店長さんの映画レビュー・感想・評価

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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.5

久々に脳みその細胞がすべてひっくり返るぐらい、劇的な映画を見た。

不時着先、終わっている島 反政府軍テロリストの根城。

電話中に後ろから殴打されても返り討ちにできる理由が特に無いが強い使命感と強い
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

植物のように生きてきた課長が、余命をきっかけに変わる。

自分はこの映画は好きだった。作中で部下の女の子に「ゾンビ」という渾名はまさにピンポイントの渾名だった。生きていて、死んでいる。
自分の人生を振
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

ありきたりの感想をするのであれば、真贋を得意とするスペシャリストが嘘の策略の愛に気付けなかった、それが悲しい物語。

得意げに語った「「どの贋作の中にも本物が隠されている」が痛烈なカウンターとして襲い
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

大都会の大衆の中での孤独。

治安が悪い街で生きる、溢れている人々の中でもそれぞれ孤独は存在しており、社会的な距離を正しく取れない、また社会に包容されない人間が存在していた。

映画の中で異性との距離
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

パッケージの正体についてやっと理解することができた。

スタンリー・キューブリック作品らしく、音楽がいい。

例えるならば、ジョーンズの音楽を初見で聞かされるような、素晴らしい音楽体験が随所に存在して
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ある会社員(2012年製作の映画)

4.0

>商社を装った殺人請負会社に勤めるヒョンドは、社内で一番の忠実な殺し屋。しかし少年時に憧れていた元アイドル歌手ミヨンと出会ったことで、彼女との平凡な幸せに満ちた人生を願い始める。だが会社が見逃すはずは>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

4.0

>人類の脳は10%しか機能していない。もしも脳が100%に覚醒したら?
ごく普通の生活を送っていた女性ルーシーは、ある日マフィアの闇取引に巻き込まれてしまう。

脳を使い切れていない、イルカは20%も
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犯罪都市(2017年製作の映画)

2.5

マ・ドンソクが出演している映画で面白くない映画は無い為、期待して視聴。想像を上回るほど面白くない、ひどい映画だった。

マチェットナイフと銃が蔓延る街で、すぐ動けばみんなナイフで殺し合う。
特に話の本
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

核戦争を経て、世紀末、限られた資源のガソリン―

そんな中で「無限」としか思えない車とガソリンでゴッツい車とバイクがカーチェイス。ヒーハー。

もう明らかに振り切っている映画で面白かった。世紀末独裁者
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ティル(2022年製作の映画)

4.0

黒人差別全盛期のミシシッピで白人に因縁をつけられて、リンチ殺人された母親の奮闘。

実話を元にしているので、凄惨さ、登場人物の感情の起伏・爆発にリアリティ・正当な主張が存在している。フィルム越しでも憎
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.0

自分だけでは評価が難しく2,3個、他の方の評価も見た。

ギャンブル要素も理論説明など、テロップで補足など補っているが、あくまでこの作品のテーマは罪である。

ギャンブルと罪、この2つの要素が上手く描
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フォーカス(2015年製作の映画)

4.0

詐欺師が女詐欺師を仲間に引き入れて。

個人的には主人公が負けているシーンなどが多く、それが全体の計画の一部なのかどうなのか、分からないハラハラがあり、それをロジカルに気持ちよく解説してくれる展開が多
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.0

かなり厳しいが、ハロウィンの花嫁、黒鉄のサブマリン並みに面白いは思えなかった。暗黒期のコナン映画すら彷彿とさせるレベル。

今までのコナン映画からも何故面白いのか、という要素を感じ取ることが出来るので
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

呼吸困難で劇場で視聴し通すことができなかったのでAmazonPrimeにてありがたく視聴。

この映画は基本的にはキレイにまとまっていると思う。

個vs集団(世間、警察)で悩む2人がメインとして描か
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

設定自体はレビューでも言われているがジョジョの奇妙な冒険のような話。
で、最後の15分ぐらいだけは真相が明かされるので面白い。

パニック系と見せかけて物語の大半は何も見せ場も何もなく、カメラワークや
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ボーイズ・イン・ザ・ボート ~若者たちが託した夢(2023年製作の映画)

3.0

アメリカのワシントン大学のボート部がヒトラーの元で開催されるベルリン五輪でメダルを取りに行く話。

自分的な評価としては地味な映画だなという感じだった。
激しく描写されていない、ピンチや理不尽な制裁も
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

4.5

6歳の娘を失ったハワードは広告代理店の社長でドミノおじさんに落ちぶれた。
三人の幹部が、役者たちに彼しか見えない「愛・死・時間」を演じて彼に語りかけてもらう。

意外とハワードが一筋縄で攻略できない、
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.5

東野圭吾ミステリーとは思えないほどに低品質な脚本、映画だった。

①岡山天音の演技がひどい。
飛び抜けてノイズレベルで彼の演技がひどい。とてもじゃないが役者の役に彼をキャスティングするのが誤りである。
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自殺サークル(2002年製作の映画)

