tofuさんの映画レビュー・感想・評価

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プリシラ(2023年製作の映画)

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目眩く可愛いソフィア・コッポラの世界に魅せられて、すべてのプリシラに感情移入。思えば年上の男性に「大人っぽい」と言われるのって何であんなに嬉しかったんだろう、中高生の頃は可愛いより何倍も威力があった気>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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累計10回以上鑑賞しているという姉の熱烈なススメによりTジョイ横浜でのノーマル上映とTOHOシネマズ川崎の舞台挨拶に参戦。原作よりあどけなさが増した聡美くんの「ついてこんとって!」がナチュラルで好き。>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

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藤代が好青年にしか見えないためひたすら非難される様子に終始違和感が付き纏う。原作はベストセラーだそうなので難しいというより引き算のしどころが微妙な名シーンハイライトだったんだと思うな…とりあえずみんな>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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シネマコンサート形式で鑑賞@国際フォーラム

哀れなるものたちを観た翌週だったので偶然エマ・ストーン続き💃🏻みんなどの台詞が一番印象的なのか気になるけど、私は"I'm gonna love you,
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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2024年映画初め。
哀れなる"もの"ってpeopleと勘違いしてたけどthingsなんだなと思った。可哀想なベラ〜と観察者(魚眼)だった観る側の目線もいつしか対等なものに変わり、タイトルのおかげで長
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

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家族って愛おしくてどうしようもない。この映画に登場する"家族"は誰だってみんなの幸せを願いたいけれど、個々の幸せは最適解とイコールにならないし、延々と続く渇いた風景、昨日と今日が入れ替わっても分からな>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

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蒔野と洋子が出逢う夜。"この人は私の考えや感じている事を分かってくれる"と感じる人に巡り会えたとき、大人になるとそれがとても有難い(なかなか無い)ことで、生きていく上で救いになるような気がする。すれ違>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

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恭一の部屋は妻知佳子好みの生活からの反動を感じさせることを意識されていたらしく、その対比からテリトリーを染められることは許容してもその始まりと同時に別の誰かへ好意が向いてしまう、という恋愛対象には最も>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

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ここ数日、起床時と残業中"愛の天使"がずっと脳内で流れて困ってます…

誰かの"〇〇じゃない?でしょ?"的な発言によって自分がまるで始めから悩んでいるように錯覚する様子は身に覚えがあり、良くも悪くも人
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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子どもたちの大いなる学びに大人が投資することって大事ですよね!とか変な方向で感動したりスカヨハ余りにも美しいので3Dプリントした人形欲しいとか思ったりした。宇宙人のポーズは即座に真似た。後日同じ映画を>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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Barbie The Albumトキメキ真空パックすぎる……このラインナップで是非フェス開催お願いします!中盤のグロリアの台詞には泣いた。自分が日々それを感じているというよりも、辛い毎日を送る人に対し>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

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脚本の妙…!想像の倍面白かった。
史上最も落ち着かない食事シーン🍔、トラボルタ兄さんの早期退場、ホンダポイされて何も言わないファビアン一番かわいい、が私的ハイライト。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

宮﨑駿監督ジブリ作品が大好きなので、靴を履く動作の細やかさや矢を射って弓返りするシーン、ジャムトーストの鮮やかな色使いなどなどをスクリーンで観られることが嬉しくて、ずっと夢を見てるみたいだった。年老い>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

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惜しげもなくタイムリープする真琴にむず痒い感情を抱きつつ、高校時代のあの頃に"やり直せたら"と思うようなことはあれくらいどうでもよくてささやかで、愛しい瞬間だったのかもしれない。真琴の頭をクシャッと撫>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

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怪物なんていなかった。
終盤にはそう思うけれど各人物に感情移入している間は常に誰かを恐ろしくも憎らしく感じてしまう。人はいつも誰かの一片しか見つめていないのよね…

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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じっくり本1冊を読み終えた時みたいな充足感がある。ルーブル以外の露伴シリーズでは西洋のオカルト話と日本の自然崇拝や古神道的なものにまつわる怪談は別々に描かれるけど、今回は物語の舞台と露伴ヒストリーとで>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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トップ・ガン連続鑑賞GW②
F-14は俺たちの相棒だったんだっつってね!連続で観るとキャストの繋がりが分かりやすくて良かったけど約40年越しに続編迎えたファンはコレ堪らんかったろうな。今までアクション
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トップガン(1986年製作の映画)

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トップ・ガン連続鑑賞GW①
若き日のトムがハンサムすぎたのでリアルタイムで観たら絶対ファン化して戸田奈津子さんに妬いてたわ。チャーリーとマーヴェリックの喧嘩でいつの間にか告白になるシーンが可愛くて好き
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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目黒シネマのサイコスリラー特集2本目で鑑賞。
ことごとく周りを出し抜くレクター博士コワカッコ良い。昔から一人称が"僕"や"私"の知的なおじさんが好みなのですがヤバさを捨て置いたアンソニー・ホプキンスの
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セブン(1995年製作の映画)

