『邂逅』をエンディングとして聞くために観に行く。
時代背景の解説や、現代語に移る際に一言入れるなど、誇張・創作含めではあれど割と真面目な考察も見受けられたのは中々良かった。冒頭の映像授業で使いたい。>>続きを読む
漫画原作で幽霊という設定のため一部CG部分があるが、脚本のおかげもあり使用部分が極力抑えられていて、多くのシーンは人間の演技で完結していた。幽霊らしさはもっぱら想像力と久保史緒里の「白さ」に委ねられて>>続きを読む
ホロコーストの凄惨さを直接描写するシーンは少ない。中途半端な質量の描写では先行する作品のダイジェストのようにしかならないと分かった上で、敢えて流しているような印象を受けた。
その分、ジルやコッホ、他>>続きを読む
椅子からずっとイケメンの声がしている。
「これはイケメンである」という情報さえ与えておけば画は椅子でもいいというのか。監督にはイケメンに対して何か屈折した感情があるのではないかと勘ぐってしまった。
自分の心にスッと入ってきて、落ち着いたかと思ったらいつのまにか溶けている、そんな作品だった。「しょーもない話」という本来の意味通りの「小説」という表現が似合う映画だったように思う。あくまで、とてもいい>>続きを読む
回を追うごとに設定が膨らんで、その度にリアリティを失って怪獣ファンタジーに近づいているか、その終着点として良くも悪くも納得した。序盤、自宅で見るより映画館のスクリーンの方が嘘くさく見えてしまい不思議だ>>続きを読む
「ジュラシック・ワールド」から遡ってきて見たが、こっちの方が恐竜映画として純粋に楽しめる感がある。グランドの雰囲気もよい。
久しぶりに普通の(?)邦画を見た気がする。良く知らずに行ったけど、感情移入する先が西野七瀬だとは思わなかった
中川龍太郎作品にしては骨格のはっきりしたストーリー展開が珍しい、らしい。確かに他の作品より見易さもあったし、投じられた要素が回収されていくのも分かりやすかった。「片面しか見えていない」で言われている両>>続きを読む