2.0

そもそも高評価を期待されている映画でも無いのでこの評価
基本的には不必要にグロテストなので観なくていいと思う。

序盤の大量自殺する54人の女子高生が談笑して、死ぬ直前に「いっせーのっせー!」って死ぬ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

ここまで素晴らしい映画は存在するかと思うぐらい良かった。
異常殺人犯に携わる事をフィルム越しではなく、まるで身近に感じ取ることができる作品。

脚本自体も非の打ち所がないぐらい面白い点もそうだが、何よ
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ディープ・インパクト2022(2021年製作の映画)

2.5

この映画の視聴は推奨しない。
世界一派手な世界の終わりのあとの世界が、世界一地味すぎる。

登場人物は独り身の老人と逃げている若い女性、人間狩りの傭兵3人。
それしか出てこない。地味な戦闘(ただの射撃
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白鯨(1956年製作の映画)

3.5

有名な白鯨を今更視聴。
この作品をどう捉えるべきか考えていたが、どちらかというと怪獣映画に近い何かを感じた。

比較的イージーなルーティーン枠としての鯨狩りの生業を見せられるが、実際は自分達から首を突
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.5

まずは演技で佐藤健と阿部寛に満点を与えたい。
佐藤健の現代人で、若いながらも大事なものを大事にしており、でも他人との距離の取り方に難しく思いながらも温かい関係を好きな青年の演技が上手すぎた。近づきすぎ
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

4.5

地球滅亡を目の前に諦めるしかない作戦失敗の報道。
すべてを諦めた人類が取る選択としてリアリティがあり、かつ現実的な着地を迎えた。

その展開や、心情の変化が興味深く面白く感じた。
結末に対しては控える
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

4.5

二次性徴を迎えるクララと42歳の婦人科医のアルジ
決して安易な不倫とか、禁じられた恋とかではない、二人の距離感、そして失われた家族「残された者」として、居心地の良さなどが絶妙な空気感・雰囲気で描かれて
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前科者(2022年製作の映画)

4.0

バランス感覚がうまい映画だなと思った。

主人公が保護観察員なのでどうしても犯罪者側に気持ちが寄り添ってしまう、勧善懲悪的にはよろしくない展開になるのだが、
殺人によって殺された遺族側をガッツリ出して
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.5

妻の寝取られ妄想癖を聞いて、それまで誠実で真面目な旦那が暴走して、行ってはいけない場所へ足を踏み入れる

サスペンスとしても面白く、お金持ち・医者が遊ぼうとする様はそれだけでどういう展開になるのだろう
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.0

スタンリー・キューブリック作品で珍しく低評価をつける。
自分の理解度が足りなくて伝えたいことをすべて理解できていない気がする。

前半のハートマン軍曹、そして後半の味方が撃たれたシーンで思ったのが、戦
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.5

炭鉱の町コールウッドに済む、炭鉱夫の父と高校生たちの話。

彼らは呪われた運命かのように炭鉱夫になり、粉塵を吸い、それが誉れと思うしかなかった。疑わなかった彼らがスプートニクを目撃することでロボット工
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.5

1秒先の彼、に興味があったので先にリメイク元を視聴。

評価はあまり高くない。が、最低限コメディとしては面白かった。

SF設定と恋愛映画をかけ合わせている映画もあり、この作品もそれに分類されると思う
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.5

アジア人系テロリストによりホワイトハウス陥落。
唯一内部に居た過去の不祥事がある元特殊部隊の隊員が暗躍する中、政治的な駆け引きがあり、みたいな映画。

個人的には俳優陣が似すぎて誰が誰か把握するのにか
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最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

4.5

モーガン・フリーマンを使った「ぼくのなつやすみ」

自堕落で光がない小説家崩れが、隣のシングルマザー一家と娘たちに影響され、地域の人に影響され、少しずつ前を向いていく話。

アメリカンジョークみたいな
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セブン(1995年製作の映画)

3.5

極限に後味が悪いので注意。

後味が悪い映画は悪くないが、映画的に起承転結に欠けていて、かつ動機や内容に魅力的なのが特に問題と感じた。

何も感じるものがなかった。
名作かもしれないが、わざわざ視聴す
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87分の1の人生(2023年製作の映画)

4.5

87分の1の鉄道模型のように創造主のように震えることができない人生で、

事故加害者と、遺族でお互い今に苦しみ前に進もうと足掻く。
最良じゃないけど運命を愛して進むしか無い。

簡単にキレイごとのよう
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.5

>アクターズ・スタジオ・インタビューでは司会者が「映画『ディープ・インパクト』では黒人の大統領を演じました」と発言したのに対し、「私は黒人だ。黒人を演じるのではない」と返し、聴衆はその言葉に拍手を送っ>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.5

>スティーブン・キングの小説に基づき1930年代の死刑囚舎房の看守が殺人容疑で投獄された死刑囚が不思議な癒しの力の保持者ということを発見し、彼自身の義務について道徳的なジレンマに直面する様子を描いた感>>続きを読む

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