tkさんの映画レビュー・感想・評価

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空白(2021年製作の映画)

4.2

冒頭からどんどん胸がイタくなる。

誰かが全部悪くなく、不運だと、分かっていても、人を責めてしまうし、少しずつ折り合いをつけて、前にとは言えないけど、斜めでも、すすんでいったほうが、いい。

でも、亡
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.7

あの時、ああしていたら。

だれしもが、そう思うことがあるし、アバウトタイム、バタフライエフェクト、バック・トゥ・ザ・フューチャーなど、タイムスリップ、タイムリープを扱った作品は多い
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

原作をかなり膨らませていて、魅力が増した作品になっている。永い言い訳+トニー滝谷、といった趣。ラストの場面の、セリフも素晴らしい。永い言い訳、トニー滝谷より、前を向いて生きていう、というメッセージがよ>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

コロナで、近くの人が感染してたらと、時代の空気がギスギスする中のせいか、家族や仲間への愛、想いを力に変えて主人公たちが悪と戦う本作は、とても心に響きました。

悲しみを強さや優しさに昇華するとか、作品
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罪の声(2020年製作の映画)

2.0

原作を読んでからの鑑賞です

原作はほんとよかっただけに、やはり映画の尺にあわせて作ると、感動の要素となる細部の切り落としが、残念と思いました。

原作未読の方はぜひ、原作を読んでいただきたいなぁと
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

戦争や差別って、無垢な子供の眼からみると、滑稽で馬鹿げてる。

大人目線で描いたどんな戦争映画より、心を揺さぶられた。

そして、キャプテンKと、ヨハンソンのユーモアと優しさに胸が熱くなった。

ヨー
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.7

こんなファッショナブルで、ユーモアに満ちたスパイ映画を知らない。深みはないかもしれないが、爽快さはこの上ない。そして、エルトンジョンがいい味を出してる。

007シリーズもいいが、こちらは肩の力をぬい
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.9

不器用でむき出しの愛、情熱。もっと素直で、まっすぐで、なくては。へんにかっこをつけるのではなく。

こんなに純粋な気持ちで、誰かを好きになりたいなぁ

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.9

人を惹き付けるスターゆえに、周囲に話せない苦悩やストレスがある。深刻な問題であるほど、実生活で関わらない人の方が、はなしやすかったりする。

悲劇があっても少年をせめないドノバンは清々しく、彼や作品の
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.4

大作家の三島が、学生の尖った質問にも実に丁寧に真摯に、時にユーモアをともない答えていて、その姿勢に驚き、感動すらおぼえた。

そうした他社をリスペクトする姿勢が、彼をあそこまでの人物にみがいたのかなと
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.7

傲慢だったスターが、自分の来し方をみつめ、後悔しつつも、謙虚になり、人生をふらふらになりながら歩もうとする。

人生に遅すぎることなんてない、人生のあらすじはいつでも変えられると、勇気を与えてくれる傑
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凪待ち(2019年製作の映画)

4.3

ほんとにダメな男、郁男に、震災で傷ついた石巻が、そこに生きる人々がどこまでも優しい。再生への希望に救われる

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.4

才能溢れるジャズマンがその才能ゆえに薬物に堕落したものの、パートナーに支えられながら再び人生を取り戻そうとする物語。

ジャズで頂点を極めつつ、暴行で歯を失い往時の演奏が出来ずにもがくベイカー役をホー
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.8

遺伝子という生まれながらの資質がなくとも、不断の努力と信念で夢は叶う、そんな勇気を与えてくれる物語。

最後の科学者の息子についての告白、そして、そのホークへの思いやりある行動に涙かとまらない

トニー滝谷(2004年製作の映画)

-

宮沢りえが美しすぎる。絵が綺麗で、横に移り行くカメラワーク、独白調のストーリーテリングもいい。

村上作品の映画化作品では白眉

人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.4

ブラックだけど、登場人物が、憎めず、人間くさい。

このラテンのたゆたいつつ、艶がある感じがすき。

もう少し評価が高くてもいい気がする

大いなる遺産(1998年製作の映画)

5.0

男の理想や夢を形にした作品。男だったら、憧れる存在のために努力し、その人を幸せにしたよね。

作品を通して、緑が貴重となっており、パルトローの美しさとともに、心に残る。

最後の罪人の告白にも胸をうた
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駅 STATION(1981年製作の映画)

4.7

男たるものみるべし

昭和の武骨で、かっこいい男がスクリーンにいる。哀愁漂う背中が全てを物語る

ラストレター(2020年製作の映画)

4.1

広瀬すずが、綺麗すぎる。豊川悦司は、ダメップリがよかった(笑)

美咲がダメ男にひかれたのは、なぜか疑問が残った

緑溢れる宮城を舞台にした、初恋をテーマに、余韻が残る名作。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

伏線の回収が見事

韓国ならではの地下室のある理由に納得。匂いは、大事な要素ですね。