とあきちさんの映画レビュー・感想・評価

とあきち

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市子(2023年製作の映画)

4.8

邦画の良さが出た作品でした。

サスペンスの要素がありながらもメインは日本の社会問題に触れるようなストーリーで、知識がないながらも没頭して観れました。

杉咲花さんの演技力はもちろんのこと、若葉竜也さ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

エモエモスカッとムービー。
よく広告で見かけていた漫画であり、有村架純さんが個人的に好きで気になってて見ました。
「ちひろさんがゴタゴタを解決してスカッとする漫画」だと思ってましたが、見てみるとしっか
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Blind Mind(2021年製作の映画)

4.0

ユニバーサル純愛素敵映画
ほんとはもっと好評価をつけたいけれど、どうしても尺が短くもうちょっとストーリーを感じたいと思いました。
内容としてはヒロインは(目が)見えるけど(本質は)見えていない、主人公
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.5

醜悪かつ綺麗な大人の恋愛映画。
映画のテーマは「不倫」
今泉監督のオリジナル脚本ということで期待していた通り、かなり良かったです。
不倫をテーマにした作品の中でもかなりあっさりしていると思います。
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

王道悲哀恋愛映画。
有名すぎて見ることを敬遠していたけど友人に勧められ観てみるとびっくり、、
こんなにもいい映画だったのかと気付かされました笑
やはり食わず嫌いは良くないな、というのを学ばされました
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

複雑な環境で育った少女2人の戦闘記
永野芽郁演じる主人公がサッパリした性格のように見えて、精神的に親友にもたれかかるような描写もあり、親友が死んだことによる内省と次へ進もうとする心理描写に勇気づけられ
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望み(2020年製作の映画)

3.8

あなたであればどんな結末を望みますか?
順風満帆な人生を過ごす一つの家族が悲壮な事件に巻き込まれる。
息子の境遇に不安を抱える家族。息子がとった行動は家族を被害者にするか、加害者にするか。
エスカレー
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.5

西野七瀬が可愛かったです。
ドラマの話をあんまり覚えてなかったので概要だけさらってから見ればよかったなと思った

空白(2021年製作の映画)

3.8

間違っても、無くしても生きていく。
強情で人の気持ちを察することができない父親と2人で暮らす娘が、万引きをきっかけに痛ましい事件に巻き込まれる。
誰が、何が原因だったのか。父親が寄り添わなかったことか
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.5

田舎の風景や商店街の様子、地域に根付いた銭湯など全体を通して情緒的な映像美が印象的でした。
表現として詩的な要素がありますが多くが語られるわけではなく視聴者が感じるままの感想を抱けるような作品でした。
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.8

忘れられない過去を持つ大人たちへ。
ある出来事をきっかけに過去の出来事を遡っていく物語。一つ一つの小さな章ごとにしっかりと繋がっていて見やすかった。
40代の方は懐かしいものが多く楽しいと思います。
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.5

まじで意味がわからなかった。
展開の予想がつかないと言う意味では右に出る作品はないと思う。
本当に理解ができないし無限に考察もできるんだと思う。でもなぜか面白かったと感じた気がするのでよし。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.8

哀しく残酷な母子映画。
軽い気持ちで見ると地獄を見ます。
何が原因で、誰が悪くてこうなってしまったのか。根本については描写がなかったので視聴者に考えさせたいのか、、?
誰も彼女らを止めることができなか
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

4.2

誰が悪かったのか?
残酷でどこか納得する小説映画。
明け方の若者たちのスピンオフ作品。
前作に登場したヒロイン側の視点で物語が進む。どうしてあぁなってしまったのか、あの時彼女は何を考えていたのか。前作
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

男なら好きであろう神作品。
全人類に見て欲しい。それ以外ありません。

そばかす(2022年製作の映画)

4.2

社会に生きづらさを感じるすべての人へ。
とてもわかりやすい映画でした。
主人公がいろんな人部と出会うことで葛藤していく姿を見ていて、価値観を改めさせられます。
生きづらさを感じる主人公の心情や考え方の
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青い(2019年製作の映画)

3.0

水のような青春映画。
映画全体を通して何を伝えたいのかがいまいちわかりませんでした。
セリフが少ない割にキャストの演技力はイマイチでセリフも少ない。
雰囲気を感じたいだけであれば問題ありません。ところ
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