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目黒シネマのサイコスリラー特集で鑑賞。
ジョン・ドゥの部屋を訪れた辺りから怒りの山神を思い出した。李さん影響受けてるのかな。羊たちの沈黙を連続して観たけどレクター博士に比べ"サイコ"として彼を受け付け
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

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吉井ファンとして必見と思い観に行ったものの完全に玄人向けで圧倒されてしまった(途中少し寝ちゃってすみません)。終始アートなボウイワールドの洪水。色鮮やかで美しくて知的で妖艶さもあって。本当に違う星から>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

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恋人が好きな映画ということで気になり、Bunkamuraホール"BLADE RUNNER LIVE"にてシネマコンサート形式で鑑賞。カッコいい〜!幼少期SF好きの兄の後ろで有名作品は一通り観たのかなと>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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未公開キャスト含めめっちゃ良かったです…泣 シン・シリーズも3作目ということで、怒涛の前提情報提供(字幕なし)はもはや楽しみになってる。ゴジラ/ウルトラマンはとりあえず危険な未確認生物を打倒するってい>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

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耳すまの好きなところ
・使い込まれた施設みたいな黄色がかった色味の画
・"だめよ!私音痴だもん" "ちょうどいいじゃんか"
・どこの訛りでもない月島父

On Your Mark(1995年製作の映画)

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ほぼコレ目当てに調布へ直行。もうお目にかかれない宮崎作超SF(泣)と華やかなチャゲアスの歌声を目と耳で浴び、スクリーンで観るべき名作と思い知らされ感服。宮崎アニメの美少女は守りたいッ!と思わずにはいら>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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予告を観てミミズがタタリ神っぽい印象を受け気になったので鑑賞。タイトルバックかっこ良すぎでは!?見応えあって感動した。なんだかんだすずめとおばさん(黒猫憑依)の辛辣なやりとりが一番印象的で、色々あった>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

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毎度ベケット卿とノリントン(正装)が同じ人に見えて冒頭のシーン頭こんがらがるの私だけかな笑 ディヴィ・ジョーンズのタコ感どうやって出してるんだろう…メイキングとか観たい。金ロー3週連続シリーズ、いつも>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

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金ローにて再鑑賞。何回見ても展開わかってても楽しい!色褪せない。主要キャラ3人以外のキャラ作りも凝ってるところが好き。そういう点でハリーポッターと好きなとこが似てる!この時期にタイムリーに映画館行けた>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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ハマらず…!10代なら下ネタ好きで自己中で素直になれないのは当たり前なんだけど、もうずーっと観ててイライラした!泣 ただこうして好き勝手言い合ってすれ違うのには身に覚えがある…そこで悲しんだ反省がある>>続きを読む

ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)

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フィーバー現象のビー・ジーズしか知らない身としては60年代の活躍やディスコヘイトの話が新鮮で、SNFの制作背景をボリューミーに描いてくれていたのが嬉しかった。そこで名曲が際立っただけに「僕たちは音楽を>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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個人的にはタクシーって使う頻度が一番少ない公共交通なので乗るとウキウキするし、知らない人と無条件に話せる空間はワクワクする。ソレ×夜、知らない街 を体験できる映画で良いなと思った。地元が車社会なので帰>>続きを読む

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

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終盤のお手紙を教訓として抜粋。人間関係の中で言わないより言う→言うより言わない、の生き方を経て、心にもやもやが降り積もってしまう自分に刺さる言葉だった。ぶつかって傷付いて、新しい気持ちや自分を見つけて>>続きを読む

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

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庵野秀明展の鑑賞コーナーでも再鑑賞でも、これ自体への興味というよりこれを好きで観る人達が気になるみたいな人間観察的な見方をした

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

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「お母さんって呼んでいい?」っていう陽が可愛くて偉くて涙出た。周りに優しく、波風が立たないように振る舞うことを大人っていうのかもしれないけど、10代のうちは思い切り素直で生意気できる環境であってほしい>>続きを読む

Mr.Children 「GIFT for you」(2022年製作の映画)

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2023映画初め。

号泣。色々しんどい現状とかも相まって詞のひとつひとつに励まされる気持ちで涙無しに観られなかった。Mr.Childrenからファンへ。ファンからMr.Childrenへ。あたたかく
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

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身体が強張る映画体験久しぶりだったわ…フローレンスピューの表情で怖さ2倍増し〜テーマはちょっと懐かしさを感じたけどハラハラできて楽しかったな

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