我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

長男のメッセージ性あるセリフの後、ほとんど出てこないところがさらに強烈な印象を残す。

(1939年製作の映画)

5.0

乾ききった田に水が撒かれ、ひび割れた土に浸み込む描写と音がしみじみと気持ちよい。

少なくともセリフ部分は、ドイツ語字幕があるため、ドイツ語を知っている方のほうが、日本語しか知らない者よりわかるのでは
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快楽(1952年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「誰かと共に生きるためには、一時的な肉欲は必要ない。魂や気性が調和することが大切なのだ」

「無口は愚かな証拠よ」
「ムダ話は疲れるだけだ」

祇園囃子(1953年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

祇園の京町家の生活風景が情緒を誘う。

「お金で買われるのが上手な人が出世して、下手なのはうちみたいにボイコットされるんやないか」(美代栄)

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

5.0

現在、PFAS問題で同じことが起きていると思う。
ドイツでも同じ問題が発生した結果、アメリカ軍基地を調査し既に対応済みであるのに対し、日本は原因調査をしたくても、日米地位協定に阻まれ、周辺地域のPFA
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