5.0

雰囲気で見ると心折れます。
映画全体の構成の組み方も、作中のカラーも画角も全て好きでした。

東京という小さくて狭い都市で起こる哀しい出会いと別れが、登場人物の職種を通じてうまく表現されていたなと思い
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.5

新社会人を絶望に叩き落とせます。
ハッピーエンドではないと思ってます。
僕自身が今年一年目ということもあり、かなり共感する部分が大きかった印象です。
さらりと伏線が回収されあっという間にどん底へと落ち
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

驚異的な災害警告映画。
ゴジラの作品は色々なものを見ましたが、やはりこれが1番面白いと思います。
いざという時の日本の対応の遅さや、危機管理の低さに対しての揶揄もあれば、チームで動くことに対して称賛す
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街の上で(2019年製作の映画)

4.5

きっと下北に住みたくなります。
下北沢を舞台にして色々な人たちの人生が混ざり合わさっていく流れが斬新で面白かったです。
全体的にまとまりのないような雰囲気がありますが、それが終盤にかけてまとまっていく
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ソウ(2004年製作の映画)

3.8

暴力衝動への最強の処方箋。
約20年前の映画、そのえげつなさは衰えることなくここまで直接的な表現で人を不快にさせる才能については賞賛しかありません。
幸せな時とどん底な気分の時は見ないでください。暇つ
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.2

お隣さんと不仲になりたいあなたへ。
全く新しい感じのサイコホラー?でした。
自分の周りでも起こりうる可能性やなんとなくどこにでもいそうな登場人物達の印象がよりリアリティを上げています。
サイコホラー系
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

ジンギスカンを食べづらくなります。
映画全体を通してセリフが少なく、広大な風景やペットが映されています。
多くは語らない感じがどことなく不気味さや奇妙な雰囲気を醸し出していました。
異常とも思える現象
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

甘酸っぱい消化不良が起こせます。
今泉監督の「街の上で」がとても面白かったのでそのまま飛んで観ました。
僕の理解力が低いためか、監督の特色が強いのか、あまり内容が理解できないまま終わってしまいました。
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

魔法おじさん七変化。
ワンダヴィジョンを見なくてもいけるというふうに言われて行きましたが微妙にわからなかったです。
見てからの方が絶対面白いと言い切れる自信があります。
画面酔いしやすい方は気をつけて
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

イケメン俳優たちのサスペンス映画。
2人の掛け合いが笑えたり感動できたりと見応えありでお腹いっぱいになります。
原作読んでいなかったのですが、気になっていたので観ましたが、特にわからなくなる部分もなく
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

次元ミックスのサイコパス系映画。
映画として新しい手法だなと感じました。
漫画と実際が重なっていく奇妙さとフィクションだからこそできる面白い見せ方だなと思います。
主人公や深瀬くんの心情に引き込まれ、
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

哀しくて暗い映画を見たいあなたへ。
バットマンは新3部作のみ見ており、その後に上映されて有名だったジョーカーを、動画配信で見ました。
バットマンを知って、ジョーカーにヘイトを貯めてから見るのがオススメ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

特撮の価値を高めた新しいウルトラマン。
シン・ゴジラからかなりの期待を背負っての登場と思われるシン・ウルトラマン。
僕はあまりウルトラマンを知らないので、ただただ庵野さんの作るウルトラマンを見たかった
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

韓国メディアの可能性を感じました。初めて韓国の映画を見たけどとても面白かった。
クリーピーに似たような雰囲気を感じたけど、一つの家を乗っ取っていく過程は、ドキドキとワクワクが入り混じった感情で見守って
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

3回は見ましょう。
まだ僕自身も一回しか見ていませんが全くもって意味がわかりません。2回目は内容を照らし合わせるため、3回目はしっかりと映画を考察するために観ます。
撮影の仕方や映画の内容が斬新なので
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

男2人でクリスマスイブ上映開始日に見に行ったという戒めの記憶を残しておくためのレビューです。
0巻をそのまま映像化したという感じ。
特に真新しいことはなく、原作ファンは気になっていたであろう、夏油死亡
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.2

懐かしさと共にジュラシックパークを見納められる映画。
所々に今までの作品のオマージュのようなシーンが盛り込まれており、見ていて懐かしい気持ちになりました。映像はさらに綺麗になっており、より臨場感を楽し
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

映像作品としての完成度が高い。
OPやラストのたたみかけなどアニメーションへの熱量の大きさを感じました。
映像作品としてここまで鳥肌が立ったのは今年はこれだけだと思います。
スラムダンクを途中までしか
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