ヨッシーさんの映画レビュー・感想・評価

ヨッシー

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キサラギ(2007年製作の映画)

4.7

ラストの蛇足感が否めないけど、そこを除けば個人的にワンシュチュエーションの映画では一番楽しめた作品です。
カメラを止めるなとか伏線がどんどん回収される系が好きな方はハマると思う。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

終始、山盛の親分がウザ過ぎて早く殺されれないかとずっと願っていたが結局死なず。
恐怖とユーモアと哀愁が入り混じった、タイトルに偽りなしの名作だと思う。

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

4.8

チェスを通し教育の難しさ、子供の精神的な成長を描いた名作。
自分も最近まで子供に勉強やスポーツを教える立場だったから、ジョシュの両親やコーチそれぞれの葛藤や想いがよくわかり感情移入してしまい、久しぶり
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リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

3.8

自分はあまりミュージカル映画は好みではない。
でも人だけじゃなく植物まで歌い出したり、イかれた歯科医が出てきたり、なんでもありのいい意味でB級映画全開なのがほっこりした。
深夜の変なテンションで観たの
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.0

60年近く前の映画だが、今働いている人々にも共感される普遍的なテーマをオシャレなラブコメディに仕上げてある。
誰だって出世はしたいけど、地位が全てじゃないだろと教えてくれる作品。

神様メール(2015年製作の映画)

4.6

久々にフランス映画で心を奪われた気がする。
余命宣告ものはたくさんあるけどコメディとシリアスのバランスが絶妙で登場人物全員魅力的な作品は中々ない。
鑑賞中終わらないでくれ!と心の中で叫んでいたくらい世
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.7

ハリーポッターシリーズの外伝?
動物好きの自分としては主人公のスキャマンダーにとても惹かれた。
物語の構造が良くも悪くもテンプレ気味な為、ラストの演出までは流れが読めてしまったのが少し残念だったけど次
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.3

今更言うまでもない、邦画スポーツムービーの代表作。
主人公はペコだか、幼馴染のスマイル、ライバルのチャイナ、ドラゴンそれぞれが主人公にも負けないくらい魅力的。
4人とも性格はバラバラだけど、どのキャラ
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青の炎(2003年製作の映画)

4.6

殺人の是非を加害者である高校生の少年視点から事件の発端から描いた作品。

純粋な人ほど、自分にとって大切な人を守るためなら自らの手を汚してしまうことを躊躇わない。

舞台が江ノ島なのは少年犯罪を題材に
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.2

所謂セカチュー的なお涙頂戴のラブストーリーかと思って観たけどどちらかといえば人との繋がり、絆、友情をテーマにしたヒューマンドラマといった感じ。
自分に残された時間が僅かだと知りながらも周りの残された人
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セブン(1995年製作の映画)

4.3

自分が生まれた年の作品とは思えない。
そう感じてしまうのは、モーガンフリーマンが今と容姿が変わらないからではない笑
後味は確かに悪いし、犯人は狂人だけど、この物語全てに説得力があるからなのか?
最近日
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ソラニン(2010年製作の映画)

4.2

何事もいつかは別れや終わりがやって来る。
それは大切な人との別れかもしれないし、慣れ親しんんだ環境の崩壊かもしれない。
そんな時に僕らはどうしたらいいのか。
ソラニンは過去を大切にしながらも前へ進む大
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.1

原作が好きなだけにつまらなかったらどうしようと思いながら鑑賞した記憶が強い。賛否両論あるがフィッツジェラルドの描いた世界観を映像に落としこんでいたと思うと同時に男って本当に未練がましい生き物なんだなっ>>続きを読む

東京少年(2007年製作の映画)

3.0

設定は面白いけどその設定に縛られたせいで消化不良な仕上がりになっていると個人的に思った。

エール!(2014年製作の映画)

4.7

家族が自分以外聾唖者だったら、果たして夢のために離れることができるか。
それも自分の夢は聾唖者にとってなかなか理解されにくい。
軽い気持ちで語れない内容ながら、登場人物達の魅力的な台詞の応酬もあって最
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.6

世の中の大半の子供達は親の期待に応えようと奮闘する。
自分の気持ちを押し殺してでも親の期待に答えなければ自分は生きていけないことを無意識のうちにわかっているから。
親がするべきことは自分の経験や価値観
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

4.0

今まで積み上げてきた伝統だったり習慣を壊すのは自分の今までを否定するみたいで怖い。
でも、その恐怖を乗り越えた先にきっと自分の知らなかった幸せの形が見つかる。
それを教えてくれた作品

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.5

一見自分には向いていないと思ったことの中に自己実現のチャンスが眠っていることを教えてくれた作品です。