ピさんの映画レビュー・感想・評価

ピ

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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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ホラーではなくアクション映画を観ているようだった。

24/26

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

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本作はフィクションのホラー映画だが、AI時代と言われる今、同様の状況に陥ることのないよう進化する人工知能との付き合い方を熟考すべきである。

23/24

パーフェクション(2018年製作の映画)

4.0

展開が二転三転し、予想を裏切るどんでん返しが楽しいスリラー作品。

22/24

イノセンツ(2021年製作の映画)

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同じ団地に住む4人の子どもたちがともに夏休みを過ごす。それぞれの持つ超能力を使った遊びを楽しんでいた4人だが、次第に感情に任せて能力を使用し、周りを攻撃し始めるベン。
無垢な幼さゆえの残虐性が描かれた
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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生活の一部を覗き見したようでとても良かった。

起きて、仕事して、食べて、寝る。同じことの繰り返しで味気ない毎日が淡々と過ぎていく。
しかし、変わらないように見えても同じ日は一日としてなく、幸せや楽し
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ロブスター(2015年製作の映画)

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『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督の作品。

もし現実にこの制度があったとすれば、恋人いない歴=年齢の私はとっくに動物になっているな。

18/24

ヴィジット(2015年製作の映画)

4.0

効果的に用いられたPOV手法やジャンプスケアが視覚的にも心理的にも恐怖を煽る一作。

祖父母に不審感を抱いた矢先、母から告げられる衝撃的な一言にゾッ。

Room for Rent(原題)(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ボブの歯ブラシで歯を磨いたり、彼のスプーンを舐めたり。ある意味ホラーです。

本当に自分を想ってくれている友人よりも惚れた男性を優先する、まさに恋は盲目である。

15/24

美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

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野菜嫌いの人喰い歯医者がベジタリアンな隣人に恋をする短編映画。

ゴア描写もクレイアニメのようにポップに表現されていてかわいい♡

11/24

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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亡き夫から「自分の死はお前のせいだ」と罪悪感を植え付けられ、心休めるために訪れた田舎でも同じように男性から攻撃される。
『彼女にとって、精神的・身体的暴力で女性を支配しようとする男性は総じて軽蔑の対象
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ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

4.0

「新居で見つけた望むものが何でも手に入る不可思議な隠し部屋。欲に溺れた夫婦は、望んではならないものを手に入れる。」

強欲の罰ともとれる結末が最高。

7/24

リトル・ガール(2020年製作の映画)

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一人一人顔や性格が異なるように、好みも十人十色。そもそも「性別違和」の存在自体に違和感を覚える。男性(女性)らしさとは何か、誰が決めたのか。

ジェンダーレスを目指し、試行錯誤しながらより良い世界を創
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「モノクロ」の映像に「色」がつき、不穏な「音」が「音楽」になっていく。彼女の成長が巧みに表現されていた。また、エマ・ストーンの演技力も素晴らしかった。

一番好きなシーンは、煌びやかな船上とは対象的な
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初めから犯人が分かっており物語としての物足りなさは感じたが、ノンフィクションと言われれば恐ろしい。

深刻な医療従事者不足。
9つもの病院を転々とする殺人鬼の非道な行為に目を瞑り、人手を優先する医療現
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

時代の転換を上手く利用して、差別問題について描いた作品。

黒人奴隷が働くプランテーションの衝撃の正体。映画が進むにつれて面白さが増していく秀逸な作品。

オールドピープル(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

老人たちによる復讐劇が始まるまでは良かった。
電気も付けずに披露宴の様子を伺う老人たちの薄気味悪さに息を呑んだが、その後は無差別に若者を襲うゾンビ映画のような展開になり、ホラー映画としては期待外れだっ
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ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

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凄惨な事件を基に制作された作品。幾度も観るのを躊躇した。

恋心や世界中を旅する夢など将来への期待に胸を躍らせていた彼女に突如降りかかる絶望。彼女の心情は計り知れない。

MAMA(2013年製作の映画)

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見えない存在がジワジワと恐怖を煽ってきて良かった。MAMAの姿が見えてから終盤は一気にファンタジー要素が強まった。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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3時間続く悪夢とはまさにその通りで、何が起きたのか訳が分からないまま「はい、終わりましたよ」と映画館から放り出されたような感じ。

ファンタジーな世界観の中に漂う奇妙さ。アリ・アスター監督の作品は全て
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジョーダン・ピール監督の傑作と聞き気になっていた作品。
鍵のくだりまで恋人だけは味方だと信じていた私可愛すぎるやろ

パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

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SFの中でも好みの設定。

考えがコロコロ変わり、特にラストが腑に落ちず。ある意味人間の心理を忠実に再現していると言えるのかもしれない。

寿命移植は非現実的だが、目先の誘惑に負けて大切なものを簡単に
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

90分と短く、捻りなく綺麗に繋がっていて面白かった。

環境が人間の善悪や生死までをも左右することに改めて恐ろしさを感じる。
そして本作品はハッピーエンドか否か論争。未来を変える選択には必ず代償が伴う
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

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難民問題について深く考えさせられた。安心できる暮らしを求めて命懸けで国を離れなければならないだなんて悲しい。

しかし、母は強し。窮地に立たされても守るものがあると人間強くなれるとはまさにこの事。

アス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

所詮人間が作り出したクローンであっても、そこに感情があり生活があればクローン本人にとっては自分が本物だ。終盤で明らかになる、実は主人公の方がクローンだったという衝撃的な事実。そこで改めてクローンも人間>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

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パニック映画は好んで観ないが、下手なホラーより断然怖いと思った。描写は変わらないものの、中だるみなく緊張感が続いた。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

傍から見れば完璧で理想的な生活。しかし、優雅な時間を過ごしながらパートナーの帰りを待つ単調な生活が本当の幸せなのか?忙しいながらもやり甲斐のある仕事をこなす日々を幸せだと思う人もいる。

幸せの根源は
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

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人間の真理をついた作品。
人間の欲がもたらす影響が上手く描かれている。この作品では「欲」を「食」で表現している。下層にいくほど強まる飢えと不安が引き起こす欲。

他者を思いやる気持ちは、自分の欲が満た
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

整形手術から帰宅したのは本物の母親なのか?という設定と、包帯ぐるぐる巻きのビジュアルも併せて心理的な恐怖を煽る作品。

母親が恐怖の存在であると思い込ませる巧妙な仕掛けにしっかり騙された。徐々に立場が
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

代理ミュンヒハウゼン症候群の事件を知っていたため、あらかたストーリーの予想はついたもののラストの展開には驚いた。

「あなたのため」という言葉の裏に隠された自己満足。本物の愛は、見返りを求めず相手に与
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

設定が好み。スリラー特有の緊迫感がジワジワと押し寄せてきて面白かった。

治験者に薬を投与し、時の流れを早めて薬の効果を観察するといった組織の陰謀によるもの。
治療薬の開発に巻き込まれた被害者たちに同
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ビバリウム(2019年製作の映画)

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予告に惹かれ即レンタル。

いつの時代も幸せの象徴とされているマイホームと子ども両方を手に入れたけれど、はたしてそれが幸せなのか?幸せの定義は人それぞれだけど、本質を見失ってはいけないですね。幸せは自
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