原口病さんの映画レビュー・感想・評価

原口病

原口病

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

2.5

"消費"を拡大解釈するならこの映画自体がラックスへの「皮肉」。日本で考えたら男子の方が数が多く、圧倒的に理由がわかってないんだよなと思ったり。

トリップは何の病気なんだろ

浮き雲(1996年製作の映画)

2.5

かわいい

もう4杯目ですよ>人生は1度目よ
これ好き

北欧行きたい

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

結局幸せとは、「幸せに対してどこまで敏感でいられるか」なのだと思う。

良くも悪くも平山の姿は外から見る"日本人"そのもの。
この手のを過剰に礼賛したくないが、自分と世界の鈍感さに辟易していることを思
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田園に死す(1974年製作の映画)

3.2

人が過去を美化するのは後悔があると思いたくないかららしい。ならば後悔があると思いたい人は過去を醜化するだろう。
そもそも過去や歴史をフラットに振り返れる人なんているのだろうか。フラットってなんだろう。
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華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

2.0

男と女の身勝手さ、しかしほとんどを手に入れた男だけは没落していく
フィッツジェラルド短編集などを読んだが1番胸糞だったので好みじゃないが、20年代と失われた世代を感じるには良い演出かも

「近づけない
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(2023年製作の映画)

3.2

人間って利己的だよねって改めて思えてよかった。
ただこうゆうのやるならやっぱりヤクザの方が時代感的にも映える気がするし、利己的な中の情を感じれる登場人物が1人いる方が入り込める気がした。

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

いい人っていい人じゃないと思います。
いい人って当たり前にいい人なんじゃなくて努力してるんですよ。人の悪口言わない努力、気遣う努力。なのに自分勝手な人の方が魅力があるとか、おかしいです。いい人ナメんな
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

2.1

人は誠実さを好むがそれが善だとは限らなくて、でも善い感情ではある。

モテキ(2011年製作の映画)

2.5

メインカルチャーとサブカルの境目がしっかりあったこれくらいの時期が好きだった

邪慾とプライドがまじった人間クサイ幸雄が、トキワ荘や四畳半フォーク、花沢健吾や古谷実のようなルサンチマンオタクにとっては
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.0

メチャクチャだしわからないことがこんなに面白いなんて
社会が要らないと決めつけても、それが必要な人が必ずいるよ

ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.0

繋がれないことは、いないということか
君がいないことは、君がいることだな

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

2回目
軽快なセリフ回しカット数アングルワクワク
どうやら複雑な主題を考えるよりもシンプルなな物語をあれこれ深読みするのが好きみたいだ

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

2.7

いつも思うのは自分と向き合うことの大切さ。
呑み込むことは無意識からの「このままここにいたい」と「ここから逃げ出したい」という矛盾した欲望だろう。

自分と向き合うことは、「今、私は自分と向き合えてい
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.0

忘れることは簡単。後から正義を語るのも簡単。自分を捨てることも簡単。

母性(2022年製作の映画)

1.7

アドラーのいう褒賞の弊害。
親に褒められることは、自己肯定感を上げる一方自らで考えることを放棄しそれを得るためにしか行動出来なくなる。

(不)完全人間(2013年製作の映画)

2.8

最後の妄想、弟の幸せ、醜い感情

ニーバーの祈り
神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別す
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アンナの出会い(1978年製作の映画)

3.7

孤独には種類がある。
積極的孤独ソリテュードと消極的孤独ロンリネスに加えて無気力的孤独があるのではないか。
社会から疎外されつつも、自分を保つために必要な孤独であるため鬱々としづらい。しかしその分、自
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

3.5

愛してくれる人がいても自分が無ければ意味はない。
お金があっても自分が無ければ意味がない。
絶望と退屈に基づいた自分は自分とは呼べない。
絶望を抱えてるのなら希望も持っているはずなんだ。

理解が到底
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