長い。登場人物が多い。セリフが多い。時系列が羅生門的。一回観ただけでは消化しにくいです。 トルーマン役が意外!
真相が原作と異なる。映像向けに改変したおかげでメグレの被害者に対する寄り添い度がやや希薄になってしまった。
実際のこの事件は知らなかった。CIAも軍OBなど傭兵を雇っているのね。
同時期公開の「ゴッドファーザー」に出ていたソロッツォやネリが登場します。どちらもスティーヴ・マックィーンにボコボコにされますが。
スターシップトゥルーパーズとマトリックスの雰囲気を持つロールプレイング映画。
ツカミでテイラー・スウィフトが、締めでロバート・デ・ニーロが登場。ウィル・スミスに平手打ちされたクリス・ロックが少しハラ立つ役で出ている。人種差別と優生思想に立ち向かう3人の主人公達に共感。
映像はリアル。後半は駆け足で「名場面集」的。キャストでは村本の山崎烝がユニーク。あと七里研之助の扱いが新鮮。岡田准一の土方はいかにも喧嘩師っぽくてハマりすぎ。
原作へのリスペクトを強く感じる。登場する敵役連中が最強で、名前を聞いただけでもビビる。あと随所に出てくる小ネタが楽しい。
土台となるボンドの設定をかなり崩してしまったので、次回作を矛盾なく作るのはさぞかし大変なことだろう。