はっさくさんの映画レビュー・感想・評価

はっさく

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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

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「黄金を抱いて翔べ」を彷彿とさせるようなストーリーで躍動感とスピード感に胸が湧く。

主要な場面が地元で撮影されていたということもあって、興味本位で観賞したというところもある。
特殊詐欺をベースに展開
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(2023年製作の映画)

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映画館ではお初の北野映画でした。

 今まで幾度となく映画化されてきた「本能寺の変」を北野武の解釈で描いた新しい歴史映画。
戦国武将の有り様も代々語り継がれてきた逸話も記憶とともに塗り替えられたりして
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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バリー・コーガンが良い役してるんだわ
表情一つ変えずに淡々と怖いことを言い放つ様子がとても不気味でそれがこの映画の一番恐ろしい描写だと感じた
恐怖と制裁がじわじわと迫ってくる様子をBGMがさらに盛り立
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渇水(2023年製作の映画)

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人間のずる賢さや弱い部分を包み隠さずに表現している。自分がしていることは正しいことなのにそれが人の生死を左右させると感じた時、何が正しくて何が間違っているのかわからなくなる
正義と悪は紙一重ということ
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孤高のメス(2010年製作の映画)

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平成初期の医療現場が舞台のヒューマンドラマ
決して昔の話ではない、現代にも通ずるものがあった
オペ看の視点から描かれた僻地のオペ室の現状がリアルに表現されている
「動脈を傷つけたクーパーが、まるで違う
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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マルチバース(並行世界)という、誰もが一度はそんな世界があるんじゃないかって空想に耽ったことがある、多元宇宙論がテーマになっているんだけれど、なんかややこしくって今どの世界のいるんだ?、これは過去か未>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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音のない世界で生きる彼女はボクサー。
この映画は、決して他人ごとではなく、もがきながら今を生きる人たちにも共感してもらえると勝手に思っている。

ストイックにボクシングに打ち込むことで何かを押し殺して
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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終始前のめりで息継ぎの仕方を忘れてしまいそうになるくらい観入った。
これほどまでに狂気に満ちた映画は久しぶりに観た。
白石監督の作品はどれも、気力と体力を試される。
そして、とにかく好きなもの好きなこ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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最初の伏線もしっかり回収されて、きれいな終わり方だった。
ただ、結末が粗方読めてしまったので、少し物足りなかった。

湿地に身を置く彼女にとってそこで生息する、生育するすべてのものが味方であり、また自
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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この夏も熱くなる!

そう、やっぱり熱かった!
前回のフォールアウトが個人的にしっくりこなかったので、今回は期待していたのだけれど、期待以上のストーリーに満足
難しすぎず、単純すぎずといったストーリー
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ちひろさん(2023年製作の映画)

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あえて伏線のまんまで終わらせているシーンがいくつかあった
原作があるからあまり脚色できないのかな

今泉監督の作品を幾つか観たが、役者たちに演技や台詞回しを任せているような掛け合いのシーンが多い印象
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ミザリー(1990年製作の映画)

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キャシーベイツはタイタニックで演じてた気の良い貴婦人とは全く違ってトラウマになるくらいはまっていた。

スティーヴンキング原作の映画はどれもホラーとは違う言いようのない恐怖を覚える ミストとかITもそ
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サイドカーに犬(2007年製作の映画)

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自分の少年時代を思い出してまう時代背景が好きだ、パックマンのゲーム台あったなぁなんて
古いアパート、麦チョコ、缶のコーラ
古き良き時代

何の仕事をしているのかいまいちよくわからない破天荒な父親とそれ
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あん(2015年製作の映画)

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河瀬監督は役者の自然な台詞回しや表情、動作を引き出して、人の生と死を決してわざとらしくなく魅せる天才だ


こう、なんか悶々とした喉のつっかえを全部吐き出させてくれる
弱さを見せられる人、理解してくれ
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

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デヴィッドフィンチャーって、なんでこう面白い演出を思いつくんだろう

寒々しい冬のNYを舞台にしたハコモノ映画
非常事態に使うパニックルームで非常事態に陥いるという矛盾さを感じたが、トータルすると、ち
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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母親が幸せになるため?
子どもが幸せになるため?
無責任に産み落とされた命はいったい
どれだけ救われているのだろう
そんなことを問いかけてくる

誰かの幸せのために受け継がれていく命
母性とはなにか、
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怪物(2023年製作の映画)

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いや、このタッグ思いつかんかった!
楽しみしかない!

