思わず目をつぶってしまった最初のシーン。目をつぶった瞬間から、夢を見ていたのだろうか。
家族で映画を観に行ったシーンの楽しげな様子とラストの寂寥感のあるストップモーションが印象に残る。大人に判ってもらえなかったおかげで、こんなによい映画ができたとも言えるのかな。
このレビューはネタバレを含みます
寂しい男の片想い。サムはサムなりに実らせ、幸せを感じているのだろう。それをカメラを通して同情の目で観ている私は、結局は拷問者の傍らに立つ傍観者?
見終わって、いろんな感情が割り切れないで混じりあう。カッコ、カッコの叫びとともに…。