tsubakiさんの映画レビュー・感想・評価

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整形水(2020年製作の映画)

2.9

怪談レストランとか好きな人は好きだと思う、これに尽きる。ラストちょっと面白かったw

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

「あれなんだっけこの日」
よくよく思い返すと、昔付き合ってた人の誕生日だった事がある。寄りを戻したい訳じゃなく、連絡をとりたい訳じゃなく、ただ昔の記憶が思い出される事がある。
特定しないような描き方で
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.1

ここ数年の本屋大賞で1番読む手が止まらなかった。そして1番長く心に残っている。

"彼らは正しいのだと思う。でもそんなものは、私を少しも救ってくれなかった"というフレーズ これが私的にこの話の全てなの
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.2

「すいませーーーん!!!」って言って市営バスとめて乗せられたらちょっと恥ずかしくて無理になるかもしれんなと思った

伊坂幸太郎は仙台を舞台に人生の交錯していく様を細やかに追っていくのが魅力の作家なので
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.1

原作もそうだけど道徳的な視点が強くて入り込みづらかった。

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

人との接触で広がる病を前に目に見えない疫病が見えていなかった他者を可視化し始めた。本来そこにあるもの、見えないだけで自分の中にあったものが病を退治したりする。
「獣の乳を飲むと獣になると言われている」
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.1

同じ患者同士は1.8m以内に近寄っていけない、キスもハグも出来ない病気の2人が惹かれていき…という話。
触れたいけど触れてはいけない葛藤の中のコールスプラウス、眼福です。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.2

耳に残る曲が多いわけじゃないんだけど歌詞が良くて題材が新しくて考えさせられる。
ストーリーはコナーがとことん消費させられてた感じが否めない。あと長い。自分がコナーだったら自分が死んだ後謎のキャラクター
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(2020年製作の映画)

3.6

名曲を映画に落とし込むって軽い感じがして食わず嫌いしてましたが、良かった。
最近流行りの心の声が流れているタイプの映画じゃなくてじっと見入ってしまった。
いて欲しいタイミングと場所にそこにいてくれる人
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

-

作画が綺麗だしこのキャラをここで?!的収益性への執着の無さが凄い。原作買っちゃいました

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.4

久しぶりに再観。ベンジャミンバトン、設定が本当に面白いし老人ホームでのある程度達観した雰囲気、ベンジャミンを受け入れたあの空気感が時々観たくなる原因かもしれないと思った。

人間未成熟のうちからやりた
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

最近ハロプロにハマった人間として気になっていたものの観れずNetflix配信で。最近配信って早いですね。夢羽ちゃん、あややに似てるし同じくらい1人でなんでも出来ちゃうアイドルだよなとしみじみ。
ただの
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

歌と映像は凄いの一言。後半の脚本は予定調和で流石にご都合主義じゃない?と思ってしまう。ネットで顔晒せは正直あり得ないと思ったし、「ここ知ってるかも」で特定出来たのも不自然。高知と川崎じゃ予告の「50億>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

2.9

森見登美彦がいける人といけない人で映画を楽しめるか決まるなという感じ。神谷浩史が相変わらずいい声で花澤香菜の歌が聞ける映画

八甲田山(1977年製作の映画)

4.7

原作が好きでどうしても映画館で観たかった作品。19日まで丸の内TOEIで上映されています。

同条件で発生する究極状態の雪山人間ドラマが面白い。169分と長く、また雪山での描写が続きますがリアルな描写
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

やっと観ました。本当に都内の映画館はなんで自粛対象だったのでしょう。喋らないしクラスターも出てないけどもね、というのは置いておいて。

これまで碇ゲンドウ、マジで謎と憤慨してたけど本作でぞっとするほど
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

久しぶりに見返してもラストが切なくて泣ける。ブー可愛い、追いかけっこ要素っていつ見てもハラハラして面白い。

青の炎(2003年製作の映画)

3.7

当時20歳のニノも17歳の松浦亜弥も、喋り方が少年少女のままでよかった。
なんというか他者を意識していない感じ、本人だけが自分はいっぱしの大人だと思っているような、剥き出しで話しているような、無色さ、
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

