仄暗い世界も捨てたもんじゃない
登場人物たちの小さな優しさの連鎖が沁みる
きっと、ああでもないこうでもないと謎解きするのが楽しい映画なので、二人以上での鑑賞がおすすめ
仄暗い映像が美麗
最後の30秒ですばらしいタイトル回収。
給仕長になるまで真面目に勤め上げた、彼女のこれまでがあってこそのエンディング。
奥さんのことを思って行動し続けるのに全部裏目に出ちゃう旦那さんがかわいい。
固定カメラをメインにした色彩豊かな映像がとても綺麗。
一方で映画を通じて描きたかったテーマ(女性の自立?)についてはやや凡庸な印象。異食症を他の症状に置き換えても成立するし、妊娠初期でこれだけ子どもに>>続きを読む
紹介文にディープハウスとあるので期待して開いたら飛んでいってしまいそうな軽さのEDMではないですか…。
なぜあえてこの時期にEDMを、しかもドイツをテーマにしたのか?
丁寧に経緯が描かれているので、史実を知るのに良い。映画としてはアイヒマンを追え!の方が面白かった。
戦後のドイツ政府中枢にナチがこんなに蔓延っていたとは驚き。
硬派なカメラワークに加え、どこかピナ・バウシュの映画を思い出させる劇中音楽が本編を引き立てていて、とても良い。
えーここで終わっちゃうの感は>>続きを読む
プールのシーンは圧巻。メイキング見てみたい。
終始明るいが、結局お金がないと何も成せないと言われているようで、かえって現実の厳しさを感じた…
ほっこり。奥深い調香の世界を少しだけ垣間見れるのも楽しい。
ゆっくりと登場人物を追っていくレナートベルタのカメラワーク、空気感…ダニエルシュミットが日本の芸能を描くとこうなるのかととても興味深い。映画館で観られてよかった。
坂東玉三郎の舞のシーンがまた素晴らし>>続きを読む
ベタベタ。若いロバートパティンソンいい。
個人的には劇中に挿入されたMUSEにエンディングのLINKIN PARKに胸熱。
真っ青な薬を真っ赤なストローで吸うところにはじまり、最初から最後まで本当に意味ないんだけどただただ"格好いい"リュック・ベンソンの世界観に浸れました
前作スペクターを受けて、これ以上にないくらいまとまっていた。良くも悪くも、ボンドも普通の人間なのだと強く感じさせられる。
カジノロワイヤルで魅せられたように、超人的なエージェントとしてのボンドに魅力>>続きを読む
冒頭の水中のシーン…ヴェスパーとの最期を思い出させるような美しさ。イヴ、Qも魅力的。そしてダニエル・クレイグの相変わらずのかっこよさ!
手当たり次第のアクション。まるで前作の鬱憤を晴らすような恨みがこもってましたな笑
ベッタベタにかっこいい。
わかっているのよ、次にどうなるか。お約束だもの。最後の名ゼリフからのテーマ曲…観ているものを裏切らない。ザ・エンターテイメント。
イザベルとマガリはまるで少女のよう。フランスの田舎で交わされる軽妙なセリフの心地よいことといったら。
脈々と受け継がれていくジャズ。
1950〜1960年代めちゃくちゃ楽しかったんだろうなぁ、あの時代に存在していたかったよ。
マルゴの心地よい距離のとり方と言ったら!こんな異性の友達がいたら幸せよな。アマンダ・ラングレかんわいい。
能力を活かすのに障害のあるなしって関係ないなぁ、と思わせてくれる素敵な作品。
信じ続けた先の結末…なんてロマンチック。やわらかい光、画面に差す赤、少し寂しげな冬の景色。美しかった。
白夜の眩しい光の中で、薄明るい青空の下で、花や血が鮮やかさできれいなこと。画面は一つひとつ繊細に作り込まれているのに、ストーリーは超シンプルなのがまたいい。