海街diary(2015年製作の映画)

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鎌倉の四季を通して描かれる四姉妹の日常
不自由を楽しみ、自然の流れに身を委ねる
小さなことで悩み傷つく、それでもまた
自分を信じて歩いていく
彼女たちを取り巻く人たちの温かさと人懐こさがより一層物語を
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街の上で(2019年製作の映画)

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男のだらなしなさが上手くリアルに描かれている
好きな子を目の前にして上手く立ち回ろうとするけど空回りして、カッコつけようとしてカッコ悪くなる、未練たらしい様も愛らしくなるほど共感できる

誰かの日常に
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

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3時間と久しぶりに長編の邦画
観よう観ようと思って何回も素通りした作品をやっと

岩井俊二監督の世界観は僕の中で今も謎めいている
カメラワークも独特でドキュメンタリーのように描写されている
花とアリス
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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俺たちのマーヴェリックが帰ってきた!

かっこいい!
それ以外何も言うことはない!ってくらい、キャストにカメラワークにストーリーに全てが想像を遥かに超えてきた
36年前のマーヴェリックは現在!

トム
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ゲーム(1997年製作の映画)

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あまりに壮大すぎるスケールの内容で話が進めば進むほど何も信じられなくなっていく
展開も全く読めず、最後までどうなるのかわからない面白さがあった
久しぶりに一気見できた

これ、90年代の映画だよね?
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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後悔先に立たずなんて言葉が似合わないくらい彼女はクレイジーだ
守るべきものがない彼女は今、無敵となった

大切なものの為ならこんなにもしぶとく根気強く、自分を曝け出せるのか
強かに淡々と進んでいく復讐
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万引き家族(2018年製作の映画)

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現代社会の闇を切り取った作品

寄せ集めの家族
都会の四季を通して描かれる家族のかたち
もしかしたら本当の家族以上に強い絆と信頼で結ばれているのかもしれない

上っ面でもいい、寂しさを埋めるように、何
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スターリングラード(2000年製作の映画)

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もうさ、エドハリスがかっこいいんだよね
それに尽きる映画だね
こんなに隙のない人っているのかね
緻密に作り込まれた役がそう感じさせるのか、自然と表出されてくるのか
対峙する相手ががジュードロウときたも
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オールド(2021年製作の映画)

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久しぶりのシャマラン作品
レンタルショップで、あっ、これ気になってたやつって思って迷わず手に取った
おもしろいストーリーだけど、展開が速すぎてついていくのが大変だった 
でも、ちゃんと伏線回収もあって
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マザーウォーター(2010年製作の映画)

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舞台は京都
ゆるりと流れる時間を味わう映画

キリッと寒い冬の朝、冷たい水
豆腐と醤油
銭湯とサイダー
野菜と天ぷら
グラタンにワイン
ウイスキーとタバコ

特別なことは何も起きない
でも、しっかりと
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

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基本、雨降りのシーンとか湿気た感じの演出が似合うリーアムニーソン
彼の作品の中でも上位に面白い作品だと思う

舞台が飛行機の中だけだから単純でわかりやすく、ちゃんとストーリーについていける
サスペンス
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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現代社会とゆう広大無辺なコミュニティに縛られ、自由に生きれない、我欲のためにずる賢くなる自分に嫌気がさすことなんて山ほどある

ちょっとしたことで落ち込んだり、取るに足らないことに悩み、そして少しの希
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

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"些細なこと"
それはときに人生を左右する
足をすくわれないように生きる人間のズルさ慢心が上手く描写されている

大胆且つ慎重に進むストーリーと
先の読めない展開、そしてアナログな時代背景に心が躍る
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

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ダニエル・クレイグのボンド作品で一番見応えがある
ずっと変わらない、またかと思っていても派手なカーアクションから銃撃戦は、息つく暇もないくらい観入ってしまう

スカイフォールではボンドの生い立ち、影や
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永い言い訳(2016年製作の映画)

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この監督の世界観やストーリー展開がとても好きで、なかでもこの作品はどこにでもあるような風景を敢えて切り取っているところに魅力がある

自分勝手な自分と重ね合わせたりして観入ってしまう
言ったっけ?聞い
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ミナリ(2020年製作の映画)

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家族とは何か、親子とは何か
男と女とは何か、いろんな視点でみることができる

移民の生き様と覚悟がひしひしと伝わってくる
祖国を愛しながらも生きるために選んだ道を悩み衝突しながら直向きに突き進む家族の
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インターステラー(2014年製作の映画)

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相変わらず壮大なテーマ
ノーラン作品としてはまだ理解しやすくておもしろい

愛する人を信じ、守ることを約束した親子の絆が作り出す時間軸を超えた家族の歴史

何が正解なのかわからない、葛藤や正義が混沌と
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ノマドランド(2020年製作の映画)

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幸せな思い出ほど色褪せないけど
いつまでも心の淵を掴んで放さない
哀しみがそれを上回ったとき、不思議と希望が湧く

自由ってほんとうはすごく窮屈
それをわかっているから、僕たちは隙間ができないように、
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滑走路(2020年製作の映画)

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あの時助けてくれた君を助けることができたら
自分が一番大切じゃなかったら
素直になれなかったあの頃に戻ってやり直せたら、ターニングポイントは違ったのかもしれない

自分のせいではないことを確かめるため
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