2.3

のんと林遣都はすごく役が合っていた。反対にストーリーはかなり間延びした感じがする。コロナ禍での撮影で予定通りでは無かったのかなと邪推。思わずロケ地調べるほど、コロッケが美味しそう。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

心に重くのしかかるものがある。
小気味良い乗っ取り詐欺師一家の話では終わらない。普段何気なく過ごしている中で気にも止めていない、まさかとも思わない事がこんなにも恐ろしい。もう、点滅する光が怖くて堪らな
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.6

何故か「なるほどな…」と思わせられる演技がすごく好き。昼は銭湯、夜は殺し屋の場所貸しってありえないんだけど「まぁ掃除が楽だからな」と言われるとまぁたしかに…と思っちゃう。
グロさがなくてなんかやばそう
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

2.8

フジファブリックの長尺のPVだと思えば高評価。後半13分が好き。やっぱり東京の景色すきだなと思わせるラストシーンだった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

小説が好きで、これは映像化に期待大だった。小説では重きを置いていなかった衣装の対比、赤いスカートのシチュエーションの対比が好きでした。

「私は経済的にも精神的にも自立して、いつでも別れられる女でいた
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

初めて会った気がしなくて、色んなことをこの人の言葉で聞きたくて、話してたら何か似ていて、あっという間に時間が過ぎて…ってこのコロナ禍20時閉店の今出来っこない恋愛に、羨ましい気持ち。

"付き合う前の
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.2

オンライン試写会にて。
背景が美しいが、綺麗にまとまっている分感情移入しにくい。ティーンがクリスマスデートで観たりするには最適かもしれない。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

2.2

どうしようもない男がどうしようもないなりに頑張って、女は現実を生きて、というストーリーに若干胸焼けしてくる。評価に男女差ありそう。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.7

ダンスの上手い人を美しいと感じ憧れるのは、心と身体が一致しているように見えるからだと感じた。
劇中歌の渋谷慶一郎 Midnight Swanがとても良い曲です。

犬猿(2017年製作の映画)

2.9

同性の兄弟、刑務所、のワードから「手紙」をイメージして見始めたら全然違った。想像の5倍コメディ。
好きな人をそれとなく誘うニッチェの江上敬子さんの演技が好き。ラストシーンがまとめきらずに熱くて好き。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

2.9

田舎の老人と東京の人間の関係ってまさにこんな感じ。100万ってそんな簡単に貯まる…?!

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.4

十和子のクズっぷり。十和子はきっと愛とか恋とかは自分にとって完璧で綺麗な面しか認めることが出来なかった。
それ以外の面があることを知ろうとしなかったし、知らなかった。
ラストシーンは号泣必至。

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

3.3

自分が弱っているときに育ててるトマトに水をあげ続けてくれるような人がパートナーとして居てくれたらそれは幸せだよね。

怒り(2016年製作の映画)

3.9

「信じる」とは何かを考えさせられる。
信じられない、信じることができないとは理解出来ないということ。理解できないのは自分目線を捨てきれないから。見たものを自分の理屈に当て嵌めているだけだから変に映る。
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.7

なんか愛おしい宮本、この気持ちが恋か!

ひたむきでなにか憎めない男、宮本が好きだ。音楽が流れるタイミングが良すぎて心臓がばくばくします。
大音量で見るのが正解。映画館でリバイバル希望です。

星の子(2020年製作の映画)

3.0

「でもその水高いんでしょ?」「普通のよりは高いけどうちでは普通だから」
自分の信じている当たり前は当たり前じゃないと気付いていく姿と、対照的に信じられないものを当然のように排除する姿が丁寧に描かれてい
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

2.0

原作も、ドラマCDも好きで映像化楽しみで見に行ったけど、微妙。

同性愛だから嫌とかでなく、この原作はもっと恋愛の本質を抉ってる話だと思ってただけに、ただうまくいかない恋愛を、美しい描写とエロい話にま
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劇場(2020年製作の映画)

4.1

それでもいいと思えていた恋と進んでいく時間と自我と劣等感と才能と気遣いとすれ違いと。突き放すのも優しさ。あのラストシーン、原作でどう書いているのか気になる。