ともzowさんの映画レビュー・感想・評価

ともzow

ともzow

映画(25)
ドラマ(0)
アニメ(0)

空白(2021年製作の映画)

4.3

怖い。ひとつ違えば誰もがどの立場にもなりうる。そしてそれがどんな人に起こるのかによって結果は異なるだろう。誰の言うことにも聞く耳を持たない頑なな人間の心を動かすのは北風ではなく太陽なのだ。片岡京子さん>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.0

観終わってなるほど。それぞれの楽しいはずのバカンスは全くの予想外の結果になる。本当に恐ろしいのはその場所ではなく人間のある意味【成し遂げる】その事自体。物語には伏線が敷かれていたがこの結末は想像できな>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

音にのみ反応し殺戮する、どこから来たのか分からない生物が変えてしまった世界。そこで音を立てない様にし生きる家族の闘いを描く。入り込んで観ていると、劇中の少しの音に驚くほど驚く自分がいる。希望の見えない>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.3

全編にわたってラテンミュージックが流れシェフの作るキューバサンドはとても美味しそう。どこか憎めない太っちょ中年、仕事を愛する一流料理人の人生においての成長物語。観ている間も観た後もちょっとハッピーにな>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.8

自由を求めながらも囲われ追い詰められていくローズと貧しくも自由を愛するジャックのラブストーリーであり史実に基づいた作品。タイタニック沈没、そこへ向かう様々な要因、海難事故の恐ろしさと主人公を演じるディ>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.7

始まってすぐ、一瞬でこの世界観に引き摺り込まれた。凄い!これが約7年かけてほぼ1人で制作したという作品なのか…驚きと共にあちこちに散りばめられたユーモアと想像力を掻き立てるグロさ、キャラクターの何とも>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

孤独な青年、山本が見つけた居場所はヤクザの世界。自分を見つけ出し育ててくれたオヤジとその世界の栄枯盛衰を描いた作品。決してその世界を美化したくはないが笑いも涙もあり2時間超を長いとは感じさせない主演、>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

観ていて少し苦しく感じた。韓国の格差社会をシリアスにもコミカルにも描いているが、半地下に住む貧しい人々の心の底に巣食うものがみえる様で。結末はそうなるであろうと想像できたしラスト主人公の願いは叶うこと>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.3

誰にも打ち明けられない秘密を抱え心を閉ざしている少年コールと多くの子供達を救ってきた精神科医マルコム。心を通わせマルコムはコールの秘密を知り寄り添うが…観終わってすぐ観返したくなる作品。子役のハーレイ>>続きを読む

天外者(2020年製作の映画)

4.2

骨太な作品。ひたすら日本の為、大阪経済発展の為に尽力するが人々にはなかなか理解されない。時代の大きな転換機で五代さんに見えていた未来の景色は人々には見えづらかったのだろう。しかし偉業は後の世になって証>>続きを読む

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.2

どっぷり入り込んで鑑賞したい作品。これ以降数々のオカルト映画があり素晴らしい作品も多いが、エクソシストでしか感じられないなんとも言えない雰囲気がある。CG技術のない時代の映画。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.3

第二次世界大戦下の悲惨なユダヤ人迫害を背景にユーモアを交えた心温まるユダヤ人家族の物語。この映画のラストを観た後は時間が止まり暫く身動きがとれなくなること必至。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.2

シリーズは4部作。もしもおもちゃ達に感情があったら…面白くて可愛くて時に切ない個性的なおもちゃ達が繰り広げるストーリー。4部作全て楽しめる作品。

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.3

不思議な癒しの力を持つ死刑囚とそのことに気付き葛藤する看守達。彼が何故死刑囚として投獄されたのか、癒しの力は彼が望むものだったのか、その力は彼に何を与えたのか…悲しくも感動の作品。

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

4.3

人間になりたいアンドロイド、アンドリューの200年の物語。とても切なく人間とは何か、を考えさせられる作品。間違いなくアンドリュー役の名優ロビン・ウィリアムズの代表作のひとつ。

メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.0

ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズ主演のSFコメディ。MIBの3部作、どれも楽しい作品になっているがまさにホップ・ステップ・ジャンプで3は感動の作品となっている。

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

4.5

殺人鬼チャールズ・レイが人形に魂を移しその人形、チャッキーがクリスマスのプレゼントとしてアンディ少年の元へ。CGでは決して出せないチャッキーの動きこそが恐怖。クリスマスに観たくなる名作。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

恐怖。本当に怖いのはオバケでもゾンビでもなくねじ曲がった人間だと思い知る。ただの人種差別がテーマではない寒気のする作品。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.0

こんな事が本当にあったらとても幸せだと思えるストーリー。何度でも生まれ変わって最愛の人の元へ…心が温まる作品。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

まだまだ性的マイノリティには厳しい時代、ゲイのカップルが育児放棄されたダウン症の男の子を保護し愛情を持って育てようとする。しかし世間はそれを許さなかった結果…とても悲しい実話を元にした作品。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.3

事故により身体が不自由になった富豪と周りの人達とは違い、腫れ物に触る様なことなく接する黒人ヘルパーが育む友情を描いた作品。コメディでもあるが心温まる実話を元にしたストーリー。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.3

どんな過酷な状況でも希望を持ち続け、決して人生を諦めないことにより未来を取り戻す姿に胸が熱くなる作品。主人公とモーガン・フリーマン演じるレッドとの友情も小気味良い。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.2

とても悲しくしかしその悲しみが1人の少女を救う。性的マイノリティの生きにくさ、少女と暮らすうちに芽生える感情を草彅君が見事に演じている。この映画の雰囲気は草彅君だからこそ出せたのではないかと感じる作品>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

果たしてジョーカーが本当に悪なのかを考えさせられる作品。これまでのバッドマンシリーズのジョーカーとは異なる人間ジョーカーをホアキン・フェニックスが怪演。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

クイーンの素晴らしい音楽がどんな風に誕生したのか、そしてまだ理解されていない時代の性的マイノリティであるフレディの苦悩と愛が描かれている伝記映画。